粗筋の細部まで紹介していますので「リバーズ・エッジ」未読の方はご注意下さい。
みんなで山田君の宝物を埋める
ようやく山田君と電話がつながったのは夕方。
死体を埋めるのを手伝って欲しいと頼み込まれると、ハルナはイヤとは言えない。
ちょっと胸をときめかせながら待ち合わせの場所へ出かけて行くと、死体の共同所有者、吉川こずえが、嬉しそうにハルナを待ち受けている。損した気分のハルナ。
そこに姿を現した山田君は満身創痍。
三人は川べりの空き地のヤブの中へ分け入って行く。
遠景にはビルの群のシルエット。空には満月。
幸いにして死体はまだ誰にも見つかっていない様子。
三人は早速穴を掘り始めるが、満身創痍の山田君はすぐにねを上げてしまう。
自分のやっていることが何だか馬鹿らしくなってきて手を休めるハルナ。
その傍らでムキになって穴を掘り続ける吉川こずえ。オシャレでカッコイイモデルをやっているはずの娘が一体なんという姿をしているのだろう…
へたりこんでいるハルナを前にこずえは初めて死体を見たときの感慨を語る。
あたしはね “ザマアミロ”って思った
世の中みんな キレイぶって ステキぶって 楽しぶってるけど ざけんじゃねぇよって
ざけんじゃねぇよ いいかげんにしろ
あたしにも無いけど あんたらにも 逃げ道ないぞ ザマアミロって