ロシアなひととき > ロシアの童話 > どうやってバーバ・ヤガーは去ったのか

今日の童話

読み

単語の説明

意訳です

КАК  ПРОПАЛА  БАБА-ЯГА

カーク プラパーラ バーバ−ヤガー

男の子は、塔に忍び込みました。    Жила-была  Баба-Яга.  Злющая.
Жила  она  в  высокой  башне.
     Пуще  всего  не  любила  она
маленьких  детей.  Увидят  её  дети
и  ну  плакать,  а  она  их  ---  цап-царап!
---  и  съест.  Не  терпела  Баба-Яга
детского  плача.
     Вот  однажды  пришёл  к  башне
маленький  мальчик.  Был  он  весь
кругленький,  точно  апельсин.  И
щёки  у  него  были  красные,  как
два  королька.
     Видит  мальчик:  в  окошке  Баба-Яга  сидит,  а  около  неё  кот
вертится.  Недолго  думая,  влез  мальчик  на  башню.  Посмотрел  он
на  Бабу-Ягу.  Увидел,  что  у  неё  на  конце  носа  волосок  завивается,
да  как  начнёт  смеяться,  так  что  даже  на  пол  от  смеха  сваливается.
И  катается  по  полу,  смеётся  и  катается.
     Хочет  Баба-Яга  схватить  его, おまえがバーバ・ヤガーなもんか?
а  мальчик  у  неё  изпод  рук
катится,  как  апельсин.
     Она  за  ним,  а  он  смеётся  ---
и  дальше.
     Она  за  ним,  ---  а  он  ещё  дальше.
     А  за  ними,  за  обоими,  кот
вприпрыжку...
大きな緑の鳥に乗って、飛び去ってしまいました。      Ловила  Баба-Яга  мальчика,  ловила,  да  и
сама  давай  смеяться.  Насмеявшись  вдоволь,
встал  мальчик,  подошёл  к  Бабе-Яге  и  говорит:
     ---  Какая  ты  Баба-Яга?..  Смеёшься!  Я  тебя
не  боюсь!  ---  Сунул  руки  в  карман  и  пошёл.
---  Нет  никакой  Бабы-Яги!
     Перестали  с  тех  пор  дети  бояться  Бабы-Яги.
     Что  это  за  Баба-Яга  ---  смешная?  Заросли
дорожки  к  той  башне.  Сама  башня  пропала,
а  Баба-Яга  большой  зелёной  птицей  улетела
за  тридевять  морей  в  тридесятое  царство.

上へ

読み

 ジーラ ブィラ バーバ−ヤガー. ズリューシャヤ.
ジーラ アナー ヴ ヴィソーカイ バーシニェ.
 プーシェ フシェヴォー ニェ リュビーラ アナー
マーリンキフ ジェチェイ. ウヴィージャット イェヨー ジェーチ
イ ヌ プラーカチ, ア アナー イフ --- ツァプ−ツァラップ!
--- イ スイェスト. ニェ チェルピェーラ バーバ−ヤガー
ジェーツカヴァ プラーチャ.
 ヴォット アドナージドゥィ プリショール ク バーシニェ
マーリンキィ マーリチク. ブィル オン ヴェーシ
クルーグリンキィ, トーチナ アピリシン. イ
ショーキ ウ ニェヴォー ブィリ クラースヌィエ, カーク
ドゥヴァ カラリカー.
 ヴィージット マーリチク: ヴ アコーシケ バーバ−ヤガー シジート, ア オーカラ ニェヨー コート
ヴェールチッツァ. ニェドールガ ドゥーマヤ, ヴリェース マーリチク ナ バーシニュ. パスマトリェール オン
ナ バーブウ−ヤグウ. ウヴィージェル, シトー ウ ニェヨー ナ カンツェー ノーサ ヴァラソーク ザヴィヴァーイェッツァ,
ダー カーク ナチニョート スミヤーッツァ, ターク シトー ダージェ ナー パル オト スミェーハ スヴァーリヴァイェッツァ.
イ カターイェッツァ ポー パルウ, スミヨーッツァ イ カターイェッツァ.
 ホーチェット バーバ−ヤガー スフヴァチーチ イェヴォー,
ア マーリチク ウ ニェヨー イズポット ルーク
カーチッツァ, カーク アピリシン.
 アナー ザ ニム, ア オン スミヨーッツァ ---
イ ダーリシェ.
 アナー ザ ニム, --- ア オン イェッショー ダーリシェ.
 ア ザ ニーミ, ザ アバイーミ, コット
フプリプルィーシクウ...
 ラヴィーラ バーバ−ヤガー マーリチカ, ラヴィーラ, ダー イ
サマー ダヴァイ スミヤーッツァ. ナスミヤーフシシ ヴドーヴァリ,
フスタール マーリチク, パダショール ク バービェ−ヤゲー イ ガヴァリート:
 --- カカヤ トゥィ バーバ−ヤガー?.. スミヨーシシァ! ヤー ティビャー
ニェ バユーシ! --- スーヌル ルーキ フ カルマン イ パショール.
--- ニェット ニカコイ バーブィ−ヤギー!
 ピリスターリ ス チェフ ポール ジェーチ バヤーッツァ バーブィ−ヤギー.
 シトー エータ ザ バーバ−ヤガー --- スミェシナーヤ? ザラスリー
ダローシキ ク トイ バーシニェ. サマー バーシニャ プラパーラ,
ア バーバ−ヤガー バリショイ ジリョーナイ プチーツェイ ウリェチェーラ
ザ トゥリージヴィチ マリェイ フ トゥリジシャータエ ツァールストヴァ.

