ピンチ。
友達から来たメール。
『はもう宿題終わった?
あたしまだー;;春休みもうちょっとしかないよー。』
し ゅ く だ い 。
メールを見るや否や、
慌てて机の上に置いてある宿題を確かめる。
「国語、数学、英語………ッ
い、一体全体どうしたの!!?ま、真っ白じゃない…!!;;」
そう言えば春休みエンジョイしすぎた…!!
みるみる青ざめる顔。
ドタバタと急いで階段を下りて
リビングに向かった。
ガタンッ!!
「先生は!?DTOは何処!!??」
「先生サンならさっき出かけたさぁー。」
いつもはにぎわっているリビングが今日は1人だけ、
とりあえず下の階に居たユンタが私の質問に答えてくれた。
「あの駄目教師―――ッ!!!」
「どうしたさー?、そんな慌てて…。」
「もうこうなりゃ誰でもいいわ!!
ユンター!宿題終わってないのー!教えて――!!」
ユンタに駆け寄る。
「え……………。」
固まるユンタ。
「ユンタ私より年上でしょ!?」
「…………………いや、お、オイラ中卒だったから…
その………高校生の問題はちょっと…;」
「嗚呼もう使えやしねぇ!!!」
「煤I!;(ガンッ)」
「どーかしたのかー?ー。」
「っつーかユンタがすっげー落ち込んでっけど何があったんだ?」
雷舞とファットボーイが口々に言う。
「あー!雷舞!ファットボーイ!!!
宿題教えて――!!!」
雷舞はチビだけど年齢3ケタ行ってるらしいし
ファットボーイだってブタだけど見た目二十歳以上だし!!
きっとこの2人なら判るに違いない!!!!
「「いや、オレ人間の学校行ってねぇし。」」
「お前らユンタ以上に使えねぇな!!!
このチビとブタがッ!!!(暴言)」
「「買b!!!!(がぁん)」」
雷舞&ファットボーイ
ご 臨 終 で す 。(チーン…)
「………まだ成長期来てねーだけだもん…。」
「100歳以上でその身長って事はもう成長期が来る事は絶望的よ!!」
「ブタじゃないのに………。」
「どっからどう見たってブタだわ!!!」
「「其処までいわなくたって…(どよーん)」」
只でさえ気にしている事を言われ落ち込んだ2人に
容赦なくトドメを刺す。
「もー!ちょっとは頭の良い奴居ないわけ!?」
「あー?どーかしたんか?」
「只今帰りました!先輩っ!!」
そう言って帰ってきたのは
バイト帰りのリュータと
公園でスケボーの練習をしていたハヤト。
「あーそーだ!リュータぁハヤトぉっ!!学生のあんたらならvv
私宿題やってないの――!教えてぇ――!!」
「俺も宿題わかんねーし。第一やってないぜ。」
「ってゆーか僕中学生ですし…。」
「ハヤトは許す、確かに中学生のハヤトに聞くのは私が間違ってた。
リュータ死ね。」
「狽ヲえ?!!そ、そんな!!!;;」
「大体アンタなんで宿題やってないわけ!?非常識よ!!」
「…………それを先輩が言うのもどうかと…。」
「お黙り、ハヤト。」
3年間アンタの夕飯オアズケにするわよ、と脅すと
直ぐに黙った。(ぇ)
「ー、腹減った。」
「あ――!六ッ!!!vv
六って国語得意!?得意よね!?得意でしょ!!得意って言えこの野郎!!」
「あー?国語ぉ〜??」
「宿題教えて――――――vvv」
「………いえあ、とりあえず見せてみー。」
……………………
「出来た。」
「え!?嘘ー!うわーいvv」
ばさっ、と渡される国語のプリントに目を通すと
完璧に出来ていた。
漢字だけ。
「ねぇ………ねぇ…
文章は?文章問題は??
ってゆーか漢字以外全部白紙なんだけど。」
「だって知らねーし。」
「…………。」
まぁ…漢字だけ出来ただけでも良しとするか…。
「でもまだまだいっぱいだよぅ〜〜〜!!;;」
「他に聞いてない人とかいないんですか?」
ぶつぶつ言いながら廊下を行ったり来たりして歩いていると、
ハヤトが聞いてきた。
因みにユンタとファットボーイと雷舞とリュータはまだリビングで落ち込んでいる。
「えー…まだ聞いてない人………いたかなぁ…?」
うーん、と頭を抱えて悩む、
すると行き成り前方の部屋の扉が開いて中からガスマスク…じゃなくてジャックが出てきた。
「あ…………。」
「あ…、どうかしたのか?……ついでに2人も。」
「「「…………………。」」」
無言でジャックを見つめると六とハヤト。
3人の視線を不審に思いながら
ジャックが尋ねる。
「………何ジロジロ見てんだよ…3人して。」
「…………いやいや、先輩。コイツは論外ですよ。」
「先ず平仮名が読めるかどうか謎だば。」
「そうね、聞くだけ無駄っぽいし。」
「何の事言ってるのかは判んねぇが馬鹿にされてるって事だけはよく判ったぜ。」
そう言って3人を睨む
「じゃあ見せるだけ見せるけど、コレ判る?」
数学の問題集を見せる。
ジャックがソレを手に取りじぃ、と睨めっこ。
「………なぁ、“÷”って何て読むんだ?」
「………………うん、何でも無いの。気にしないで。(笑顔)」
「やっぱりDTO先生が帰って来るまで待つのが得策ですよ、先輩。」
「そうねぇ…。」
「――――vvただいま――vvv」
そんな声とともに後ろから思いっきり抱き付いてくるDTO。
「うわああい!!先生待ってたの!!!」
「え?マジで?(…!そんなに俺様の事…!!vv)」
「うん!!宿題教えて!!!!」
「………あ?」
「宿題!」
「………保健なら何時でも大歓迎だぞ。」
「英語と数学と国語。それ以外は無いわ。」
「えー。」
「宿題教えてくれたら私今以上に先生の事好きになっちゃうわぁ――…。」
「よし、俺様に任せとけ。(早ッ)」
そして宿題はDTO先生に教えてもらった。
漢字意外全部。
こうして私の春休みは幕を閉じました。
「ってゆーかジャックって実際平仮名読めるの?」
「………平仮名くらいは。」
「漢字は?」
「……………。」
終わり
*****
Des家馬鹿説。(死滅)
DTO先生は一応先生だから頭良いかなって。
ってゆーか宿題やってなくてヤバイのはヒロインじゃなくて私だよ(爆)
こんなの書いてる場合じゃないよ銭ィさぁん!!