命賭けないかわら版

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8/29
 必殺研究会・音羽屋の秋田英夫さんから残暑見舞いを頂いた。今年の後半は、「新・必殺仕置人」LD-BOXの件で、度々京都に行かれるとのこと。 おそらくは、「とらの会」の山田会長宅か、松竹京都映画撮影所だろう‥‥。 ♪ ついて行きたい〜、ついて行けない〜、問わず語りが〜寂しい〜〜‥‥(by テン・リー)


8/27
 今日から、ホームページ「京都プロフェッショナル 必殺・都の商売人」が、「必殺仕置人のアジト」の一コーナーとしてオープン。(SHIOKININ様。ありがとうございました)まだ一部調整中のコーナーもあるものの、皆様これから宜しくお願いいたします。


8/24
 今日、必殺研究会・音羽屋の「殺した奴をまた殺す」第22号が届く。特集は「必殺仕事人V」。「仕事人V」は、始めてビデオ録画した作品であり、自分が「必殺ファン」だと自覚した頃なので、いろいろと思い入れがある。前期の作品群と比べると、ドラマ性がやや希薄になって行った代わりに、バラエティー度と殺しの映像美に重点が移って行った時代だが、「楽しめる」作品である事には間違いない。(担当回のストーリーガイドを書く為、久々にビデオを見直した時、改めてそれを感じた)同作品を再見する際の、見所ガイドとしても、大いに活用出来そうだ。
 ただ、全38話+スペシャル二本と言う作品数の多さの為、多くの原稿(私の「仕掛人」EDテロップ・全パターン研究や「必殺始末人」U&Vの感想、等‥‥)が、かなり次号回しになってしまったのが残念だった。ちなみに、私の研究原稿「京極夏彦の必殺的大研究」もページ数の関係からか、ラストの京極夏彦先生に捧げるパロディーが省かれていたので、ここに載せる事としよう。(また、金尾正和さんの「西の空に輝いた今一度の花火」が、私が事務屋青龍さんの暗闇掲示板に書き込んだパロディー「序章無用」と似たような内容…仕掛の天平が、虎たちの手で助けられる‥だったのには、同じ事を考える人がいるんだなあ‥‥と苦笑してしまった)

『塗仏の宴 −宴の始末-人 』

 ‥‥時は江戸時代。処は、講談町の新本格楼。そこの「塗仏の間」では、今しも悪党(?)二人が互いの悪事の成功を祝い、ひとときの『宴』に酔っていた。襖の向こうからは、彼らの笑い声に交じって、「八つ墓村」や「四谷怪談」と言った書物の名。「‥‥榎木津は『ドラゴンへの道』のブルース・リーでは?」だの、「‥‥やはり、『うらごろし』の最終回と同じでしたな!」だの、「再生怪人は二度目は弱くなる」だの‥‥さっぱり、訳の分からない話(分かる人にだけ分かる話)が洩れ伝わって来た‥‥。
 座敷の中で、読本販売のN階堂屋の酌を受けた北町奉行・K極夏之亮がニヤリと笑って言う。
 「‥‥しかし、N階堂屋。『人狼城の恐怖・完結編』を、いよいよこれからと言う場面になって、いきなり次巻に続く…としおって。お主も相当ワルよのう‥‥!」
 「いえいえ、お奉行様こそ!一粒で二度美味しい…ならぬ、一つの話で二冊分もお稼ぎになられるとは。私めに負けず劣らず‥‥」
 「N階堂屋、雑誌掲載分を忘れておるぞ‥‥!」
  「おや!これは、私も一本取られましたな‥‥はっはっはっ!」
 声を上げて嗤うN階堂屋と北町奉行・K極‥‥。と、突然部屋の外から声が響いた!
 「‥‥世の中、不始末が多過ぎる。恨みつらみの後始末、天に代わって始末する!」
 「だ、誰だ!」「何者だ!?」
 さっと開けられた襖。悪党たちの目に、黒の着流し姿の浪人が写る‥‥。
 「‥‥始末人・山村只次郎!」
  「ただじろう…と言うと、加藤麻美子の亡くなった祖父では?」と、N階堂屋。
 「違う!そいつは『只二郎』‥‥俺は、始末人・山村只次郎だ!そんな事より‥‥てめえら二人、待ちに待ったファンが、熱い想いで手にした新作を、事もあろうに途中で無惨にブッツリ断ち切りやがって!おまけに、解決編がいつになるかも分からねえだと?‥‥許せねえ!熱烈なファンを中途半端な状態に追い込んだ、この不始末‥‥俺が始末してやる!」
 「ま、待て!わし‥‥わしは悪くない!わしは、ただ本当に読者に満足して貰える作品を書こうとして、必死に頑張ったのだ!その結果、あのような長大な文章になってしまった‥‥。分冊にしたのも、決して悪気があった訳ではない!」
 「問答‥‥無用!」
 始末人・只次郎の剣が一閃!読者の期待を無惨に裏切った二人の悪党(?)は、そのままゆっくりと斃れて行った‥‥。只次郎がニヒルに呟く。
 「これにて、宴の『始末』完了!」
 ‥‥かくして、「塗仏の『宴』」は完了した。         【完】


