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酒と桜の民族−サ神と日本人の生活との関わり合い−


元来、 『サ神』 という神は山の神であったらしく。
福島県・山形県・新潟県の山地狩人仲間では、現に山の神を 『サガミ様』と、呼称しています。
三河(愛知県)・遠江(静岡県)・信濃(長野県)の 山地狩人たちの間でも、 山の霊を 『シャチ』と呼んでいるそうです。 『シャチ』とは 言うまでもなく 『サチ』(幸)の転訛です。
(魚のサケをシャケ・植物のサボテンをシャボテンなどというようなものです。)

昔の人たちは、山の を越えるときには、その山神に向かって手を合わせて 無事を祈願したり感謝したりしました。そこで、
テムケ(手向け)→タムケ(手向け)→タウゲ→トウゲ(峠)と、
という言葉が生まれました。
また、山神を礼拝するときに、昔のひとたちは立ったままでは失礼なので、 かならず、 しゃがんで合掌したと思われます。
この、 『シャガム』という言葉も
サオガム(サ拝む)→シャオガム→シャガムと、 『サ神』 を礼拝する姿勢から生まれた言葉と思われます。


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