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砲術一覧

洋式砲術 (Youshiki-Houzyutsu)
 鎖国し、長年非武装状態を続けていた日本の軍事技術は、十九世紀にはすっかり世界の趨勢から取り残されていた。其処で、諸外国の圧力が高まる中で、進んだ西洋の銃器を輸入し、使用しようと云う動きが生じるのは、いわば当然の動きであった。ただ面白いのは、その危機感が統治者であり、かつまた軍事指揮官である筈の武士からではなく、長崎の町年寄と言う一介の民間人から噴出した、と言う点であろう。以来、日本の砲術は急速に発展を続け、特に幕府、佐賀藩、薩摩藩、長州藩、土佐藩等は有力な洋式軍隊を作り上げた。


〜1レベル〜

【クイック・ドロウ】 (Quike-Draw)
種類: 攻撃
効果: 戦闘の最初のターンのみ使用可能。ターン開始時に使用を宣言する。イニシアティブ決定時に+3の修正を受け、準備していない状態から射撃可能。
使用武器: 拳銃、小銃
説明:  「早撃ち」の技法。剣技で云えば居合か。西部の男の必須技能。

 

【制圧射撃】 (Seiatsu-Syageki)
種類: 防御
効果: 白兵戦に対する防御値に+6の修正。
使用武器: 拳銃、小銃
説明:  激しい連続射撃で弾幕を張り、相手をその場に釘付けにする技法。

〜2レベル〜

【ヒップ・レスト】 (Hip-Rest)
種類: 構え
効果: 命中修正+1
使用武器: 小銃
説明:  小銃射撃の技術。立ち撃ちに用いられる最も安定した射撃法。
 銃を支える側の腕の肘を腰(ヒップ)に当て、上体を後方に反らせて重心を肩幅に開いた両足の中央に置くことにより、銃の揺れを最小限に押さえることが出来る。

 

【ランヤード】 (Lanyard)
種類: 攻撃
効果: 命中値+1
使用武器: 拳銃
説明:  負い紐。軍用及び警察用拳銃には握把下端に金属製リング「ランヤード・リング」が有り、此処に負い紐を通して肩から下げる様になっている。此の負い紐を緊張させ、射撃時の銃の安定性を高めることもできる。

 

【銃剣格闘】 (Juuken-Kakutoh)
種類: 攻撃
効果: 二回攻撃。一回目は射撃を行い、その後剣技レベル×2m前進し、銃剣で攻撃。二回の攻撃は同一の目標にしか行えない。
使用武器: 小銃(着剣可能な銃器)、銃剣(差込型を除く)
説明:  先ず射撃で敵を圧倒し、突撃して直突動作を行う。刺突の際には「ぃやああぁぁぁぁ〜」とかけ声を掛ける。かけ声は語尾にアクセントを置き、銃剣を相手の体から引き抜くまで声を上げ続けるのがポイント。これは、刺すときよりも引き抜くときの方が力がいるからである、と云われている。

〜3レベル〜

【扇撃】 (Ougi-Uchi)
種類: 攻撃
効果: 命中値−1×目標数(つまり、目標が三人居れば命中値−3)。前方90度内に居る相手全員に1回ずつ攻撃可能。
使用武器: 拳銃
説明:  拳銃を横に動かしつつ、多数の相手を纏めて撃つ技。其の分、命中率は落ちる。

 

【交え抜き】 (Closs-Draw)
種類: 攻撃
効果: 命中値+2。
使用武器: 二丁拳銃
説明:  左右の腰にホルスターを付けているときのみ使用可能。また、通常とは逆に握把を前に向けてホルスターに指す必要がある。
 右手で左の銃を抜き、左手で右の銃を抜く技。相手の意表を突いて攻撃する効果がある。途中、銃が交差するので此の名が付いた。

 

【銃剣道】 (Juuken-Doh)
種類: 攻撃
効果: 命中値・防御値+1。
使用武器: 銃剣
説明:  銃剣を用いて戦う技術。銃剣を用いての直突、銃床を用いての打撃等、様々な技法を持つ。
 当初、洋式化された軍隊では射撃には銃器を用いても、白兵戦に移行すれば銃器を捨てて抜刀した。その為に軍中では大いに不便をし、明治陸軍では刀を廃してフランス式の銃剣道を採用した。此のフランス式銃剣道は銃身を後ろ足に置く物で、槍術の伝統がある日本人には馴染み難い物であったが、戊辰戦争の戦訓から白兵戦を軽視した陸軍は、銃剣道は体育の一環と認識し、敢えて改善しなかった。此の認識が変わるのは、警視庁抜刀隊が活躍した西南戦争以降である。西南戦争以降、陸軍では剣術の再興と平行して銃剣道の編成が行われ、明治十六年には遂に日本独自の銃剣道の制定を見るに至った。