(二階堂先生、京極先生、すいません!  「人狼城の恐怖・完結編」と「塗仏の宴−宴の始末−」、楽しみに待ってます!)


8/23

 今日は、舞台を京都に移しての必殺ロケ地巡り。横浜の仇を京都で取るぞ!(何のこっちゃ?)集合場所は、最近ゴジラに壊された(?)京都タワー前。向かいには、来年ガメラにやられる予定の(笑)新・京都駅がそびえている。さすがに、遠征組はほとんど寝てないせいか疲れ気味。
 東映太秦映画村を見物した後、大覚寺へ。「必殺!主水死す」で水野忠邦がやられた石橋や、権の四郎と清太が歩いた掘り割り等‥‥必殺シリーズでおなじみの場所が目に入る。新幹線の時間の関係で、いずれも急ぎ旅になっしまったのが残念だった。京都駅で皆を見送った後、私は「新・必殺仕置人」のLD-BOXを購入した。‥‥慌ただしかったが、必殺を十二分に満喫した二日間だった。


8/22

 ニフティーサーブの必殺会議室の面々が、中条きよし特別公演「必殺 三味線屋勇次」を見る為に、東から西から新歌舞伎座前に集合(総勢5名)。
 先ずは、近くのカラオケで自己紹介をした後、必殺のカラオケを熱唱!そして、いよいよ新・歌舞伎座に向けて出陣する(笑)。劇場内で販売している「必殺グッズ」はパンフレットに、勇次のサイン入りうちわ(二種類)と扇子(五種類)。更に別コーナーでは、勇次が出演している最終話シリーズのビデオ「新・仕事人」「仕事人V」「仕事人W」「仕切人」に、スペシャルの「仕事人大集合」「アヘン戦争へ行く」、映画「必殺!」。更に、必殺シリーズのCD全集から、中条きよしのベスト物CD、サイン色紙付きの「あの日の嘘のつぐないに」まで販売していた。
 「‥‥前口上はさておき!」(by中村主水)いよいよ、本番‥‥三味線屋勇次だ!ストーリーの概略は省くが、全体としてのイメージは非常に良かったと言えるだろう!ストーリー的な部分で二・三の不満(おりくの存在には全く触れられてなかった事や、ストーリー上での必然性がなく殺される幼子と老婆。「頼み料」を受け取るシーンがなかった事、等々‥‥)はあったものの、それらを吹っ飛ばしてしまったのが、「俺が三味線屋勇次だ!」「俺が必殺の顔(主役)だ!」と言わんばかりの、中条きよしの熱演だと言えるだろう。
 序幕とクライマックスの、おなじみの三味線の糸による吊り殺しはもちろん。ここぞと言う場面での、登場の見事さと見得の切り方の巧みさ(特に、クライマックス直前。悪党たちの前へ花道のセリから姿を現す場面は絶品!)。刀や傘を使った立ち回りや、出雲のお艶ばりの仕込み三味線を使った殺陣も迫力に満ちていて、藤田まことの「大奥に参上」と比較すると、段違いの熱気と躍動感に溢れていた。
 また、勇次の幼なじみで。元は同じ仕事人仲間(得物は、何と三味線のバチ!これは、確実に「おりく」を意識している)で芸者だったが、今は大店の後妻となっているお園(朝丘雪路)の役回りが、最初の間は悪党と共謀して主人を殺害。店の乗っ取りを謀らむ悪女の様にも思え(この当たり、「商売人」#18の新次とおようの関係を連想)たが、次第に「勇次との悲恋」と言った方向にストーリーが展開。クライマックスで勇次の腕の中で息絶えるシーンに至るまで、非常に良い味を出していた。
 その他にも、「何でも屋の加代」と似た役回りだが、表と裏の世界の境界ギリギリの場所にいる兵六を演じた、花紀京のひょうひょうとした演技。冒頭いきなり、中村梅之助のオープニング・ナレーションで度肝を抜かれ(確か「必殺仕事人W」?)てからは、必殺のBGMがバンバン流れていた事も挙げられるだろう。ただ唯一残念だったのは、映像による出陣シーン&連鎖劇がなかった事である。
 しかし、総じて印象は良く、こう言ったイメージで「必殺仕切人」が作られていたらなあ‥‥と、改めて思ったものだった。最後に‥‥野村サッチーは、6日目だというのに未だ台詞ボロボロで、舞台上で勇次=中条きよしに「座長さん」と呼びかけては、観客席&舞台の上の役者さんからも失笑を買っていた(笑)。
 更に、中条氏の「必殺」に対するこだわりは、後半の「中条きよし・オン・ステージ」でも感じられ、最初着流し姿で和風のセットに登場して歌った歌は、三田村邦彦の「自惚れ」(おおっ!)。続いて、持ち歌の「忘れ草」へと移り、更には「必殺仕切人」のオープニングの口上(ただし、ラストは「‥‥恨みを断ち切る仕事人!」)を自ら語った後、「櫻の花のように」(朝丘雪路の華麗なる舞が素晴らしい)。それから、セット全体がセリで下がり、ローマの廃墟風のセットに変わるや、今度は真っ白なラメ入りタキシード姿の中条氏が、花道のセリから登場!「うそ」等のヒット曲を披露した後、トークを挟んで、締めは「今秋公開!」(?)の映画/三味線屋YU−JIの主題歌「あの日の嘘のつぐないに」で締め括られた。
 観劇を思う存分堪能した後は、食事をしながらの交流。私は電車の加減でぎりぎり一杯まで粘ってから帰ったが、関東から来て宿泊する人たちは、その後ホテルになだれ込んで、明け方まで熱い必殺談義をしていたようだ。(帰って、内の奥さんに、高校野球決勝戦の結果を聞くと、京都成章が横浜にノーヒット・ノーランを喰らったとの事‥‥くそっ!)


