相撲甚句は江戸時代の享保の頃から唄われ、力士の口から耳へ
耳から口へと唄い継がれてきました。
現在では、地方巡業や花相撲などで聞くことが出来ます。
相撲甚句には大きく分けて「まくら唄」「本唄」「はやし」とあり、
「まくら唄」には「前唄」と「後唄」があります。
この「まくら唄」⇒「本唄」⇒「はやし」⇒「本唄」・・・という一連の
流れがあるのが「相撲甚句」なのです。
一般的に「相撲甚句」と聞きますとこれらのうちの「本唄」の部分が
相撲甚句と思われがちです。
地方巡業や花相撲で唄われる相撲甚句は、力士5〜6人が土俵上で
輪になり、そのうちの1人が真中に立って唄います。
周りの力士は手拍子を入れ、ドスコイやホイと合いの手を入れます。
その土地、その土地の名所甚句をおりまぜ、巡業の最後の日には
名曲中の名曲「当地興行」を唄って締めくくります。
力士が唄う相撲甚句は、しみじみさや哀愁があり、ちょっとしたユーモアを
加え、聞く人に不思議な感銘を与えてくれます。
皆さんも一緒に相撲甚句を唄いましょう!