上手い人はどういう動きをしているか?



少林寺拳法の上達度合いを判断する基準の一つに演武審査というのがあります。
しかし、大会で優勝した人が必ずしも、実際に相手をぶん投げたりできるのか?
乱捕りしたら強いのか?というとかなり???な面が多いと思います。

形だけで全然突き蹴り威力ない人もいるでしょうし、形はめちゃくちゃでも乱捕りになると叩き叩かれなれているから強い人もいます。
何をもって少林寺拳法が上手いのか?というのは結構難しいと思います。

僕も長い間、納得のいかない時期がありました。
自分の突き蹴りや投げ技に対してずっと疑問があったし、もっといい方法あるはずだと思っていました。
演武で表彰されるのは素晴らしいことですが、何か違うような気もしていました。
「少林寺はこんなもんやろ」と半分諦めていたのも事実です。

「拳児」という漫画で「その人の修行レベルがある段階にくれば、それに応じた師が現れるものだ」
というくだりがありましたが、僕の場合はe研をはじめとして色々な出会いがあったおかげで随分上達できました。

3年前と比べてすっかり技も変わりました。
これからもどんどん変わっていくと思います。
決して今の自分の技がベストだとは思いません。
まさに漸々修学ですね。

そんな中で他流も含めて、色んな先生、上手い人を見てきて、気づいた「上手い人の動き」の共通点について紹介します。



★上手い人の動き★

@正中線と左右の肩の線が常に平行移動。突き蹴り、運歩しても頭の位置が上下にブレない
A歩くとき、運歩するときにドタドタと足音がしない
B動きが柔らかくてしなやかで動物的。身体全体を一つに使っている(動きが連動している)
C静と動がハッキリしている。(微動だしない瞬間からスッと動ける)
D安定感、存在感、美しさがある。かっこいい。
E乱捕りや演武で自分勝手に動かない。相手との関係で動く

と思いついたままに書いてみました。
僕は上記のポイントに気をつけて練習しています。


「段位が上の人、修行年数が長い人の言うこと=正しい」とは限りません。
自分で観る目を養えば、後輩にも的確な指導ができるはずです。

いっぱい上手い人の動きを観て、どんどん目を肥やしましょう!


教訓:「上手い人からもらうイメージなくして上達はありえない」




【最終更新日:2002年4月1日】