8/21

 フジテレビ系のオムニバス・ドラマ「悪いこと」を見る。法では裁く事の出来ない、人間の心の奥に潜む「悪意」の恐ろしさ‥‥。だが、良心の呵責も持たず、己の為した事を反省もせず、ただただ「人のせい」にしようとする、無自覚の悪意を見ていると、「仕事人」の手で、その裁きを受けさせたくなってくる!‥‥「必殺仕置人」第20話/狙う女を暗が裂く…で、自分たちの楽しみから、何の自覚もなしに、一人の男の人生を破滅に追いやり、その報いを受けた「悪党たち」のように‥‥。

 それにしても、下痢ピーで切羽詰まって女子トイレに駆け込んだ挙げ句、女子社員たちの悪意ある楽しみから破滅に追い込まれた、三田村邦彦の魚住課長は情けない!
 「頼む!‥‥この金で、俺のニューヨーク栄転の夢を断ち切った、女どもに恨みを晴らしてくれ!」
 「馬鹿野郎!お前も男なら、人に頼ったりせず、自分でそいつらに恨みを晴らしたらどうなんだ!‥‥情けねえ事を言うんじゃねえ!」
 手作りアクセサリーの路上販売‥‥実は、現代に生きる「仕事人」−村上秀夫に、女たちの仕置きを頼み、すげなく断られた魚住(元)課長が、とぼとぼと立ち去って行く‥‥。(笑)


8/某日

「新・必殺仕置人」のLD-BOX発売も、もう間近。ふと、こんな話を思いついた。

『序章無用』
 
 ‥‥時は「必殺からくり人」最終話。
 曇りと花乃屋一党の死闘が壮絶な相討ちに終わり、全ての闇の仕事師たちが落命したかに思える修羅場の後で、奉行所の小者たちを指揮して、密かにその後片づけをしている一人の同心がいた‥‥中村主水だ!
 「畜生!‥‥鳥居の野郎め!幾ら、表に出せねえ事だからって、俺に後片づけを全部やらせやがって!自分を何様だと思ってやがるんだ!」
 上司である南町奉行・鳥居耀蔵に対し、ぶつくさ言う中村主水!と、彼の背後から、不意に声が掛かる‥‥。
 「腐るな、腐るな!てめえも、やらされる仕事があるだけ増しってモンじゃねえか!」