〜4レベル〜

【オーバーロード】 (Overload)
種類: 攻撃
効果: ダメージ×2。但し、命中判定のダイスの目の合計が4以下なら、暴発。
使用武器: 小銃、拳銃
説明:  既成の薬莢に二発分の装薬を詰め、威力を増す技術。三発分の装薬を加えて更にダメージを三倍に増す事も出来るが、その場合には射撃後銃器が故障してしまい、修理するまでその銃では射撃を行えない。

 

【カーリー・ビル・スピン】 (Kahree-Bill-Spin)
種類: 攻撃
効果: 命中値+2、ダメージ×2。1戦闘に1回のみ使用可能。
使用武器: 拳銃
説明:  降参すると見せかけて相手に銃の握把を差し出し、相手が油断した瞬間に中指・薬指・小指を使って銃を回転させ、銃口を相手に向けて撃つ技。卑怯な技だが、一度使用した相手は二度と騙されないので、連続して使用することは出来ない。

 

【ボーアマン・ヒューズ】 (Border Switch)
種類: 攻撃
効果: 二丁以上の拳銃を持っている場合にのみ使用可能。銃弾を装弾数だけ撃ち尽くした後、1ターンで持ち替えてもう一度射撃を行うことが出来る。
使用武器: 拳銃
説明:  二丁拳銃による射撃の技法。利き腕で拳銃を撃ち、反対側の腕でもう一挺の拳銃を保持する。利き腕の銃の弾が尽きたら、左右の拳銃を空中に放り投げ、入れ替え、再び射撃する。

〜5レベル〜

【ワイルドキャット】 (Wildcat)
種類: 攻撃
効果: 射程距離が剣技レベル倍。但し、命中判定のダイスの目の合計が4以下なら、暴発。
使用武器: 小銃、拳銃
説明:  既成の薬莢に火薬の強化、弾丸の傾斜角の調整などの手を加え、威力を強化する技術。ワイルドキャットとは山猫の意味で、向こう見ず、乱暴者などの性格を持つことから、扱いの難しい此のオリジナル薬莢の名前となった。

 

【スナイプ】 (Snip)
種類: 攻撃
効果: 特定部位を射撃可能。効果は以下の通り。
部位 修正 効果
-8 ダメージ二倍
-4 以後、戦闘終了まで攻撃・防御に−2のペナルティ。
-6 以後、戦闘終了まで移動距離1/2。剣技の「跳躍」等も距離が半減。
武器 -2 武器を取り落とす。更に1/2の確率で武器が破壊される。
足下 -1 吃驚する。次のターン、全ての行動に−1のペナルティ。
使用武器: 小銃
説明:  文字通り、相手を一撃で仕留める技。なお、狙撃を意味する“To Snip”と言う言葉は18世紀のインドで生まれ、第一次世界大戦の塹壕戦で世界中に広まった。

〜6レベル〜

【ダマスカス・バレル】 (Damascus-Barrel)
種類: 特殊
効果: 金30両を消費し、所有する銃器一挺の命中値を+2する事が出来る。
使用武器: 拳銃、小銃
説明:  銃身に、伝説の良質鋼鉄ダマスカス鋼を使用する技術。此の銃身は、日本の火縄銃のように板金状の鋼鉄を熱し、鉄芯に巻き付けて鍛造する物である。其の工程で美しい雲状の文様が生まれるのが特徴。此の文様は細かければ細かいほど美しいとされた。
 此のダマスカス銃身は十八世紀にイギリスに伝えられ、ダマスカス鋼に対する刀剣時代からの信仰から、好事家に多用された。しかし、鍛造溶接銃身だけに強度には限界があり、黒色火薬から無煙火薬に移行する中で、次第に使用されなくなった。

〜7レベル〜

【ヒップ・シューティング】 (Hip-Shooting)
種類: 攻撃
効果: ホルスターに入れた状態から、射撃可能。命中値+4。
使用武器: 拳銃
説明:  拳銃の射撃法。ホルスターから抜いた拳銃を、腰の位置で射撃する早撃ちの技術。相手は意表をつかれて回避が困難であろうが、照準する事が出来ないので、余程の達人でなければ命中は難しい。

〜8レベル〜

【ファニング】 (Fanning)
種類: 攻撃
効果: 1ターンの間に、装填している弾数分だけ攻撃可能。
使用武器: 拳銃
説明:  リボルバー拳銃による速射の技術。
 右手でグリップを握って引き金を引き、引きっぱなしのまま左手で撃鉄を起こしては滑らせるように放し、手動で連続的に撃発させる射撃法。照準を行うことが出来ないので、余程の達人でなければ命中はおぼつかないだろう。

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