たてわり

たつのこの保育はたてわりです。
たてわりって異年齢の子どもたち混合で保育するってことです。
たてわりにはとってもいいこと沢山あるんです。

ミソッカスからリ−ダ−まできちっと順を追って育つことが出来ちゃうこと。
小さい頃からいじめられて痛さも覚えるし、そのうち力関係が逆転したり、人付き合いのイロハがなんか結構身に付いてるかな・・・・なんて思います。大きくなれば小さな子の面倒もみます。

おとなが介入しなくてもちゃんとやれちゃうこと。時々オムツの子が大きい子に混じってトイレでオムツ外してることもあったり、小さい子は大きい子に憧れてどんどんのびたいと願うんですね。

一応たつのこは最終学年までいてもらうことが前提です。だって友達よりはちょっと兄弟に近いから。でもいろんな人がいます。すぐお別れになっちゃう人もいます。そんな出会いも一つ一つ大切にすることに頑張ってると思います。子どもは見ている・・・・・・。

自由

自由保育100%です。
そりゃ の〜んび〜り〜 ってときもよくあります。それでも思いついたときの子どもたちはそのパワ−たるや凄いもので超大作なんかも時々作っちゃたりします。なかなか集中しないけどひとたび集中したらちょっと凄いんですよ。

でもたつのこは子どもに自由にさせるだけじゃなくって保育しているおとなとそれを取り囲む親自身がもっとも自由に楽に息ができることを求めているのかもしれません・・・・・・。

子どもは大人の鏡だから、大人を見て育つから、保育者も親も「ありのままの自分」を実現することがテ−マかもしれません。


散歩

保育のメインは散歩です。
96年のお別れ文集から親の一文を紹介します。

いつか、たつのこの子たちと森林公園ヘ行ったことがある。ヤブをすり抜け、畑の間の坂を駆け下り、車の通らない(ついでに自転車も。もしかしたらフツ−の人たちも…)路地裏を通り抜けると、公圏の前のバス通りに出た。
そりゃあ、なかなかどうして、変化と起伏に富んだ道のりでした。
・・・・この公園までの風景は、彼らにはどう映ったのだろうか。ああ、もう1度身の丈1メ−卜ルの視点に戻って、この風景を見てみたい!
畑の脇の小さなヤブは、先の見えない大きな森に。町中の小さな畑は果てしなく。駐車場になり損ねたようなささやかな空地は、どこまでも広く・・・・・見えるのだろうか。
私は彼らの頭を越えて、川の向こうまで見渡せる自分に失望し、こんなちっぼけな路地裏でドキドキ出来る彼らに嫉妬した。
遠くの曲がり角から来る車に気付くことが出来るようになった代わりに、道端のたんぽぽには、もうあまり心ときめかなくほった自分に気がついだのだ。

いつか、彼らも大人と変わらない背丈になったとき、この道を歩いたら、なつかしさと、失望が混じった気持ちになるのだろうか。
幼い時間の多くを過ごしたこの世界はこんなにもちっぽけだったのかと気付くのだろうか 。
でも、今は。
今日も、彼らは勇ましく、荒野を駆ける。

1997年3月17日

(まりママ)

「おおきいこ通信」より抜粋します。

青空が広がったいい天気になりました。先週は劇の練習やらで、天気よくってもまともな散歩に出かけなかったので、今日は久しぶりに森林公園まで足をのばしました。
 森林公園は、紅葉まではいかなくとも、茶色くそまっていて晩秋の味わい深い風情でした。階段登って、コナラの森で遊びました。かくれんぼでは落ち葉にもぐったりしました。そのあとは、それぞれで、あまとゆい、ななはマンリョウの赤い実を集めていました。篠竹でテッポウを作るとみんなほしがり、ゆき、まさ、けん、ななにつくってやりました。
弾がいつもと違ってマンリョウの実だったため、リュウノメよりも快調にみんなポンポン飛ばしていました。
ゆきはその時はマンリョウの赤い実と、リュウノメに似た紺色の実を押しあてて
「赤が勝った」などの小さい世界に熱中していたのですが、たつのこに帰ってからは竹のテッポウを欲しがっていました。
 帰りが遅くなってしまい1時頃公園を出発しました。
朝、南の空にだけあったウロコ雲は上空にひろがって「天使がいっぱい空へ飛んでいっている」「かいじゅうが鴨を追いかけている」(こどもたち談)雲になっていました。

私が子どものころはリュウノメ(フクンダマと言っていた)を弾に使っていた。しかし、それは大きさが不ぞろいで無理に押し込むと竹が割れやすい。大きさも比較的そろっているマンリョウの実がよいことが今日わかりました。しかし、それは、植木や盆栽にすることが多いので取っているとその家の人に怒鳴られるとういうリスクがあります・・・・・。

(み−くん:保父)

四季の味覚

えっ!こんな都会に?と思うような季節の落とし物。子どもたちは沢山知っています。
はじめてやってきた大人はみんなびっくり。
道無き道を探し路地にもぐり込み冒険を拾い集めるたつのこならではの収穫です。

     遠出・遠足 散歩の途中で味わう四季   四季を遊ぶ・工作
4月 緑ヶ丘公園花見
新緑ハイキング
つくし・ふき・茶摘み・筍
わらび
野菜種まき
5月 等覚院のつつじ
こどもの国
イタドリ・ウド・野蒜・タラノメ
グミ・サクランボ
さつまいも植え
田植え
6月 多摩川遊び
夢見ヶ崎動物公園
野イチゴ・ユスラウメ・びわ
こうぞ・桑の実
粘土遊び・焼き物・ザリガニ取り・お面造り・家庭菜園
7月 プラネタリュウム 山モモ うどん打ち・とうもろこし取り
8月 海水浴    
9月 紅葉ハイキング 栗・くるみ・柿・マテバ椎・野ぶどう 椎クッキー作り
稲刈り
10月 農協園芸まつり ザリガニ・あけび・銀杏・きくらげ(年中) 竹細工
干し柿つくり
11月 みかん狩り
寺家ふるさと村
みかん・むかご・きんかん リースづくり
さつまいも掘り
12月 冬枯れハイキング   わら細工
1月     卒園工作
2月 馬事公苑
こどもの城
アイススケート
ふきのとう 雪あそび
ブロッコリー取り
3月 残雪ハイキング ゆきのした しいたけうえ

        

地域

たつのこには様々な外部の人たちが訪れます。創立当初からつき合いの深い人もいて、どの保育者よりも長くたつのこに拘わっています。
OBも遊びに来ます。中学生になった子も遊びに来てくれます。
バザーの時は貴重な戦力です。(笑)
地域の作業所の人たちも遊びに来てくれます。
多様な人々と拘わることで、本当は人間社会も自然界と同じように多様な人たちが集まって暮らしているんだということを、当たり前のように感じて欲しいなと願っています。

だから、いま、これを読んでいるあなたも、是非遊びに来て下さい。