 そう言って、懐手で主水の元に近づいて来たのは念仏の鉄だ。
 「俺なんざ。てめえんちの婆あが出演するのが嫌だってごねたお陰で、宙ぶらりんの状態なんだぜ!もう、出演期間の契約をしてるから、今更他の仕事を受ける訳にもいけねえ‥‥。仕方ねえから、開いた時間を利用して、急遽「血風編」に出演する羽目になっちまった。もう、作品毎に髪を剃ったり伸ばしたりするのは、願い上げってモンだ!誰が何と言おうと、俺は髪の毛を伸ばしたままにするぜ!」
 そして、念仏の後にいた坊主頭の男を見て、主水がおっと叫んだ。
 「中村さん。仕業人の最終回じゃあ、お世話になりましたねえ‥‥まあ、宜しく」
 玉ころがしの直次郎が皮肉な笑みを浮かべながら言う。‥‥と、二人の背後から、またもや別の人影が近づいてきた。虎と死神・嘉平・吉蔵に夜鶴の銀平。言わずと知れた「寅の会」のメンバーだ。
 「これは、これは、虎の元締。新シリーズではお世話になります。中村主水です」と、丁寧に挨拶をする主水。
 「こちらこそ、中村さん。お互い長丁場ですから」と、虎も丁寧に返事を返す。同じように挨拶をする鉄。
 と、吉蔵が地に倒れている一人の男にかがみ込んで、その脈を取っていたかと思うと、虎に向かって叫んだ!
 「元締!この仕事師‥‥微かだが、まだ脈がありますぜ!」
 駆け寄った死神が助け起こした顔は‥‥仕掛けの天平だった!頷いた虎が言う。
 「吉蔵さん。直ぐにこの人に手当を施しなさい。動かせるようになったら、上方にいる、私の兄・鹿蔵の元で療養させるが良い」
 「分かりました、元締。この仕事師は、私と銀平で責任を持って預かります。それで、私が上方から戻って来るまでの間、寅の会の札詠みは嘉平にさせますので‥‥」(かくして傷が癒え、目も元通りとなった天平は、虎への恩義から大阪・寅の会の札詠みとなるのだった‥‥)
 「では、虎の元締。私はそろそろこれで‥‥」と、死闘の後片づけを終えた主水が立ち去ろうとする。
 「八丁堀。折角、久しぶりに会えたんだ。どっかで一杯飲もうじゃねえか?」
 鉄の誘いを渋い顔をして断る主水。
 「済まねえが。俺あ、これから『オール江戸警察』に出て、鳥居の野郎をやらなくちゃならねえんでな。‥‥仇吉さんから、もし自分たちが事を果たせずに落命した時は後を頼む…と、仕置料を預かってるんでな」
 「分かったよ、八丁堀!誰かさんも書いてたが‥‥鳥居の野郎にゃ、俺たちの二番煎じの影同心てえのが付いてるから、本物の『種なしカボチャ』にならねえように注意するんだぜ!」
 「おう!おめえも、11回しかねえシリーズだからって、手を抜くんじゃねえぞ!」
 そう言うと、 主水は仇吉の遺体に手を合わせ、微かに呟いた。 『仇吉さん。あんたの仇はきっと取ってやる。な〜に、新・必殺仕置人の第一回じゃ、鳥居の野郎こと岸田森が悪役のゲストだからな‥‥。あんたの思いも込めて、バッサリとやってやる!だから、成仏するんだぜ‥‥』
 かくして、 主水は「仕事人VSオール江戸警察」に。鉄と玉ころがしの直次郎は「必殺からくり人血風編」に。虎たちは「新・必殺仕置人」に向けて、それぞれ違った道を歩んで行くのだった‥‥。


8/某日

【商売人の必殺思い出話】
 私が、最初に見た「必殺」は何だったのだろう?既に、本放送・再放送・ビデオの印象がゴッチャになっていて、「初見の時の強烈な映像」と言うのが、余り記憶に残っていない。私が新聞資料で残している、一番古いものは「始末人」という表記になっいてる「暗闇仕留人」の新番組開始記事だ。「仕掛人」や「仕置人」「助け人」も見ているとは思うのだが‥‥必殺シリーズとして、一番印象に残っている「最初のシーン」は、三島ゆり子扮する妙心尼の「なりませぬ‥‥」だった。(当時、私は純朴…?な高校生。「(旧)ルパン三世」や「11PM」と並んで、「必殺シリーズ」は子供が余り見せて貰えない「大人の番組」扱いだった) 


