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ソルジャー研次郎 調査報告書 カリガリ観
参考資料 (S)=SHOXX, (F)=FOOL'S MATE, (V)=VICIOUS, (Fr)=Fruige, (M)=M GAZETT, (白)=カリガリ白書。 その他はそれぞれ誌名を表示。号数はわかるもののみ。切り抜きが多いので・・・ごめんなさい! |
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論 点 研次郎さんの考える、カリガリとは? 研次郎さんのライフワーク?カリガリ。 捉えどころのないこのバンドを構成する御本人は、どう見てらっしゃるのでしょう? |
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初めて聴いたカリガリに対して管理人が抱いた率直な感想は、「何だ?このバンド」であった。 化粧をしているからお耽美系かと思えば、「嘔吐」という曲がある。 「君に会えて良かった」と言われたかと思えば、死ね死ね死ね死ねと罵られる。 皆殺しと叫ばれたかと思えば、「朝日は昇るから」と応援される。 様式美ビジュアル系と、スカコア・メロコアのパンク漬けだった管理人にとって、 このバンドは全くの未知数X、むしろクエスチョンのQであった。 いちファンの管理人が触れる事ができるカリガリの姿などは、たかが知れている。 ならば当事者に聞くしかない。 そう、カリガリの事はカリガリに、動物の事はムツゴロウさんに聞けば良いのだ。 という訳で、バンド一の理性の人っぽい研次郎さんのカリガリ観を知る事で、 引いてはカリガリというバンドを考えてみたいと思う。 まずは、当事者としての視点から見たと思われる、カリガリ観である。 「リズム・パターンが多様なバンドですから。 ドラムにせよ、ベースにせよ、何の楽器でもそうなんですけど、 カリガリに入ったら勉強すること多いですよ。やらなきゃいけなくなる。」(S 2000 1〜2月?) (研次郎さんがなかなか曲を持ってこないことに対して) 「選んじゃうんですよ。 カリガリに持ってくるのは緊張するんですよ(笑)。」(S 2000 9〜10月?) カリガリがいかにシビアな世界かを、垣間見た気がする発言である。 管理人など、カリガリの曲を車中で鼻ずさんでいるが、 その裏にはこのようなシビアな世界が存在する。 だからこその、質の高い作品である事は勿論だが。 ところで、研次郎さんと言うと、冷静沈着、カリガリのブレーン、という印象が 等式で結ばれるのは管理人だけではあるまい。 研次郎さんのカリガリでの役割は、実際のところどうなのだろうか。 「僕も特にはないんですけど、クールであれば(笑)。アダルティであれば(笑)。」(S 2000 1〜2月?) これ以上、どこまでアダルティになれば気が済むのかムッシュ村井。 そうか、やはり御自分でも、クールでアダルティは理想のようである。 「ウチは青さんが頭で考えてフニャフニャしてる状態を僕が実現させるというか。 雑用係であることは間違いないですね(笑)。FAX送ったり・・・」(F 2000 9〜10月?) 「メンバーの誰か一人でもいいから携わってないと不安なんですよね。 人まかせにブッキングとかするんじゃなくて。」(同上) ああ経理担当。FAXというのがやたらリアルだ。 背を丸めて送信する研次郎さんが想像できてしまう辺りが、更にリアルで何かもうイヤである。 「こういう事したいのよォ〜」「ああ、じゃあこうしたらいいですよ」的なやり取りが聞こえてきそうだ。 そして、その携わる役が主に研次郎さんなのだろう。 このインタビューの時期は、既に名も知れて活動範囲が大きくなっていた頃である。 にも関わらず御自分で事務もなさる姿勢は、見習うべき点ではないだろうか。 几帳面な人が1人いると、事務所は安泰である。 御自分でできる範囲は把握なさろうとする研次郎さん。 スタッフさん等、カリガリに関わる方との距離も近いから、 あのような楽しいライブも実現できるのであろう。 カリガリとファンとを繋ぐスタッフさんと疎通できていなければ、 お互いが楽しめるような活動は望めないと考えるからである。 さて、当事者としては、客観的な視点から眺めるのは難しい事かもしれないが、 全体像としてのカリガリを、研次郎さんはどうお考えなのだろうか。 「難しいんですよね、カリガリの場合は。 ”ステージの時は化粧をして、パフォーマンスもして。 曲はポップなものからヘンテコなものまで”って。 でも、バンドの音楽性は、言葉じゃ説明できないんですよね。」(M 2001 6月?) そこを何とか説明してくれ研次郎さん。企画倒れになってしまうではないか。 しかし、当事者のご意見だけに、真実には違いないだろう。 確かに、「37564」と「冬の日」を一つにくくるなど、疑問であり愚問であるように思う。 パフォーマンス。 そう、管理人も、青さんの扇子の舞を初めて拝見した時、 この人はギタリストじゃない、パフォーマーだ、エンターテイナーだ、と思ったものである。 バンドという形態で音楽を演奏なさっているメンバーさんには失礼な表現かもしれないが、 ライブであると同時にショウ、プレイヤーであると同時にエンターテイナー、 それが、管理人のカリガリに対する印象である。 「唯一、鼻血を出してもいいヴィジュアル系ですから。」(S 2000 1〜2月?) 「鼻血出しても許されるバンドってカリガリだけですよ。」(同上) 「鼻血を出してもいい」時点でヴィジュアル系ではない気がするが、 研次郎さんの皮肉やら挑発やら挑戦やらが、 たった一言に込められている気がして、非常に面白い。 実際、誠さん辺りが鼻血を垂らしても、全く問題なさそうであるし、 むしろ小道具にすらなってしまいそうな(してしまいそうな)ところが、「許される」所以であろう。 では、結論として、当事者から見たカリガリ像は一体どんなものか? 化粧もするしヘンテコな曲も演奏する。鼻血を吹いても許される。 しかし言葉では説明できないバンドである。 これをどうまとめたら良いのか? それは管理人の技量の範囲ではないし、仕事でもない。 やはり、カリガリの事はカリガリに聞け、なのである。 「最後には何をどうやってもカリガリの世界になってしまうってことなんですよね(笑)。」(V 2000 9月) |
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考 察 当事者の研次郎さんですら言葉で表し切れないカリガリ。 しかし、御本人にとっても未知数だからこその、 これから先の不確定な変貌ぶりが、 ファンの期待を高める一因になってはいないだろうか。 五里霧中だからガリ夢中なのである。 この調査は、あくまでも管理人の個人的解釈によるものです。 研次郎さん御本人との関係は一切ございません。 |
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