『京都見廻組史録』
2005.12.15.新人物往来社刊、ハードカバー。著:菊地明。
著者は新選組研究で何冊も著作の有る研究者。
「新選組」と云う光の影に隠れてなかなかスポットの当てられなかった「見廻組」に関して、「藤岡屋日記」と云ったお馴染みの一次資料や「角田家文書」等の目新しい資料を駆使して史実の姿を明かにした歴史教養書。見廻組の職制や、西原邦之助暗殺、高橋弥八郎切腹、浅尾陣屋襲撃事件等の細かい事件も分かり易く纏められており、非常に読み応えの有る一冊でした。
この本を読んで思ったのは、良く言われるように「見廻組は新選組のデッドコピー」と云うわけでは無く、大番組や書院番組と云った旧来の軍制の延長線上で生まれた「警備隊」なんだなーと云う事。見廻組の事を新選組の引き立て役みたいに扱っちゃって、ホントごめんなさい……今後もシナリオを面白くする為ならするけど(ぉ