突如地下水が噴出
各務原の団地
地面から吹き出して流れる水
=各務原市新鵜沼台で
各務原市新鵜沼台の無職山口次男さん方の敷地内のあちこちから突然、大量の地下
水が噴き出した。 さながら小川のようになっており、
市防災交通課も
「団地が造成さ
れてから三十年ほどになるが、こんな事態は初めて」
としている。 一帯は山の斜面に
造成された団地で、近所にも不安が広がっている。
山口さんの長男博さん(31)の話によると、水が噴き出し始めたのは十四日午前。
当初はチョロチョロ程度だったが、十五日夜になって、新たに駐車場部分の二カ所か
ら大量に噴出した。
現在は、駐車場部分の床のコンクリートを切り取って、噴き出す水を導き、自宅前
の側溝に流し出している。 流れの幅は約一メートル。 博さんは「まさかこんなことが
起こるとは」と絶句する。
市は、上下水道の管に損傷がないことなどから、何らかの原因で地下水が地表に出
てきた、との見方を強め、十六日に緊急の対策会議を開いた。 全力を挙げて応急措置
を取り、コンサルタント会社に依頼して原因の詳しい調査を行うことを決めた。 だが、
「もし地下水ならば、噴出を止めても別の場所から水が出るだけ」(各務原市)
といい、抜本的な解決策は見つかっていない。
(中村 禎一郎)
|