BNNで報じられた28人の観光客が何者かに殺された事件。 犯人も判らぬまま時間だけが過ぎていく。 殺された人達の魂は献身の神殿のそばにも関わらず浄化されることはなかった。 そして、その日、献身の神殿に訪れた冒険者の見た者は・・

現れたのはアンデッド達。 倒しても倒してもその数は減る事がない。 ここで死んでいった観光客のいつまでも浄化されぬ魂が呼んでいるのだろうか・・
偶然、アンデッドの中に特殊なやつがいたのを目撃する。 やつは魔法を受けると新たなアンデッドの召還を始める。

魔法は使えない。 苦労しながらも冒険者達は無事にアンデッドを土に還す事ができた。 ふと神殿にあった観光客の亡骸が減っていたのに気がついた。 どう言う事だ?

突如、大量のアンデッドが現れる。 冒険者達は逃げ惑う。 観光客の亡骸は徐々にその数を減らしていっていた。 もう疑いようはないだろう。 このアンデッド達は彼らの魂に呼ばれたのであり、そして彼らの魂もまたアンデッドとなったのだろう。 ならば、変わり果てた魂を土に還すことが冒険者にできる唯一のことだろう。 その魂が全て土に還り献身の神殿によって浄化される時まで付き合ってやろうと思う。
冒険者達の戦いは続き・・とうとう神殿の亡骸は一つだけになっていた。 ただ、これまで徐々にだがアンデッド達の力が・・数が増しているような気がする。 アンデッドの中にはエナジードレインの能力を持っていた奴がいると聞く。 最後の魂は果たして・・

大量のアンデッドを伴なって最後の魂が姿を現す。 そのアンデッドからは全く未知の力を感じる。

未知のアンデッドを土に還すことは非常に困難なことだった。 その力は強く、魔法を放ち、歴戦の冒険者が簡単に倒せない固さ・・そして魔法を跳ね返す力を持っていたのだ。 苦しい戦いは続く。

数人の犠牲者を出しながらも未知のアンデッドが崩れ落ちる時が来た。 魔法を跳ね返す力も無限ではなかった。 最後のさまよえる魂も冒険者の手によって土に還っていく・・。 そして、献身の神殿に再び静けさが戻っていた。