8/13

今日は、インターネット関連の京都必殺オフ。今日からお盆休みだが店へ。
 12時30分。茨城県の必殺ファン・卯之介さん来店。(山ほど荷物を抱えてられる‥‥ご苦労様!)予定よりも、かなり早く京都へ着いたとか。今日の為に家から持ってきた「必殺資料」をネタに何やかやと話をする。ひとまず、近くのレストランで昼食を取った後、荷物(私もショルダーバッグ一杯に資料を詰め込んだ)を下げて、タクシーで祇園の八坂神社へ。着いたのは、1時30分頃。
 集合場所の石段上の狛犬付近には、誰も見あたらない。私の携帯で、今日の「仕切人」で、仙台から来られた必殺ファンの土下佐エ門さんに連絡を入れる。既に長楽館に着いているとの返事。二人で後を追い長楽館へ到着。ここは、明治時代のタバコ王が建てた近代西洋風の洒落た建築物で、現在はレストラン兼喫茶店兼レディースホテル。「新装(秘)現代版」の中継場面で登場している。
 入口で「先に連れが来てるんですけど‥‥」と言うと、長楽館の方が案内してくれた。が‥‥それらしい人が見当たらないので、別の部屋を探しに行く。すると、先程の部屋にいた女性の方がおずおずと声を掛けて来られる。「もしかして‥‥卯之介さん?」土下佐エ門さんだった。つまり、さっき行った部屋にいた四人が先行組だったのだ!(何分、始めて顔を合わす者ばかり。誰が誰だか分からない‥‥)
 先ずは自己紹介からスタート。仙台から土下佐エ門さん。茨城県の鹿島から卯之介さん。名古屋からしののめさん。早川さんは確か東京?私は地元の京都で、え〜と‥‥糸井貢さんも京都だ。職業も、大学院生あり病院勤務の人あり‥‥と様々だが、「分かっている事ただ一つ。皆が必殺ファンだと言う事だ!」(by佐藤慶)
  それから後は、自分が最初に見た必殺は何だったかと言う話から始まり、時間を忘れての必殺談義!私が持ってきたいろんな資料(必殺の舞台版のパンフレットや、「荒野の果てに」「やがて愛の日が」「負犬の唄」等のシングルレコード、「必殺仕事人W」〜「必殺仕切人」の頃のTV情報誌の新番組特集記事‥‥)を出しての話になったり、しののめさんが今まで集めてこられた「必殺仕事人X」〜「激突!」の膨大な新聞・雑誌等の資料に見入ったり‥‥。
 なにぶん6人もの大人数なので、あっちこっちでいろんな話題が飛び交う。卯之介さんが土下佐エ門さんから渡された、京本政樹のLPレコードをひし!…と胸に抱いているかと思うと、論客の糸井さんは「必殺が現代が甦る為には、如何なる戦略が必要か?」を熱っぽく語られ、早川さんとは「ゼネラルプロダクツ」や「ダイコン」の話で盛り上がる。ここで凄かったのは、誰かが「必殺20年の歩み」に触れるや、さっとその本が出てくる見事さ!さすがは、熱い必殺ファン揃いだ!(確か、本を出されたのは早川さんだった)やがて、とらの会メンバーの女性必殺ファンの森本さんと山内さんが到着。ここでもう一度自己紹介となり、先の時には出なかった「年齢」の話となる。だが、熱い心に年齢は関係なし!
 時間を全く感じさせない話の盛り上がりに、長楽館の方も呆れたのか、もはや水のお代わりも出てこなくなる。やがて。とらの会の山田会長から、土下佐エ門さんの携帯へ連絡。仕事が忙しくてなかなか出てこられなかったので、二次会から参加するとの事。私が場所を取った関係で、二次会の場所を会長へ説明する。
 4時30分、長楽館を出る。一人、自転車で来られた糸井さんを除き、円山公園の中を抜けて、全員京都市バスで四条大宮‥‥二次会の多国籍料理の店へ向かう。さすがに自転車の方が早く、先に到着している。しかも、店に入ると山田会長が先に待っていられた!(山田会長はTシャツにジーンズというラフな格好で、それがバッチリ決まっている!)皆、緊張しているのか、なかなか会長の側へ挨拶に行かない。ようやく全員が席に着き、ビールと料理が出てくると、なぜか私に乾杯の音頭が(呼びかけと段取りの「仕切人」は、土下佐エ門さんだったのだが‥‥)。
 「必殺の新たなる発展を祈って!」で、一同乾杯!10人もの人数が、横に長いテーブルに座ったので、話の場が左右二つに別れてしまったのが、些か残念!もう一度自己紹介から始まり、後は一次会以上の熱い必殺談義が爆走!‥‥話の中心は、やはり山田会長!
 あんまりいろんな話題が出たので、全部は覚えていないのだが‥‥表に出せない裏話も、山田会長から幾つか出てきた。非常に興味深い話だったが、全て「口外法度の仕留人!」。(来れなかった人には酷な話だが、山田会長に対する「仁義」として、全ての話は闇の中‥‥)他にも、「主水死す」に対する山田会長の正直な感想や、とらの会や観音長屋・音羽屋の話題も飛び出し、あっと言う間の二時間でした!


