ロシアなひととき > ロシアの童話 > 小さなカプリューシのあやまち - 1 -

今日の童話

読み

単語の説明

意訳です

КАПЛЮШИН  ГРЕХ
1   2

カプリューシン グリェーフ

   Жил-был  мальчик  лесной,  Каплюш カプリューシはとても良い子で、皆、彼を可愛がりました。
удалой,  на  лужайке  в  траве,  под
шиповником.  Тут  и  дом  его  был,  и  сад,
и  всё  хозяйство.
     Да  что  дом!  Много  ли  Каплюшу  нужно?
Заберётся  в  любой  цветок,  свернётся  в
клубок  и  спит  спокойно.
     Славный  был  Каплюш,  и  все  его
любили,  каждый  ему  угодить  старался.
     Бабочка  на  себе  его  катает,  кузнечик
ему  на  скрипке  играет,  а  светлячки  по
вечерам  у  него  в  домике  светят.
     И  Каплюш  их  в  беде  не  оставлял,
чем  мог,  помогал,  ---  дело  соседское...
     Вот  как-то  раз  вышел  Каплюш  из  дому  погулять.  Идёт
между  былинкамисловно  по  лесу,  и  видит:  идёт-бредёт  мимо
старая  пчела  и  несёт  на  плечах  восковой  мешок  с  мёдом.
     Идёт  пчелаворчит-бунчит,  головой  покачивает.
     И  разгорелись  у  Каплюша-удальца  глаза  на  добычу  пчелиную.
カプリューシは好きな花に入り込んで眠りました。     Эх,  ---  думает,  ---  хорошо  бы  
медку  покушать  да  росой  его
запить!
     А  пчела  идёт,  головой  качает,
песенку  распевает:
               Мой  медок  душистый,
               Как  росинка,  чистый.
               Кто  покушает  его  ---
               Не  захочет  ничего!..
     Облизнулся  Каплюш,  хотел  было  попросить  у  пчелы  мёду,
да  посовестился...  Попросить  посовестился,  а  едва  пчела  ближе
подошла,  сорвал  с  шиповника  острый  шип,  выскочил  к  пчеле
да  как  закричит:
     ---  Стой!  Ни  с  места! ハチミツの入った袋をよこせ!
     Обомлела  пчела,  мешок  уронила,  стоит
---  от  страха  трясётся.  А  Каплюш  и
говорит:
     ---  А  ну,  давай  мне  мешок  с  мёдом!
Очень  уж  мне  его  откушать  хочется.
А  не  отдашь  добром,  я  силой  отниму!
     Взмолилась  пчела:
     ---  Батюшка,  не  тронь!..  Это  я  свою  долю  в  наш  улей  несу.
А  если  явлюсь  ни  с  чем,  мне  житья  не  будет:  нельзя  мне
своих  подруг  обижатьза  них  счёт  жить!

