カロネード砲
 1776年、少量の火薬で重量弾を撃ち出したメルヴィル将軍のアイデアに基き、スコットランドのカロン鉄工造船会社が開発した短砲身・大口径なおかつ軽量な艦載砲。
 カノン砲の最大口径が42ポンドであったのに対し、こちらは最大68ポンドの砲弾を打ち出す事が出来、近距離では絶大な威力を発揮し、「スマッシャー(撃砕砲)」の異名を取った。弱点は射程の短さ。
 この砲は英国海軍の艦船に搭載され、英国海軍が近接戦闘主義を採用した原因の一つと言われている。
 但し戦列艦の「○○門級」の数字には含まれない(これは飽くまでカノン砲の門数のみ)。これは秘密兵器としてその存在を伏せられていたかららしい……。
 18c英国の鉄工技術の高さを示す製品として工業史的にも重要なアイテムとされている。