桂 隼之助
 本名早之助。天保四(1834)年頃生まれる。
 元は京都所司代同心で、新屋敷に居住して大野応之助に剣術を学び、幕末には文武稽古場の教授方に任命されていた。
 また、元治元(1864)年には上洛した徳川家茂の御前で演武を行い、特に剣術抜群であったので白銀五枚を下賜された。
 慶応三(1867)年二月、同じ新屋敷同心の世良吉五郎・山内巌雄・饗庭隆太郎らと共に見廻組並に任ぜられた。
 なお、世良と桂は剣術を以って、山内と饗庭は学問を以って抜擢されたとの事。