はみだしっ子たちの朗読会3 かんたんレポート

■日時 2004年 4月28日(水) 19時OPEN 19時半START
■場所 高円寺 無力無善寺
■料金 1000円+ドリンクオーダー

■一部 みんなの時間
■二部 はみだしゲスト 中園直樹




■一部 みんなの時間 出演

松本暁、クロラ、無善法師、ぽげ、楠木菊花、つとむ、たけし、
高坂アキラ、あんず風味、ましゅう、Kanaco、ミキ、激辛正統派







楠木菊花




たけし




ミキ

「人間の尊厳

街で人間観察をする 昨今、特に女の子を専門。
で、俺の瞳にピーターパンの面影はない 訳で、駅で、
スタイルがいいということは野生だろうと思う。
俺の理性をつっつく、
つまり俺はレイプをするということを我慢する
感受性が強ければ強いほど、その代償は大きい
だが俺は常に世界に対して受身のドS

酔った父が母を犯すことをみて育った
父のようにはなるまいと三十まで〜
俺のつきあう女の子は性的な虐待や悪い過去を持っている子が多い
俺は心臓のなかに父を閉じ込め、脳味噌で生きた
俺なりにネクタイを締め、あの狂った腰フリ人形を閉じ込めたのだ
神などいないし、目がイッちまってる
つまり俺は多くの時間に、
めくるめく自慰の世界のなかで
人間の尊厳を鍛えるしかなかった
人間の想像力と、 人間の現実の、 ギャップは、激しい。

ティッシュにくるまれたものをジッと見つめ
まだ夢や愛や希望が欲しいと俺は言った
いうしかない、
涙を流しながらこすりまくるのだ、 人である為に。



■はみだしゲスト 中園直樹



「ピエロでいこう」 

どうしてピエロはいつも人を笑わせるか知っているかい。
ピエロはね、とっても悲しいことがあったから、ほかの人には笑顔でいてもらいたいんだよ。
泣いている人には笑ってもらいたいんだ。
だからいつも間の抜けたようなことをして人を笑わせるんだよ。
だから他の人が悲しい時に、力になってあげたくていつも笑顔なんだよ。
ピエロはね、いつも笑顔のしたで涙を流しているんだよ。
でもいつも人を笑わせようとがんばっているんだよ。
人の笑顔をみるとピエロも少しだけ楽しくなれるんだ。
深い苦しみや悲しみを経験した人は、とても優しくなれるんだ。
でもね、強くはなれないんだ。
心が疲れきっているから、ほんの少しのことにもたえられなくなっているんだ。
いつも自分が壊れそうだから、
それがどんなにつらいか分かっているから
人に優しくできるんだ。
だからピエロで行こう。
僕はピエロで行こう。



中園直樹くんのホームページ 詩と小説の小箱 

中園直樹くん、高坂アキラくんが所属している 詩人会議


京都から見に来てくれたあまぐもくんが参加後に出してくれたメールを
そのままレポートに使わせていただけるように許可をもらいました。
レポート用に文を少し直そうかとも話したのですが、
ありのままの臨場感を出すためにそのまま転載します。



こんばんは。返信が随分と遅くなってしまいました・・ごめんなさい。
また、先日は一言の自己紹介もなく退出してしまいまして、重ねておわびを申し上げます。

いやあ、不思議な場所でした。
もっと言ってみれば、その中の空間も、その中のものも、不思議な感じでした。
そして、不思議な赤と青の照明を背にして、不思議な人が不思議なことばを読み上げていました。
正直なことを言いますと、生意気なんですが、僕はあの場所を好きになりました。

ミキさん、本当にごめんなさい。僕は、もっと考えてから行動するべきでした。
世間知らずで、、未成年で。
自分があそこまで子供っぽく、喋れなくなるとは思っていませんでした・・
ともかく、もう申し訳ない気持ちでいっぱいです。
どうか、二年待ってください。その時、きっと参りますから。

朗読会の感想を、少し。ただ、無力無善寺に至るまでのことも少し、絡めます。
朗読会の会場で味わった気分は、少なくとも旅の影響を受けていることでしょうから。

僕が何故、あの場所を好きになったのかと言いますと、
それはやはり、一堂に会したはみだしっ子たちのおかげなのです。
なんか良く分からんのだけど、ちゃんと声に出してる。
また、彼らの声を聴いている時、時折僕は別のことをも考えました。
ここまでどうやって来たんだっけ、帰りはどうするんやったっけ、朝食は、チェックアウトは、僕の人生は? 遅刻しそうになって、道案内を頼もうと入ったコンビニ、そこで親切にしてくれた店員の方々。
僕に話しかけてくださった方々・・ そして拍手がおこり、僕もつられて拍手をしました。
もちろんの如く、その時の僕の頭の中には、ふたつの流れがありました。

あはは、、まあつまり、この会は僕の心に大きな影響を与えてくれたんです。
具体的には言い表せないのですが、僕は少なくとも何かを得ました、自分の中から。
ミキさんの考えられる、この会の楽しみ方、役立て方とは少し違うのでしょうけれど、
少なくとも僕は、きっちりと、楽しんだつもりです。
本当に本当に、素晴らしかったです。
二年後、少し僕が大人になった時は、またどうかよろしく!
そしてもう一度、突然にお邪魔して本当に申し訳ありませんでした。










■写真 美紀
■協力 高円寺 無力無善寺
■詩や朗読の情報サイト ポエカ 
■詩や朗読のフリーペーパー ポエトリーカレンダートウキョウ

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