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第漆章 武器

3) 武器の品質
 同じ種類の武器でも、製作者が異なればその能力にも大きな違いが現れます。以下に、その製作者による武器能力の変動を挙げます。

安物(「束打ち」)
 幕末の京都にはとても多くの志士が集結したが、その大半の者は貧乏で、到底まともな刀などは差せなかった。その様な者達を対象に、京都では質の悪い刀が大量生産された。これらの刀は、ファンブルすると折れてしまう。価格は通常の1/2。

平均的
 普通、「日本刀」と言われるレベルの物。これらの刀はファンブルすると1/2の確率で折れてしまう。

無銘の業物
 個人の「銘」は打ってないものの、その切れ味は普通の刀に優る優れた刀。これ以上の品質の刀を、一般に「名刀」と総称するが、比較的たやすく手に入る部類の物である。名工の里である備前国製品の物等がある。これらの刀はファンブルしても折れる様な事はない。ダメージ+1、価格1.5倍

銘入り
 それなりに歴史の名を残す名工達の手になる刀。比較的無名の刀工が作った物だが、さすがに「名人」の作品だけあって優れたバランスを持っており、この剣を持って戦うと武器技能に+2の修正がつく。手に入れるには都会の刀屋を4,5軒は渡り歩く必要がある。武器技能+2、価格3倍

名刀
 歴史に名を残す刀工達が作り、今に伝わるまさに「名刀」と言われる類の物。これらの刀にはそれぞれ個性があり、一概にデータ化できない。手に入れることは極めて困難とされており、普通の刀屋では扱っていない。この刀は、通常折れることはない。基本的に武器技能+4。価格は最低でも6倍からだが、「物語の主人公」達はよく怪しい武器屋の主人から安く売られるし、新選組一の目利き斉藤一等は夜店で虎徹を見つけて安く買い叩いたと言うから、実際にはGMの裁量に任されている。

妖刀
 持つ者に不幸をもたらすが、その威力は絶大とされる半ば伝説的な「名刀」の類。徳川家ではこの内特に「村正」を徳川家に仇なす刀として忌み嫌い、諸大名はこの刀の銘を削り捨ててしまった。しかし、幕末に於いては倒幕を目指す尊攘派の志士達にもてはやされ、かの西郷隆盛も村正の脇差を差していたと言う。 また、平影清の履刀「あざ丸」等の特別な伝説を持つ刀もこの種類に含まれる。
 ダメージは個別に決まっており一概に言うことは出来ないが、名刀の類のよく及ぶ所ではないとされている。その数が少ないため価格は付けられないが、もし値段を付けるなら千両以上が付くと考えるべきであろう。基本的にGMの気が向いた時に出て来る物と考えていれば問題ないだろう。

例)村正
 室町時代末期、伊勢国桑名の刀鍛冶村正の手による妖刀。妖しくも美しい姿をした最高級の刀で、その効果は計り知れない。
《効果》 ダメージ+1D6×1D6

・一日に1回だけ、上記のダイスの目を自由に操る事が出来る。
・徳川家と血縁関係のある相手に対しては常に最大ダメージが与えられる。


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