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読み

 ジール-ブィル マーリチク リスノイ, カプリューシ
ウダロイ, ナ ルジャーイケ フ トラヴェー, ポット
シポーヴニカム. トゥット イ ドム イェヴォー ブィル, イ サート,
イ フショー ハジャーイストヴァ.
 ダー シトー ドム! ムノーガ リ カプリューシュウ ヌージナ?
ザビリョーッツァ ヴ リュボイ ツヴィトーク, スヴィルニョーッツァ フ
クルボーク イ スピート スパコーイナ.
 スラーヴヌィ ブィル カプリューシ, イ フシェー イェヴォー
リュビーリ, カージドゥィ イェムー ウガジーチ スタラールシァ.
 バーバチカ ナ シェビェー イェヴォー カターイェット, ウズニェーチク
イェムー ナ スクリープケ イグラーイェット, ア スヴェトリャーチキ パ
ヴェーチェラム ウ ニェヴォー ヴ ドーミケ スヴェーチャット.
 イ カプリューシ イフ ヴ ビジェー ニェ アスタヴリャール,
チェム モーク, パマガール, --- ジェーラ サシェーツカエ...
 ヴォット カーク-タ ラース ヴィーシェル カプリューシ イーズ ダムウ パグリャーチ. イジョート
ミェージドゥ ブィリーンカミ, スローヴナ ポー リスウ, イ ヴィージット: イジョート-ブリジョート ミーマ
スターラヤ プチェラー イ ニショート ナ プリチャーフ ヴァスカヴォイ ミショーク ス ミョーダム.
 イジョート プチェラー, ヴァルチート-ブンチート, ガラヴォイ パカーチヴァイェット.
 イ ラズガリェーリシ ウ カプリューシャ-ウダリツァー グラザー ナ ダブィーチュウ プチェリーヌユ.
 《エフ, --- ドゥーマイェット, --- ハラショー ブィ
ミェートクウ パクーシャチ ダー ラソイ イェヴォー ザピーチ!》
 ア プチェラー イジョート, ガラヴォイ カチャーイェット,
ピェーシェンクウ ラスピヴァーイェット:
    モイ ミェドーク ドゥシーストゥィ,
    カーク ラシーンカ, チーストゥィ.
    クトー パクーシャイェット イェヴォー ---
    ニェ ザホーチェット ニチェヴォー!..
 アブリズヌールシァ カプリューシ, ハチェール ブィラ パプラシーチ ウ プチェルィ ミョードゥウ,
ダー パソーヴィスチルシァ... パプラシーチ パソーヴィスチルシァ, ア エドヴァー プチェラー ブリージェ
パダシラー, サルヴァール ス シポーヴニカ オーストルィ シープ, ヴィースカチル ク プチェリェー
ダー カーク ザクリチート:
 --- ストイ! ニ ス ミェースタ!
 アバムリェーラ プチェラー , ミショーク ウラニーラ, スタイート
--- アット ストラーハ トリショーッツァ. ア カプリューシ イ
ガヴァリート:
 --- ア ヌ, ダヴァイ ムニェ ミショーク ス ミョーダム!
オーチン ウシ ムニェ イェヴォー アトクーシャチ ホーチェッツァ.
ア ニェ アッダーシ ダブローム, ヤー シーライ アトニムー!
 ヴズマリーラシ プチェラー:
 --- バーチュシカ, ニェ トローニ!... エータ ヤー スヴァユー ドーリュ ヴ ナーシ ウーリェイ ニスー.
ア イェースリ ヤヴリューシ ニ ス チェム, ムニェ ジチヤー ニェ ブージェット: ニリジャー ムニェ
スヴァイフ パドゥルーク アビジャーチ, ザ ニフ ショート ジーチ!

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単語の説明

каплюшин
カプリューシン
капелька〔カーピリカ:ちっぽけなもの〕の俗語形容詞短語尾
грех
グリェーフ
あやまち、罪
удалой
ウダロイ
剛胆な、怖いもの知らずの
лужайке
ルジャーイケ
лужайка〔ルジャーイカ:(森のはずれ、森の中の)小さな草地〕の
前置格
шиповником
シポーヴニカム.
шиповник〔シポーヴニク:ヨーロッパイバラ〕の造格
всё хозяйство
フショー ハジャーイストヴァ
家財道具が全てそろった
заберётся
ザビリョーッツァ
забраться〔ザブラーッツァ:入り込む〕の三人称完了体現在
свернётся
スヴィルニョーッツァ
свернуться〔スヴィルヌーッツァ:丸くなる、丸める〕の
三人称完了体現在
клубок
クルボーク
糸を巻いた玉、球状の塊
славный
スラーヴヌィ
光栄な、好感の持てる

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угодить
ウガジーチ
〜を喜ばす
бабочка
バーバチカ
蝶々
катает
カターイェット
катать〔カターチ:乗せて気晴らしさせる〕の三人称不完了体現在
скрипке
スクリープケ
скрипка〔スクリープカ:バイオリン〕の前置格
светлячки
スヴェトリャーチキ
светляк〔スヴィトリャーク:蛍〕の指小形複数
светят
スヴェーチャット
светить〔スヴェーチチ:発光する〕の三人称複数形不完了体現在
в беде
не оставлял

ヴ ビジェー
ニェ アスタヴリャール
困ってる人を見捨てなかった
соседское
サシェーツカエ
соседской(サシェーツコイ:隣人の)の中性形
как-то раз
カーク-タ ラース
ある時
былинками
ブィリーンカミ
былинка〔ブィリーンカ:草の茎〕の複数形造格

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словно
スローヴナ
〜のように
бредёт
ブリジョート
брести〔ブリスチー:のろのろ歩いていく〕の三人称不完了体現在
пчела
プチェラー
ミツバチ
плечах
プリチャーフ
плечо〔プリチョー:肩〕の複数形前置格
восковой
ヴァスカヴォイ
ロウの
мёдом
ミョーダム
мёд〔ミョート:ハチミツ〕の造格
ворчит
ヴァルチート
ворчать〔ヴァルチャーチ:うなる、ぶつぶつ言う〕の
三人称不完了体現在
покачивает
パカーチヴァイェット
покачивать〔パカーチヴァチ:揺さぶる〕の
三人称不完了体現在
разгореться
глаза у - на ..

