『長州戦争 幕府瓦解への岐路
2006.03.25.中央公論社刊、中公新書所収。著:野口武彦。
幕末に起こった「長州戦争」(所謂「第二次長州征伐」だが、野口氏は当時の語感を重んじて敢えてそうよんでいるそうな)を、幕府側の視点から見た歴史教養書。幕府側からの視点といっても、会津鎮魂史観の如く悲憤慷慨するわけではなく、寧ろサバサバした様子で伝えている。
戦争マニアの拙者には、当時の戦争のミクロの姿を伝えて呉れているのが非常に嬉しかったです。
【総評】:思想的な偏りも無く(末尾の纏めはちょっと余計でしたが)、文章も平易で読み易く、なかなかの良書。幕末初心者にもお勧め出来る一冊です。