| パネル概要 |
ここでは、パネルそのものの簡単なご紹介です。
ウッド・カーボン・アルミパネルとも、基本的な製法は同じです。
まず取りつけるパネルのCADデータを採取します。これを元に、薄板をレーザーカッターで切りだします。
常に同じ精度で形状が出るため、量産に向き、安価に出来るわけです。
表面にはエポキシコートが施されます。深いツヤを得ると同時に、取りつけ後のシワが起きないように
なるわけです。何しろアメリカの気候は気温、湿度とも極端に振れます。アリゾナの砂漠、フロリダの
湿度(夏には呼吸も困難になります。ホント!)、生産地コロラドの寒さ(え?アラスカ?ウーンどうでしょう)
に耐えないといけないわけです。日本の四季なら涼しく乗りきれるでしょう。
ただ、強い曲率の面に張ったパネルが、寒さで剥がれてくることはあります。素材の反発が強いためで、
これはウッドが本物であるがゆえでもあり、痛し痒しというところなのですが、、、。
メーカーもその点はよく承知していて、あまり急なカーブや段差の上ではパネルを分割するか、デザインを
損なわない程度にパネル自体を省略する方法で処理しています。なにしろクレーム即訴訟になる国なので、
保証できないものは原則的に作れないのですね(無理に追加してもらった2部品も、有償補修を前提に作って
もらいました)。
裏面には貼り付け用の3M(フロッピーからカーケア用品までお馴染みですね)製超強力テープがセット
されます。糊を使用しないので、貼り付けが安定し、かつ素人にも簡単な作業で取りつけられます。
こうして完成したパネルは、平らなボール紙に発泡材を薄く敷いた台紙に並べられ、箱詰めされて発送される
ことになります。
あとは皆様が、少し慎重に張りつけ作業を進められれば、いつものSVXが本来あるべきであった
超高級クーペに変身するわけです。