●思い出いろいろH 『少林寺病』


僕が少林寺拳法に入門したのは1994年4月大学1回生のときでした。
当時はまだ18歳でしたから、少林寺拳法をはじめて早9年となります。
今回はちょっと昔を懐かしんで習いたてのころを思い出してみようと思います。

少林寺拳法を習い始めた拳士は「少林寺病」にかかります。これは一体どういう病気か?


症状@無意識のうちに誰かれかまわず合掌礼をしてしまう

今はそんなに体育会系で厳しいところも少なくなっているのでしょうが、当時、挨拶は非常にうるさく言われました。
先輩を見かけたら荷物を下ろし、起立して大きな声で意味もわからずに「ちわ〜!!」と合掌礼が常識でした。
そんな擦りこみを入部してから徹底的に叩きこまれると、バイトの店長やゼミの先生や他サークル先輩など目上の人に出会ったときに自然と合掌礼してしまい、恥ずかしい思いをしたことが何度もありました。大学拳法部の拳士で「拝むな、拝むな」と言われた人は多いのではないでしょうか?


症状A無意識のうちに人の話を聞くときに結手構になってしまう

これは社会人になっても未だにやっています。踵をくっつけるとかまではやりませんが、手のもっていき場がないときには結手構がちょうどいい感じなのです。会社の朝礼などで身の回りに結手してる人がいたらショウリンジャーかもしれませんね。


症状Bところかまわず突き蹴りをやってしまう

習いたてのころは暇になると突き蹴りのシャドーが自然と出てしまいます。(今でもたまにやってますが)
当時、居酒屋のバイトで暇なとき、壁をガシガシどついてて血痕が壁にできてしまい、女の子に怖い人だと最初は誤解されていました。「おもしろいことも言う人だったんですね。」と後で言われたときは反省しました。また、前蹴が上手くなりたくてよく電柱をバコバコ蹴りながら帰ったものですが、電柱の前の家の人に「やかましい!」と怒られたこともありました。ちなみに電柱を前蹴りで蹴りこむって結構難しいです。

症状B´鏡や窓ガラスなど自分の姿が映るものがあると無意識のうちに突き蹴りのフォームをチェックしてしまう。
これは今でもやってますね。病気です。 (掲示板のウメ太郎さんの書きこみを見て追筆しました。)


症状C身の回りの人を実験台に柔法をかけてしまう

僕は弟がいたので手握ってくれと誘ってから習った技をガチッとかけていました。ただ、弟も然る者でちゃんと握らないと技がかからないのを知ると掴んでくれなくなってしまいました。人間、何度も痛めつけられると自然と鉤手守法になるもので脇を締められるとかけれない。また、こっちは両手を使わないと技がかけれないので(今のように片手で技を捕る技術も知らなかった)残った手でこちらの手の甲を叩いて脱出、もしくは金的を入れて脱出などされてなかなか技がかからなくなってしまいました。そうなると今度は仕掛け技で隙をついてかけていくしかない。腕十字はかなり有効でした。・・・と不幸な弟を実験台に「技を知らない人、油断している人にはかかるけれど、技を知ってる人、気構えている人にはなかなかかからない」という教訓を得たのでした。


症状D飲んだ勢いで天地拳をやってしまう

大学拳法部で大会後の打ち上げなどがあるたびに関西学院大学校歌「空の翼」を斉唱し、西宮北口や甲東園で酔った勢いで天地拳第1系などやったものです。会社に入ってからも天地拳にはお世話になっています。入社以来、4回ぐらい色んな場でやりましたが、未だかつて外したことはありません。単演も知らない人の前で気合入れてやると、強烈な印象を残すことができるのです。使い方間違っていますが、少林寺拳法のアピールには最適です。


もっと色んな症状がありそうですが、思いつくものを書いてみました。
皆さんはいくつ当てはまったでしょうか?