裏柳生流 (Ura-yagyu^-ryu^)
柳生家は大和の山中で寝返りを重ねて生き延びてきた土豪で、その際に活躍したのが忍者的な技能を持った者達「裏柳生」である。伊賀に程近い柳生の里では伊賀流に近い忍術が編まれたと言う。裏柳生は柳生但馬守宗矩が大和柳生の里から呼び出して己の出世のために使ったのが始まりである。特に江戸時代初期に宗矩の長男十兵衛三厳によって整備され、幕府の忍びである伊賀衆・甲賀衆等とは一線を画した時の権力者直属の忍びとしての地位を確立した。三厳は家光の小姓であったが家光の勘気に触れ、宗矩からも勘当を申し渡されて諸国を放浪した。しかしそれは偽りであり、実際にはその間に諸国を探索して多くの藩を改易に追い込んだ。その時彼の手足となったのが裏柳生の者達である。
裏柳生の特徴は心法を重視して「活人剣」を掲げる柳生流に対して人を斬ることのみを追求した「殺人剣」を使うことである。裏柳生は他の忍術流派よりも情報収集や潜入能力に於て劣るが、戦闘力に於いてはかなりのものを持っている。多くの忍術が敵と戦うよりは逃れる方法を主に教えているのに対し、裏柳生は剣を使っての闘争を重視し、暗殺などに長じていた。すなわち彼ら裏柳生は、表向き柳生流の指南役や助教授であると言うことも珍しくないのである。
〜盗賊(1レベル)〜
| 【猿飛】 (Sarutobi) | |
| 種類: | 攻撃・防御 |
| 効果: | 剣技レベル×3m跳躍して攻撃可能。防御に使用すれば、防御後剣技レベル×3m跳躍可能。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 三歩で五間(約15m)を跳躍して斬りつける技。 |
| 【逆風】 (Gyaku-hu^) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 命中値−2、ダメージ+2D6。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | まず上段から袈裟掛けに斬り、さらに返す刀で下段から先の袈裟掛けの傷口を逆袈裟に切り上げる技。 |
| 【月影】 (Tsukikage) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | ダメージを受けて相手は、戦闘終了まで「剣術」技能に-1の修正を受ける。但し、命中しても鎧などでダメージを受けなかった場合には無効。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 上段の構えに対抗する技。 先ず、下段の八双に構えて相手と対峙する。その際、切っ先は地面すれすれに下げる。この構えを、草を撥ねるほどの低い八双と言う事から特に「撥草(はっそう)」と呼び、この構えで相手の目を眩惑し、上段から振り降ろして来る相手の太刀を擦り上げるようにして相手の篭手を切る技。 |
| 【肋一寸】 (Abara-Issun) | |
| 種類: | 防御 |
| 効果: | 回避値+2。 |
| 使用武器: | なし |
| 説明: | 相手の太刀筋を見切り、寸前でかわす技。 柳生十兵衛は、将軍の御前である武芸者と木刀で試合を行った。そして殆ど相撃ちとなったが、十兵衛は自分の勝ちを主張して譲らなかった。そこで真剣での立会いが行われ、同じく殆ど相撃ちとなったのだが、武芸者のみが倒れて十兵衛は衣服の胸元を斬られたが無事であった。即ち、衣服一枚単位で見切った結果である。 |
〜乱破(2レベル)〜
| 【左太刀】 (Satach) | |
| 種類: | 構え |
| 効果: | 命中値+2、射程距離剣技レベルm。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 左手を鍔元に、右手を柄頭に置いた上段の構え。打ち込んだ際、右半身になって切っ先を延ばし、相手の意表を突く。 |
| 【如意輪剣】 (Nyoi-rinken) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 剣技レベルm跳躍して攻撃。相手は「受け」不可。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 空中に跳躍して一回転し、相手の胸を蹴り、其の反動を利用して後方に飛び下がり、更に斬り立てる技。心に思わず、不測の攻撃を行う技である。 |
| 【刹那】 (Setsuna) | |
| 種類: | 居合 |
| 効果: | 正座して相対した状態から攻撃可能。相手は「受け」不可能。命中値+2、ダメージ+2D6。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 正座しながら、3m近く飛び上がって相手を斬る技。 膝に力を溜めておき、其のばねの力で跳ね上がる。柳生十兵衛の得意技と伝えられる。 |
〜下忍(3レベル)〜
| 【傀儡】 (Kugutsu) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 命中値+3、射程距離剣技レベル×3m |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | この剣技は森や家屋の中等、頭上に障害物が無いと使用出来ない。 枝や障害物に蜘蛛の巣のように、目に見えない丈夫な糸を張り巡らせる。其の糸を刀に巻き付け、自在に操る技。何も知らない者が此の剣技を見ると、恰も刀が独りでに飛び交って居るかの如く見える。 |
