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日本では、中国大陸から渡ってきた人々が稲作の文化を伝えました。地域により桜の花が咲く時期により、稲を植える時期を知りその桜の花の散り具合を見てその年の米の出来具合を占ったのでした。満開に咲いた桜を見上げては、神様にお酒など奉げ物をして豊作を祈る、桜は神様の宿る木として信じられていました。 それが桜が神様が宿る木としてサクラ(さ座)と呼ばれるようになった起源なのでしょう。また古代、さ神様こと山の神様は、祖先の霊であると信じられていました、こうやって暦代わりに使われた桜は、種蒔き桜、田打ち桜などと親しんで呼んでいました。 桜の起源として、木花開耶姫(このはなのさくやひめ)という、富士山の神様を思い出します。木花のこのはなとは、桜を意味します。さくやから、桜になったということをいう人もいます。 しかしこのさくやひめも、山の神、さ神様と同じではないかと思います。といいますのも富士山以外にもかつて、逗子駅の北口前にある山上にも鎮座していらっしゃいましたが、逗子亀岡八幡宮境内に昭和41年5月に合祀されました。 木花開耶姫は、 天孫邇邇芸命(あめのまごににぎのみこと)と結ばれます。 天孫邇邇芸命というのは、穂(稲穂)が,にぎにぎしく出ることを意味しています。 そして、二柱の神様の間には、火照の命(ほでりのみこと)、火須勢理の命(ほすせりのみこと)、火遠理の命(ほおりのみこと)という三人の神様が生まれました。 火照の命(ほでりのみこと)とは、穂(稲穂)が赤らむという意味で、火須勢理の命(ほすせりのみこと)とは穂(稲穂)がぐんぐんせり出すという意味があり、火遠理の命(ほおりのみこと)とは、穂(稲穂)がたわわに折れ曲がるといった意味があるのです。 そういった神様の名前から、木花開耶姫(このはなのさくやひめ)が、稲の豊作をもたらす神様として信仰されたという意味がわかります。 この木花開耶姫(このはなのさくやひめ)も、西岡秀雄先生の山からさ神様が桜(さくら)に宿り、たんぼの稲の豊作をもたらすため、サクラを神と崇めることの共通性があるように感じられます。 |
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