ラズガリェーッツァ
グラザー ウ -
ナ...
〜が欲しくてたまらなくなる
пчелиную
プチェリーヌユ
пчелиный〔プチェリーヌィ:ミツバチの〕の対格

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росой
ラソイ
роса〔ラサー:露、しずく〕の造格
распевает
ラスピヴァーイェット
распевать〔ラシピヴァーチ:歌う〕の三人称不完了体現在
душистый
ドゥシーストゥィ
香りの良い
облизнулся
アブリズヌールシァ
облизнуться〔アブリズヌーッツァ:自分の唇をなめる〕の
完了体男性形過去
посовестился
パソーヴィスチルシァ
посовеститься〔パソーヴィスチッツァ:ちょっと恥じ入る〕の
完了体男性形過去
едва
エドヴァー
かろうじて、やっと
сорвал
サルヴァール
сорвать〔サルヴァーチ:もぎとる、はずす、すりむく〕の
完了体男性形過去
острый шип
オーストルィ シープ
鋭いトゲ
ни с места
ニ ス ミェースタ
そこを動くな
обомлела
アバムリェーラ
обомлеть〔アバムリェーチ:茫然自失する〕の完了体女性形過去

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уронила
ウラニーラ
уронить〔ウラニーチ:落とす〕の完了体女性形過去
трясётся
トリショーッツァ
трястись〔トリスチーシ:震える〕の三人称完了体現在
откушать
アトクーシャチ
味見する
добром
ダブローム
自分から進んで
отниму
アトニムー
отнять〔アッニャーチ:取り上げる〕の一人称完了体現在
взмолилась
ヴズマリーラシ
взмолиться〔ヴズマリーッツァ:懇願しはじめる〕の
完了体女性形過去
батюшка
バーチュシカ
お父さん、あなた
тронь
トローニ
тронуть〔トローヌチ:少し傷つける〕の完了体命令形
улей
ウーリェイ
ミツバチの巣箱
явлюсь
ヤヴリューシ
являться〔ヤヴリャーッツァ:現れる〕の一人称不完了体現在

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житья
ジチヤー
житьё〔ジチヨー:生活、一生、寿命〕の生格
обижать
アビジャーチ
気を悪くさせる
за них счёт
ザ ニフ ショート
彼らの負担で

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意訳

むかしむかし、森に男の子が住んでいました。その小さな男の子の
カプリューシは怖いもの知らずで、森にある草むらの、イバラの木の下に
住んでいました。そこには家と庭があり、身の回りのものが全てそろっていました。
そう、なんて家なんでしょう! カプリューシに多くのものが必要でしょうか?

彼は好きな花に入り込むと、丸くなって、静かに眠っていました。
カプリューシはとても良い子で、皆、彼を可愛がり、どこでも彼を
もてなしていました。
蝶はカプリューシを乗せ、鍛冶屋はバイオリンを弾き、蛍は夕方になると、
カプリューシの家で光をともしました。そして、カプリューシは困っている人たちを
見ると、まるで隣人のように、できるだけ助けようとしました。

ある時、カプリューシが家から散歩に出かけました。草の茎を、まるで森の中の
ように歩いて行くと、年老いたミツバチが両肩にハチミツの入ったロウの袋を
背負って、のろのろと歩いて行くのを見かけました。
ミツバチは、ブンブン言って頭を揺さぶりながら歩いていました。
勇ましいカプリューシは、ミツバチのお宝が欲しくてたまらなくなりました。
《ああ、ハチミツを食べたり露で飲んだら、美味しいんだろうな!》

ミツバチは頭を揺らしながら歩き、歌を歌いました。:
   私の良い香りのハチミツ、
   まるできれいな露のよう。
   これを食べれば ---
   もう何もいらない!..
カプリューシは舌なめずりし、ミツバチにハチミツをくれるようにお願い
したかったのですが、ちょっと恥ずかしがっていました。
しばらくの間、ためらっていましたが、やっとミツバチがそばにきた時、
カプリューシはイバラから鋭いトゲを取ると、
ミツバチのところへ跳び出して叫びました。:

--- 止まれ! そこを動くな!
ミツバチは驚いて持っていた袋を落とし、立ちすくんでしまいました。---
そして、怖くて震えていました。
カプリューシは言いました。:
--- ハチミツの入った袋をよこせ! それをすごく味わってみたいんだ。
      もし渡さなかったら、無理にでも取り上げるぞ!
ミツバチはお願いしました。:
--- ぶたないで、あなた!.. これはミツバチの巣箱に持って行く分です。
      これを持っていかなければ、暮らしていけないのです。:
      私の仲間たちをがっかりさせて、負担をかけることはできないのです!

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