受け継がれていくもの


2003年11月16日 関西学生大会へ後輩の試合を見に行きました。

今回の大会は現役三回生にとっては最後の大会です。

相当練習したのでしょう。幹部連中の演武は以前に見たときよりも格段に上手くなっていました。

一回生の最初から指導してきた後輩達が幹部になり、立派に演武している姿を見るのは、これまたなんともいえないものがあります。


演武が終わって先輩にアドバイスをということで後輩が僕のところへやってきました。

「今回が最後の試合だろう?精一杯やれたか?」

「はい。かつてなく練習しました」

「そうか。それならええ。かなり上手くなってたわ。後は自分はがんばったから終わりじゃなくて、後輩の指導に専念しろよ」

というような話をしたと思います。


やっぱり大学拳法部はいいなあと自分が現役のころを思い出しながら東京への帰路につきました。

試合結果はどうなったんだろうか?と思っていたら、主将のTから電話がありました。

「先輩!最優秀賞をとりました!今、みんなで祝杯あげてます」

「おお!すごいやないか!やったな!」

「はい!先輩にそういってもらえるのがホントにうれしいです。」

「後はその喜びを後輩にも味あわせてあげるんやで!それが少林寺のええとこなんやで」

「はい!先輩が言うてたことの意味がようやくわかりました」

なんだか青春ドラマのようですが、本当に感動しましたね〜
これは2003年で一番感動した出来事でした。

俺の後輩達はすごい!やっぱり、大学拳法部ってええなあ!
とすごく幸せな気分になったのでした。

少林寺拳法を続ける先生方の一番の喜びというのは、後輩の成長に関わり、後輩が成長したことを互いに喜びあえることにあるのではないでしょうか。

 これって会社でも、家族でも同じことなんでしょうね。熱い思い・魂というのはこうやって代々受け継がれていくものなのだろうな〜と思いました。