99年10月24日、兵庫県明石市の明石公園で行われた「ふれあいフェスティバル’99」に、LPiのBMW318iが展示されました。
LPiとは、燃料であるLPG(液化石油ガス)を液体のままマニホールド内に噴射する方式です。今までのLPG車は普通のガソリンキャブレター車のようにLPGをいったん気化させてから吸込ませていました。それに対してLPiとはLPGを気化させずに液体のままマニホールド内に噴射させる方式です(ガソリンエンジンでいうと、キャブレターとEFI方式の違いといえましょう)。LPiのメリットとして、ガソリン車と同等の動力性能・燃費が確保できるということが挙げられます。(加圧した液体のLPGは、常圧に噴射すると一気に気化しようと膨張するので過給効果あり) LPGだけではなく、燃料切れの時はガソリンも切替で使える「バイフューエル」になってます。
しかし、今まで日本では通産省の無意味な規制のためLPiの導入が出来ませんでした。それが最近の規制緩和で導入が可能となるようです。
| BMW 318i LGV バイフェール≠ニいうのがこの車の名前らしいです。外見はガソリン車と全く変わりません。このほかにボルボV70と日産プリメーラCVTがあります。 | |
| トランクの、スペアタイヤを入れる部分にLPGのタンクが納まります。ドーナツ型といわれる丸いタンクで、容量は51リットル(実際には80%充填で41リットル)とのことです。また、ガソリンタンクも残されています。 だいたい240−300キロ程度は走れ ます。 | |
| これがエンジンルームです。ぱっと見はガソリン車と変わりません。LPGのインジェクターはマニホールドの裏側にあります。 | |
| 見たところ、赤で囲った部品が後付けのLPi関連部品のようです。左側の部品はコンピュータです。ガソリンのEFIコンピュータからの出力信号をLPG用に読み替えて駆動します。右側の部品は遮断弁と噴射したLPGであまったものをボンベに返す際に冷却するユニットです。 |