現在の愛車File.1


Mike Hailwood Replica

MHR900(DUCATI) 1982年型

ドカについては、HDやロードスター程詳しいという自信はナイ。以下ちょっと知ったかぶってるけど、実は大間違いがあるかも。
 
という訳で、元祖レーサーレプリカとも言える、「マイクヘイルウッドレプリカ」。輸入開始当時(70年代末)はまだ国内でバイクのカウルが認可されておらず、真っ赤なフルカウル姿で日本の道路上を走る姿は、かなり目立つものだった。標準でトップブリッジ下に装着されたセパハンも、当時原付少年だった自分にはデッカイあこがれ、だった。ナナハンでさえまだ遙か遠くの夢だった自分には、900で、しかもフルカウルのでかいバイクを、あんなに低くて短いセパハンで振り回すなど一体誰にできるのだろう!と驚異の的だった。(なお写真の車輌は、MHR仕様フルカウルから、SS仕様のハーフカウルに変更済)
 
ドカといえばバルブを強制開閉させる「DESMO」方式が有名だが、さらにヘッド上のカムを駆動する方式が現行ドカではベルトなのに対して、この頃のドカは「ベベルギア」という、回転軸を90度ひねるギアを用いて駆動するのが特徴だった。それ故このタイプのドカエンジンを総称して、「ベベル」と呼ぶ。
 
エンジンヘッド上のカム駆動方式としてバイクでは現在一般的なチェーン駆動だが、理論上はチェーン→ギア→ベルトの順番に動力ロスが少なくなると言われている。
カムギアトレインと言えばホンダのレーサー等(市販車も有り)が有名だが、これらは平型のギアを用いており、「ベベルギア」を用いる量産市販車はドカの他には殆どナイ、筈。(近年カワサキのW650がこれを採用して、驚いた)
 
しかしベベル駆動もDESMO方式も主流にはなり得なかったことから判る様に、例えこれらに伴うコスト増や重量増に目をつぶったとしても、現代の素材や工作技術ではもっとオーソドックスな方式で十分な性能が発揮できるため、今となっては結局、独創的ではあるが不必要なカラクリ、とも言える仕組みになってしまった。
 
ベベルのLツイン系は、スタイルも含めて登場当時から既にクラシカルとも思えるセットアップだったが、それでもレーサーはサーキットでホンダの4気筒勢を尻目にいくつかの勝利を挙げ、MHRは特に日本で大人気となった。
 
ベベルギアとDESMOの組合せ、そしてリアバンクの冷却性を狙った「L」字型空冷ツインが、この年代のドカのオリジナリティであり魅力だと思う。
自分の車輌はカウル、タンク、シートが当時定番だったSS仕様に変更されている。
マフラーもこの年式の純正は既にサイレンチウムになっていた筈だが、当然のごとくコンチに換装済。殆ど筒抜けのコンチだが、やはり音質は最高である。またタンク下から顔を出す、ファンネル仕様のデロルトからは盛大な吸気音が響きわたる。20年モノだが、メーターで190程度はまだまだ可能な実力を持っている。
タイトなシングルシートに身を預け、遠くて低いセパハンに手を置くと、上半身は自然とロングタンクに被さる様にロケットカウル(古いね)に潜り込もうとする。
上目遣いに前方を見据え、DESMO式バルブの動きが頭に思い浮かぶ様なLツインの鼓動と振動、コンチが叩き出す太い爆音、スロットルの動きと共に高まる吸気音を全身に感じながら、決して遅くはないもののしかし重々しく加速する瞬間、気分はまるでかつてのレシプロ戦闘機をライドしているかの様な高揚感に捕らわれる・・・。
 
(↑なんて自分が乗ってもそんな格好いいものに全然ならないことは重々承知) 
 


front-right side

front-right side

engine

engine

right side

right side

cockpit

cockpit

left-rear side

left-rear side

clutch

clutch

wheel

wheel

meter panel

meter panel

new tank

new tank

new tank2

new tank2

new tank3

new tank3

new tank4

new tank4

new tank5

new tank5

new tank6

new tank6

new tank7

new tank7


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