《各遺産の写真》

世界文化遺産      世界遺産の総数は21(2000年10月現在)

パキメ遺跡

サカテカス歴史地区 アナワク高原の北端、高度約2,500mにある瀟洒なコロニアル都市。カテドラルを中心とする歴史地区には、壮麗なバロック様式の建物が並ぶ。この街と50km南東にあるグアナファトを、メキシコ・シティと結ぶ道は、「銀の道」と呼ばれ、そこから運ばれた銀は、全スペイン植民地から採掘された銀の総生産量の3分の2に相当した。


グアナファトと鉱山群

メキシコで最も美しいと言われる、伝統と歴史の高原都市。数々の教会建築や山間に造られた街並みは、おとぎの国のような雰囲気を醸しだしている。



グアダラハラのカバーニャス文化機関

ケレタロの文化財地帯
旧ケレタロは植民地時代の代表的な都市で、メキシコ・バロック様式の建物が数多く残る。旧サン・アグスティン修道院(ケンタロ美術館)やサン・フランシスコ聖堂、水道橋などがみどころ。独立や革命の舞台でもある。

モレーリア歴史地区
スペイン統治初期に初代副王アントニオ・デ・メンドーサによって造られた16世紀の町。ピンク色のカテドラルなど、赤みを帯びた石材で造られたバロック様式の建物が残る。

メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ

高層ビルが建ち並び、人口が2000万人を超える首都メキシコ・シティ。近代化が進む大都会ながら、国立宮殿やカテドラルを中心とした歴史地区には、無数のバロック様式の豪邸や大聖堂が並んでいる。
また、征服以前の大神殿跡や南郊外のソチミルコでは、かつてこの街で栄えたアステカ帝国の面影が感じられる。



テオティワカン遺跡

4〜7世紀の最盛期には、広さで当時のローマと、人口でアテネと肩を並べた巨大古代都市遺跡。8世紀頃になって忽然と中央高原から姿を消し、テオティワカン(=神々が住む場所)の名称は、14世紀にこの遺跡を発見したアステカ人によって付けられた。



エルタヒン遺跡

7〜8世紀にかけて、この地に住むトトナカ人の宗教都市だったと考えられている。稲妻とハリケーンの神々を奉った壁がんのピラミッドを中心に、17もの球技場が発見されている。



ソチカルコの古代遺跡地帯

ポポカテペトル山腹の修道院
標高5465mのポポカペトル火山の山麓にひっそりとたたずむスペイン統治時代の14もの修道院。1525年、ここに入植したフランシスコ会の修道士たちが建築を始め、メキシコ全土に布教活動を広める核となった。高い塀を巡らした建物は、一見城壁のようである。

ブエブラ歴史地区

トラコタルパンの歴史的建造物群
16世紀中ごろ、パッパロアパン川の河口に造られた港町。大西洋貿易や水上輸送で栄え、運河が巡る町は"水の都"と呼ばれた。スペインのバロック様式とカリビアン・スタイルが溶け合う街並みは、メキシコの植民地都市を代表する古都のイメージたっぷり。

オアハカ歴史地区&
       モンテ・アルバン遺跡

メキシコ南部の山々に囲まれたオアハカは、16世紀に入植したスペイン人によって造られたコロニアル都市。サントドミンゴ教会をはじめとするバロック様式の代表的な建造物が数多く残っている。



パレンケ遺跡と国立公園

800年もの間、チアパス州の密林に眠っていたマヤの大遺跡。天文台のある「宮殿」やパカル王の地下墳室が発見された「碑文の神殿」など、6〜8世紀にかけて造られた貴重な建造物が、美しい状態で保存されていた。



カンペチェの歴史的要塞都市

ウシュマル遺跡

7〜10世紀頃にユカタン半島で栄えたマヤの都市遺跡。「魔法使いのピラミッド」をはじめ各建造物には、何千ものヘビや雨の神(チャック)の浮き彫りが施されている。このエリアの遺跡は、プウク様式と呼ばれる純粋なマヤ・スタイルで造られている。



チチェン・イツァー遺跡

伝統的なマヤ様式の古い建造物と、トルテカ文明の影響が見られる新しい建造物が共存する古代都市。カスティージョと呼ばれる神殿は、春分の日と秋分の日になると、階段の陰が伸びてヘビが降臨したかのように見える現象で有名。



世界自然遺産

エル・ビスカイノ クジラ保護区

シアン・カーン保護区
ユカタン半島の東岸にある、5280kuもの広大な生物圏保護区。
海辺に広がるラグーンと珊瑚礁の海、熱帯のジャングルなどに多くの野生動物が生息し、1200種もの植物が生育している動植物の楽園だ。季節によって、花に群がる蝶の乱舞やコロニーを成すベニヘラサギ、ジャガーやクモザルなどの野生動物との出会いが期待できる。マヤ集落も残り、マヤの末裔が暮らしている。