| 【燕飛】 (Enpi) | |
| 種類: | 構え |
| 効果: | 命中値+1。使用後、「浮舟」・「猿廻」・「浦波」使用可能。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 神陰流の開祖上泉伊勢守信綱が、其の元と成った陰流から伝わる猿飛の太刀から改良した技。右足を深く踏み込んだ低い青眼の構え。猿廻、山陰、月影、浦波、浮舟に繋がる凄まじい変化を秘めた太刀。 |
| 【崩し八重垣】 (Kuzusi-Yaegaki) | |
| 種類: | 反撃 |
| 効果: | 相手の攻撃を防御した後、命中値+1で反撃可能。此の技を使用すれば、1ターンに何回攻撃されても此の技で反撃が可能。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 複数の敵に取り囲まれたときに使用する。先ず正面の相手に対して青眼に構え、一歩足を踏み変えて退く毎に相手を斬る。すかさず相手が背後に回り込もうとすれば、体を開き、正面に相手を捉えて斬り、再び下がる……此の技を繰り返し、相手を切り崩す。即ち、相手は複数同時に斬りかかるとはいえ必ず僅かな速度差はあるので、其処を捉えて早い者から順に相手をして、斬る。 |
〜中忍(5レベル)〜
| 【八相発破】 (Hasso^-happa) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 3回攻撃(刀、脇差、刀の順番) |
| 使用武器: | 二刀 |
| 説明: | 二刀を左右に開いてそれぞれ八相に構え、交互に切りつけて連続攻撃を行う技。 |
| 【水月刀】 (Suigetu-to^) | |
| 種類: | 反撃 |
| 効果: | 相手の攻撃を「受け」もしくは「回避」した後、反撃可能。攻撃が命中し、ダメージを与える事が出来れば、以後、相手は命中値・防御値に−2の修正。 |
| 使用武器: | 二刀 |
| 説明: | 柳生十兵衛の著書『月之抄』に曰く、「敵が寄っても三尺、我が寄っても三尺。敵を打つと思うて、我が身を打たすべし。敵、我を打ちさえすれば、敵を打ったも同然なり。これ、水月。」。即ち、敵に自分を打たせて、その隙に相手を斬る技。脇差を左手に持って前面に水平に突き出し、刀は右手に持って下段八相に構える。相手が攻撃を仕掛けて来たら、脇差で受け止めて、その隙に下段から相手の腕を切り上げる技。 |
| 【小太刀崩し】 (Kodachi-kuzushi) | |
| 種類: | 防御 |
| 効果: | 相手は「居合」を使用できない。 |
| 使用武器: | なし |
| 説明: | 居合を封じる技。左手で相手の右手を掴み、右手で脇差のこじりを掴み、手前に引く。 脇差は帯に差して居るから、こじりを掴んで引き起こせば、相手は動きを封じられてしまい、体をねじ伏せられ、刀を抜けなくなってしまう。 |
〜中忍頭(6レベル)〜
| 【明身】 (Akemi) | |
| 種類: | 居合 |
| 効果: | 戦闘開始前や平常時にに使用する事も可能。その時には、剣技レベルが自分より低い相手は防御出来ない。相手の剣技レベルが自分より高い場合や、戦闘時に使えば、相手は「受け」不可能。どちらの場合でも命中値+2、ダメージ+1D6。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 平常の姿勢から刀を左手で逆手に持って抜き払い、斬る技。「業のみが有って位が無い」と言われる如く、居合の構えを取らないで、居合を仕掛ける事が出来るので、相手の不意を打つ事が出来る。 |
| 【浮舟】 (Ukihune) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 命中値+5 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 刀の切っ先を相手に突き付け、相手の反応を呼んでその乱れに乗ずる技。 |
〜上忍(7レベル)〜
| 【猿廻】 (Enkai) | |
| 種類: | 反撃 |
| 効果: | 相手の攻撃を「回避」した後、命中値+2、ダメージ+2D6で反撃可能。相手は「受け」不可能。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 相手の切りかかって来る刀の峰を足で踏みつけて刀の動きを封じて攻撃する技。 |
| 【浦波】 (Uranami) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 二回攻撃。二回目には命中値+3。 |
| 使用武器: | 刀、脇差 |
| 説明: | 先ず左手を剣から離して右手一本で牽制の一撃を加え、剣が下がったところで左手を添えて剣を頭上に戻し、剣と一体になって相手の刃の下に飛び込んで行く連続技。 |
〜あだ名付き(8レベル)〜
| 【神明剣】 (Sinmyo^ken) | |
| 種類: | 攻撃 |
| 効果: | 剣技レベルm離れた相手に攻撃可能。2回攻撃。1回目は手裏剣の修正値で判定、命中値−2、ダメージ+1D6。この時「受け」を行った場合、2回目の攻撃に対しては「受け」を行う事は出来ない。2回目は刀の修正値で判定し、命中値+4、ダメージ+剣技レベル1/2D6。 |
| 使用武器: | 刀、脇差と手裏剣 |
| 説明: | 手裏剣を投げつけ、その背後に隠れて跳躍して相手に接近し、手裏剣を払って構えが乱れた相手を斬る技。 |