●思い出いろいろI 『ウィスパー』
少林寺拳法を習い始めたとき、突き方、蹴り方、受け方、布陣、天地拳第一系や義和拳第一系などなど・・・たくさん覚えることがありますよね?
僕は最高で18人ぐらいいた一回生の中でも非常に覚えが早い方でした。
こんな技使えるのか?という疑問は残れど、何はともあれ習い始めというのはどんどん上手くなるのが楽しいものです。
まずは開足中段での突き蹴り、次にレの字立ちからの突き蹴りと受け、そして移動しながらの突き蹴りというようにステップアップしながらできるようになっていくのが楽しかった。
初めて先輩達と一緒に移動突きの中に入れたときは何ともうれしかったですね。全員で気合を入れて道場の空間が共鳴して肚まで響いたあの爽快感は今でも忘れません。「ああ、なんかやってるな!」という満足感がありました。
入部して数ヶ月たったある日、中央芝生で練習しているときに先輩が言いました。
先輩
「お前、吸収するのがめちゃめちゃ早いな。これからはお前のことを『ウィスパー』と呼ぼう」
僕
「先輩、それだけは止めてください・・・」