8/8

 家に帰って、ビデオで予約録画しておいた「ウルトラマンダイナ/ンダモシテX」を見る。(これから、「ひょうきん族」のアダモステを連想してしまうのは、私だけだろうか?) 
 京本は、「ウルトラマン」と言うよりは「仮面ライダーシリーズ」の矢吹治郎か、「ブレードランナー」のハリソン・フォードの様で、抜群に決まっている! メインゲストの赤井英和は「裏・ウルトラマン」的な存在で、もしハヤタ隊員が市井の一般人で、愛する妻と子がいればこうなったかも知れないとも思えた。
 しかし、愛する家族の為に過去を隠して、市井の人たちの中に身を隠していた主人公が、彼を狙う者の為に、修羅の道へと引き戻される‥‥と言えば、これは「橋掛人」の柳次ではないだろうか?(何しろ原案が京本だし、必殺のテイストが入っていても不思議ではない)


8/5

 家に帰って、ビデオで予約録画してあった「徹子の部屋」を見る。ゲストは中条きよし。色っぽいシケの話やら、中条氏が案外家庭的だと言う事や、最近は余り仲間と飲みに行かない(もはや、遊び疲れたのだろうか?−笑)話がでる。以前の舞台のスチール写真や、お馴染みの今度の舞台のポスターも登場。今、大阪で勇次の舞台をやってる事や、映画が秋に公開される事が話題になるが、目新しい話は無し。(そうそう、今度中条氏主演のヤクザ映画が、アメリカで作られる事になり、秋から渡米して撮影するそうだ)。
 過日発売された映画雑誌「キネマ旬報」の最新号に、1998年度の松竹のラインナップが並んでたが、「必殺」の文字はどこにもない! 果たして、必殺の新作映画の公開はいつになるのだろう? ちなみに、松竹のお正月映画は「花のお江戸の釣りバカ日誌」? タイトルだけ聞くと、植木等が出てきそうだ(‥‥そう言えば、谷啓が出てたっけ)浜ちゃんが「中村主水」のパロディーでもすると面白いのだが。 


8/4

 「宇宙船」を見て、「必殺!Y〜〜」の詳細を知りたいと言ってこられた、最初の方の手紙が来た。自分の書いた物に興味を持って貰えるのは非常に嬉しい!


8/1

 朝、通勤途中に、書店で朝日ソノラマ社発行の季刊特撮情報誌「宇宙船」を見る。ファンジン紹介コーナーに、私の初めての必殺本「必殺!Y血涙無情剣」が載ってた! 思わず心の中でガッツ・ポーズ!レジへ持って行く。でも‥‥会誌名で「Y」が抜けてたのが悲しい。
 午後。インターネットで知り合った、京都の必殺ファン(自分のHPもあり)のMOTO24さんが昼休みに来られ、必殺談義に花を咲かす。その途中、店に馴染みのお客さんが来られたので、「商売人」に戻ってしまう。
 夜。ビデオの予約録画してあった「ウルトラマンダイナ」。次回予告編で、京本政樹が「いつもの如く」カッコイイ場面を見せていた。来週は、赤井英和と一緒に登場だ!‥‥「これからウルトラはどうなるのだろう?」 (開高健風に)



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