『歴史の中の新選組』 2004.03.25.岩波書店刊、ハードカバー。著:宮地正人。 書簡や日記という資料に基き、空想や創作を排し、小説ではない史実としての新選組を追求した一冊。新選組を政治史の観点から見直す! 等と謳いあげて居る辺り、些か古めかしい感じがしないでもない。しかし逆転した皇国史観とでも言うべき「新選組善玉史観」が幅を効かせ、新選組個々人がクローズアップされ過ぎている昨今では、却って「古くて新しい」のかも知れない。