メロン記念日ライブツアー2004春
   〜もぅ ホレちゃうぞ!〜(2004.03.21 Zepp Tokyo)



 仙台、大阪と連続遠征したメロン記念日春ツアーも、今回の東京公演でラスト。会場となるのは東京・お台場のライブハウスZepp Tokyo。遠征の際は当然ながら一人でしたが、今回は地元とあってヲタ仲間その他含め総勢8人での参加でした。

 今回の整理番号は運の良い事にAブロック30番台ということで、「ハードコアな位置取りで死に体になりたい」との掛け声も勇ましい演歌のひと(HNです。以下演歌)と二人で陣取ったのが最前3〜4列目。最前ブロックは仙台公演で経験済みということで、隣の演歌に「いやー仙台はハードだったよー」等と偉そうにヲタ自慢をしているうちに会場の照明が落ち、ライブが開幕。と同時に凝縮される周辺の密度。そして動き出す観客。偉そうに講釈を垂れていた割には、いきなりのモッシュに巻き込まれて早くも息絶え絶えだったり。
 
 さて、ライブの一曲目は最新シングル「かわいい彼」。上で述べたようにのっけから一気に会場はヒートアップ。右隣に居たはずの演歌がいつの間にかいなくなっていたり、かと思うと左隣にいたりと、自分の定位置がよく分からなくなる程の揉みくちゃぶりで、まさに文字通り「ハードな位置取り」。その後はカネボウ化粧品のCMタイアップも決まった新曲「涙の太陽」(「ぎーらぎーら太陽がー」のフレーズで有名な曲のカバーです、一応)など比較的激しい曲が立て続けに披露され、日頃運動不足な上、昼食を取り損なって「オラもう腹ぺこぺこだぁ」な自分は序盤にしてフラフラ。それはともかくこの新曲、最初は「今更カバーかよ」と微妙に否定的でしたが、実際聞いてみると案外違和感がなく中々良さげ。おまけにCMソングと、妙に待遇が良いのもプラス印象(しかし肝心のCMは山田優の水着姿しか印象に残らない)。でもc/w曲は頼むから良曲でお願いします。

 序盤の嵐を乗り越えたあとは、ライブ恒例のミニドラマ「二人の記念日」を挟んで「ANNIVERSARY」「チャンスofLOVE」など、今度は一転落ち着いて聞ける曲中心なセットリスト。ほっと一息ついた中で印象に残ったのが、スローバラードの極みたる「初雪」。メロン記念日の楽曲と言えば「This is 運命」に代表されるようにカオティック且つハードな印象がありますが、こういったしっとり聴かせる楽曲もいいな、と素直に感じました。まあ、この時点で体力的に消耗していたので、ある意味救われた感があった事も否定できませんが。

 バラード中心の中盤戦を終えた後は、再びVTR上映。「もぅ、ホレちゃうぞ!対決」と題された映像の内容は、メンバー対抗のアイロンかけ。Yシャツアイロンかけの速さと綺麗さを競う対決ながら、全員がかけ終わったところで「貴方は誰のYシャツを着たいですか?」となるモノだから、ちっとも勝負になっていません。で、この対決の内容ですが、他のメンバーが比較的無難にアイロンをかけ終える中、我らが村田さんは「洗濯は好きだけどアイロンかけはやったことが無い」とのコメント通り、その珍妙なアイロンかけを観客に披露。観客席が笑いに包まれた事は言うまでも無いとして、当の村田さんは地元仙台でこのVTRを見ていた村田父に「おまえ嫁にいけんぞ」と真剣な顔で言われたとか。大丈夫、例えアイロンが上手にかけられたとしても、村田さんは色々アレな人だから。ちなみにこの対決VTR、別会場では玉子焼き対決Verもあったとの事ですが、自分が見たのはよりによって3回ともこのアイロンかけ対決でした。

そんな訳で、ある意味中休みとも言える時間を過ごした後はいよいよ後半戦。「電話待っています」「夏の夜はデインジャー!」で、次第に醸成されていく会場内の空気。そして・・・

「ジャジャジャン、ジャジャジャン、ジャジャジャジャーン」

 悪魔の旋律とも言うべき例のイントロとともに、今回のライブ最大の山場とも言うべきナンバー「This is 運命」がスタート。爆発する観客達。そして、禁止にもかかわらず当然のごとく撒かれる水。自分も周りに合わせて跳ねたり腕を振り上げたりするものの、横の人に押されたり弾かれたり後ろの人が肩に手をかけて跳ぼうとしていたりと、もう何だか訳が分からない有様。中には余りの混雑状況に耐え切れず後方に逃れようともがいている女子もいたりで、見ていてとても気の毒でした。その後も「遠慮はなしよ!」「さぁ!恋人になろう」「赤いフリージア」と、まさに「やれンのか!?」と言わんばかりなセットリストで後半戦が終了。周囲に合わせて動いていただけなのにTシャツは汗(と撒かれた水)でずぶ濡れ、息は上がってヘトヘトな自分でしたが、最高に楽しい瞬間でした、この時までは。

 さて、一旦はけたメンバーも「メロン」コールで再登場。アンコール1曲目は拳を突き上げる振りも勇ましい「Wa!かっちょEなッ!」。再びテンション&室温が上昇する中、自分のテンションは急降下。どうやら急激な運動に運動不足&空腹な身体が耐えられず酸欠状態となってしまったようです。止まらない動悸そして息切れ。擬音にするとドキドキハァハァで、アイドルのイベントとしては全く持って正しいリアクションですが、この場合はガチ。勿論、最後のMCの内容も全く頭に入ってきません。そんな訳でおそらく真っ青な顔をしていたであろう自分は、ラストナンバー「香水」で観客達が肩を組んで楽しそうに合唱する中、心配して付いてきてくれた演歌と一緒に、逃げるように会場を後にしたのでした。

 翌日、当たり前のように発熱。で、今回の教訓。ライブ前は十分に食事&水分補給をしましょう。死して屍拾うものなし。

 そんな訳で、ツアー連続参加の締めは非常に情けない結果となった訳ですが、公演自体は最終日だけあって他の会場以上に盛り上がっていたように思えます。で、次回はもう少し落ちついて見られる場所で見ようかな・・・と。おしまい。


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