『幕末・京大坂歴史の旅』 1999.02.朝日新聞社刊、朝日選書所収。著:松浦怜。 条約勅許問題から、慶喜が大坂城を脱出するまでの京都・大坂の地方史を纏めた一冊。思想史という取り扱いが難しいジャンルを専門とする学者さんの著作だけあって、佐幕にも尊王にも偏らず、冷静に陰謀史観をぶった切り、また佐幕派史観の歴史家が隠蔽したがる「大坂打ち壊し」等について克明に描いている。