『幕末維新三百藩総覧 コンパクト版』
 1995.09.30.新人物往来社刊、ハードカバー。
 その名の通り、幕末維新期の諸藩の情勢を簡略に記したもの。藩によって内容の濃淡が強く、特に会津藩とか二本松藩、長岡藩etcの東国諸藩の描写は長文の上に鎮魂史観丸出しで見るに耐えません。あのー、これ小説じゃないんで、もう少し筆致を抑えて頂けます?
 とは云え、意外な小藩の意外な行動が読めたりして、なかなか面白いのも事実。三日月藩の活躍とか、駿遠志士の受難なんて全然知りませんでした……うーん、相変わらず幕府側の大名の研究ばかりが進んでるみたいですなー。この不公平、誰か是正してくれないですかね。


【総評】:もしも古本屋で見つけたら(なおかつ安かったら)、リファレンスとして一冊手元に置いといても良いかも。