うすた京介ここに復活!!

 「すごいよ!マサルさん!」によりギャグ漫画界に新風と革命を巻き起こしたうすた氏だが、マサルさんの次作品「武士沢レシーブ」、時たま描かれた読みきり数本はイマイチの出来であった。というのも「武士沢レシーブ」ではマサルさんのキャラクターをそのままコピーしたかのような主人公のために描いていてどうも面白みに欠けた。しかも、途中で展開がギャグのノリでは無くなってしまったため、(本人はヒーロー物を書きたかったらしいが)なんとも中途半端な作品となってしまった。「すごいよ!マサルさん!」でも途中から明らかにやる気が無くなっているのがわかる。しょっちゅうある休載。魂の入っていない画。使いまわしのネタ。はっきり言っていつ終わっても不思議ではない状態であった。そしてアニメ化も果たした大人気漫画は全7巻という少ない巻数で終わりを遂げる。その後の「武士沢レシーブ」を見たときにうすた氏の復活はもう無いかと思われた。 

 しかし、「ピューっと吹く!!ジャガー」によってうすた氏は復活した。ジャガーは週刊少年ジャンプの一番後ろに毎週7ページで連載している。だが、これがうすた氏には良かったのかもしれない。少ないページ数が幸いして、ギャグが見事に少ないページに凝縮されている。マサルさんでは毎週だいたい15ページあったので、どうしても面白くないページ。つまらないギャグが存在していた。だが、ジャガーにはそれがほとんど無い。少ないページにうすた氏のギャグパワーが詰まっている。「ここにうすた京介は完全復活した!」といってもいいだろう。


ピューっと吹く!ジャガーのストーリー

 ミュージシャンを目指し、音楽会社のオーディションを受けに来た酒留清彦(ピヨ彦)はたて笛でギターのような音を出す変な男・ジャガーと出会う。結局、ジャガーのせいでオーディションを受けることが出来なかったピヨ彦。その後のオーディション会場で何度もジャガーと遭遇してしまい、オーディションすら受けることが出来ずにいた。その後、怪しいミュージシャン養成学校に入ることになったが変ないきさつでジャガーと暮らすことになってしまう。

 


ピューっと吹く!ジャガーのデータ

著者 うすた京介
連載期間 2000年〜現在も連載中
掲載雑誌 週刊少年ジャンプ
出版社 集英社
巻数 現在2巻まで

ピューっと吹く!ジャガーと私の出会い

うすた先生の新連載がやると聞いたので久々にジャンプを見たところ結構面白かったから単行本を買ってしまった。 


ピューっと吹く!ジャガーの中古価格

まだ出たばかりなので、250円〜300円のレートである。この内容の濃さで250円は安いと言えるかもしれない。