上へ

単語の説明

злющая
ズリューシャヤ
злющийズリューシィ:ひどくどう猛な、荒れ狂う女性形
пуще
プーシェ
より強く、より多く
цап-царап
ツァプ−ツァラップ
さっとひっつかんだ、つかまえた
плача
プラーチャ
плач〔プラーチ:泣くこと、泣き声〕の生格
точно
トーチナ
まるで〜のように
щёки
ショーキ
щека〔シェカー:頬〕の複数形
королька
カラリカー
королёкカラリョーク:オレンジの一種(果肉の赤い)生格
вертится
ヴェールチッツァ
вертетьсяヴェルチェーッツァ:うろうろする、あくせくする、
はぐらかす
三人称不完了体現在
влез
ヴリェース
влезтьヴリェースチ:よじ登る、もぐりこむ、忍び込む
男性形完了体過去
завивается
ザヴィヴァーイェッツァ
завиватьсяザヴィヴァーッツァ:縮れる三人称不完了体現在

上へ

сваливается
スヴァーリヴァイェッツァ
сваливатьсяスヴァーリヴァッツァ:転げ落ちる、倒れる
三人称不完了体現在
изпод
イズポット
〜の下から
катится
カーチッツァ
катитьсяカチーッツァ:ころがる、走る、すべる
三人称不完了体現在
вприпрыжку
フプリプルィーシクウ
ぴょんぴょん跳ねながら
вдоволь
ヴドーヴァリ
十分に、思う存分に
сунул
スーヌル
сунутьスーヌチ:押し込む、突き出す、なぐる
男性形完了体過去
заросли
ザラスリー
зарастиザラスチー:生い茂る、密生するの複数形完了体過去
тридесятое
царство

トゥリジシャータエ
ツァールストヴァ
はるかな遠い国

上へ

意訳

むかしむかし、あるところに、とても凶暴なバーバ・ヤガーが住んでいました。
そのバーバ・ヤガーは、高い塔に住んでいました。
彼女は小さな子供が何より嫌いで、泣いている子供を見つけると、さっと捕まえて
食べてしまいました。彼女は子供の泣き声が我慢できないのでした。

ある時、バーバ・ヤガーの住んでいる塔に小さな男の子が来ました。
その子はまるでオレンジのようにまんまるで、ほおもオレンジのように赤い色を
していました。
男の子が目をやると、塔の窓にバーバ・ヤガーが座り、そのそばをねこが
うろうろしてました。男の子は少し考えて、塔に忍び込みました。そして、バーバ・
ヤガーを見ました。

バーバ・ヤガーの鼻の先には縮れた髪が垂れ下がっていて、男の子は
バーバ・ヤガーを見て笑い出し、ついには床に笑い転げてしまいました。
そして、床を転がりながら笑い続けました。
バーバ・ヤガーは男の子を捕まえようとしましたが、オレンジのように手の
下から転がり出てしまいました。

バーバ・ヤガーは男の子を追いましたが、男の子は笑いながら逃げました。
さらにバーバ・ヤガーは男の子を追いましたが、男の子は逃げました。
そして、バーバ・ヤガーと男の子の後に、ねこが跳ねながら走ってきました。
バーバ・ヤガーは男の子を捕まえると、自分も笑い出しました。

思う存分笑うと、男の子は立ち上がり、バーバ・ヤガーの所に行って言いました。:
--- どうしておまえがバーバ・ヤガーなもんか?.. 笑っているじゃないか!
      僕はおまえなんか怖くないぞ!
そして、男の子はポケットに手を突っ込むと、出て行ってしまいました。
--- あいつがバーバ・ヤガーなもんか!

それから子供たちはバーバ・ヤガーを怖がるのをやめてしまいました。
そのバーバ・ヤガーは何者だったのでしょうか? 冗談だったのでしょうか?
小さな道がバーバ・ヤガーの塔までできましたが、塔自体は消えてしまいました。
バーバ・ヤガーは、大きな緑の鳥に乗って、遠い遠い国へ飛び去ってしまい
ましたとさ。

バーバ・ヤガーがいなくなった♪

上へ

Copyright (C) "Russia na Hitotoki" Project.
All rights reserved.

童話のもくじに戻る