必殺 ! VI 血涙無情剣
B5判/30ページ/コピー印刷/400円(送料込み)
中村主水。裏稼業の世界において、「彼」の名を知らないものはいない。
表の顔は、嫁のりつと姑のせんに頭の上がらない婿養子。南町奉行所の定町廻り同心と言う職務を持ちながらも、「昼行灯」と呼ばれる能無しの役立たず。だが、一つ裏に回れば、その正体は・・・・晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ悪を闇から闇へと葬る、凄腕の仕事人!
だが、彼の前身・・・・主水が中村家へ婿入りしてくるまでの「北大路主水」について知る者は、ほとんどいない。
「彼」はどんな生活環境に生まれ、どんな少年時代を過ごしたのか?
「彼」の両親・兄弟は、どのような人物なのか?
なぜ「彼」は、長きに渡るシリーズにおいて、一度も実家に帰った事がないのか? そこには、何か「人知れぬ事情」があるのか?
この物語は、謎に満ちた「北大路主水」の時代を追いつつ、30数年ぶりに亡父の法事で実家に帰った主水が遭遇する、究極の悲劇を描いています。
「紫組」と名乗る凄腕の辻斬り集団の徘徊。かつての仲間・・・・村雨の大吉やおしまとの再会。少年時代、孤独だった主水を可愛がってくれた義姉・おえいの無惨な死。主水が、誰よりも尊敬し、頼りにし、彼の剣の全ての源泉だった実の兄・・・・主膳が、人斬りを快楽と感じる外道と化してしまった事を知った主水の衝撃!
「人を斬ったときの感触・・・・あの何とも言えないゾクッとする一瞬。お前も覚えているだろう、主水
!? どうなんだ・・・・主水! 言ってみろ!」
狂気の笑みを浮かべて、弟の主水に迫る主膳! 北大路邸で繰り広げられる、壮絶な死闘! そして、主水が思い知らされた己の業とは・・・・?
「俺も・・・・俺も、兄貴と同じだ! 同じ人殺しなんだあ !!」
尚、巻末には付録として、最近の中条きよしインタビュー記事や、「暗闇『始末』人」〜「必殺からくり人」までの新聞記事/第1話&最終話の番組紹介欄(全て京都新聞掲載分)のコピーも載せてあります。
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