東京モーターショー2000 トヨタのLPG車

トヨタ自動車は、ダイナ(LPGボンベ配送車)を出展しました。15B−FPEエンジンを搭載しており、スペックは85kW(116PS)/3,600rpm 306N-m(31.2kg-m)/1,600rpmとなっています。また、積載量は3トンです。
 ディーゼルエンジンベースの車なのに排気ブレーキが付いていないのを疑問に思い、担当の方に尋ねると、「LPGエンジンの場合はディーゼルエンジンに比べてエンジンブレーキが利くので、必要性がないから付けなかった」そうです。しかし、現場からは排気ブレーキの要望もあるらしい(担当者氏も「メーカーによっては付けている所もある」と言っていた)そうです。

LPGボンベは、車体進行方向右側に装着されます。逆側には、ベーパーライザーらしき部品も見られました。

今回のモーターショーでは、幕張メッセ周りのコースを使っての同乗試乗ができます。トヨエースLPG仕様(上記のダイナと全く同一仕様の車両と思われる)の試乗が出来るので、早速申し込んで試してみました。
 試乗のドライバー役はどうやら陸送業者の人のようで、技術的なことを尋ねても「うーん、私ちょっとわかんないんだよねー」とのこと。しかし、「音は静かだね。交差点で止まったアイドリングの時なんか、乗用車みたいだもの」とのお言葉の通り、確かに音の静かさは実感できました。エンジンパワーについては「結構力はあるね。」とのことですが、今回は空荷であったことと、ドライバー氏が通常でも空荷で走っているであろうことは差し引いて考えるべきでしょう。数字での比較をすれば、15B−FTEエンジン(125kW(170PS)/3,600rpm 422N-m(43.0kg-m)/1,600rpm)よりかなり性能が落ちているのは事実ですので……

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