おまけ:お米用語集
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- 【あ行】
- 畔
- 田と田の間に土を盛り上げて境としたところ。
- 育苗
- 苗床・苗代・苗圃などで稲を育てること。
- いもち病(稲熱病)
- イネ科植物がかかる病気の一つ。病原はカビの一種で、茎や葉に胞子が寄生すると、次第に衰弱して穂が出なくなり、枯れる。
- インディカ米
- アジアで栽培されている稲は、長粒種のインディカ米、大粒種のジャバニカ米、短粒種のジャポニカ米に分類されます。
タイ米に代表される、インディカ米は、気温の高い所で主に栽培され、世界のお米の80%以上の生産量を誇ります。粘り気が少ないためピラフやカレー、炒飯などに向いています。
※資料 自由国民社「現代用語の基礎知識1998」1998年版 食生活消費情報研究会著「お米なぜなぜ質問箱」大蔵省印刷局発行1997年版
- 浮き稲
- 雨期に水かさが増すと、水没しないように背丈を伸ばす。1日に数センチも伸びて4〜5mになるものもあります。バングラデシュやインド、タイの河川の下流域にもあります。
- ウルグアイ・ラウンド
- ガット(GATT・関税及び貿易に関する一般協定・現在の世界貿易機関)にて行われた、多角的貿易交渉。世界の自由貿易の促進を目的に、農産物輸入規制の緩和などが協議された。
- FAO(国連食糧農業機関)
- 食糧農産物の生産分配の効率改善、農民の生活水準の向上、栄養状態の改善、農業技術援助などについて国際協力を実現かすることを目的に1945年に設立された国際機関。
※資料 『知恵蔵』朝日新聞社 1996年版
- お米ギフト券
- お米と引き換え可能な商品券の一種。「ビール券」と同じ仕組みで、お中元やお歳暮に幅広く利用されています。以下のどの団体のものでも、お米を販売している店であれば、引き換え可能です。
- 〈発行団体〉
- 全国食糧事業協同組合連合会
- 全国商連協同組合
- 全国農業協同組合連合会
- ※資料 『お米流通消費Q&A』創造書房 1990年版
【か行】
- 花卉(かき)
- 鑑賞植物。花物・葉物・実物を含めた草本及び木本。
- 潅漑
- 作物の生育に必要な水分が自然の降水量だけでは不十分な場合、土地に人工的に水を供給すること。
- 完全給食
- 給食内容が、パンまたは米飯等・ミルク及びおかずである給食。
- 基幹的農業従事者
- 主に農業に従事する者。
- 強化米
- 精米作業によって失われた栄養分のうち、特に重要なビタミンB群を補充して、栄養価を高めたお米。
最近では、食生活が豊かになったため、強化米によってビタミンB群を補充する必要性はほとんどなくなっています。
資料 (財)科学技術教育協会『米の小百科』1992年版
- グリーン・ツーリズム
- 特に名所などのないありのままの農村地域にて滞在や散策を楽しむレクリエーション活動。
- 耕起
- 耕土をすき起こし、表層部の土壌と深層部の土壌を反転させる作業。
- 甑(こしき)
- 飯などを蒸して炊く器具。今の蒸篭(せいろう)にあたる。
- 米騒動
- 1918年
(大正7年)、一般物価の騰貴、米の消費量増大、投機の思惑、地主の売り惜しみなどが連鎖して、米価は史上空前の高値を呼び、いわゆる「米騒動」を全国的に引き起こす要因となりました。 そもそもの発端は、富山県魚津町の主婦達が港からの米積み出しを反対して行った騒ぎでしたが、瞬く間に全国へと飛び火し、騒動は日を追って激化。米商人の家の打ち壊しなど、大暴動へと発展していきました。
※資料 持田恵三著「日本の米」筑摩書房 1997年版
【さ行】
- 催芽
- 種子や球根などを植え付け前に少し発芽させること。
- 作況指数
- 作柄の良否を示す指標のことで、通常は10a当たり平年収量に対する10a当たり収量(または調査時ごとの10a当たり予想収量)の比率で表します。
- 平年収量・・・作物の栽培を開始する前に、その年の気象の推移や被害の発生状況などを平年並みと見て、最新の栽培技術の進歩度合いや作付けの変動を考慮し、実収量の動きを基に作成した、その年の予想収量のこと。
- 作況指数と作柄良否の関係は、現在、以下の5段階で評価されています。
| 106以上 |
良 |
| 105〜102 |
やや良 |
| 101〜99 |
並 |
| 98〜95 |
やや不良 |
| 94以下 |
不良 |
- ※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1998年版
- 残留農薬
- 病害虫の防除や除草などの目的で使用された農薬が、作物などに残ること。
農薬取締法では、人の健康や環境に悪い影響を与える農薬の使用は認めておらず、それに基づいて、厚生省や環境庁が各種の基準を設置しています。
- ※資料 農林水産省農産園芸局調べ
- 直播(じかまき)
- 苗床で育苗することなしに、本圃に直接種子をまきつけること。
- 代掻き
- 水田の整地作業の一つで、耕起した水田に水を入れ、砕土と田面の馴らしを目的として上層を撹拌する作業。
- ジャポニカ米
- アジアで栽培されている稲は、長粒種のインディカ米、大粒種のジャバニカ米、短粒種のジャポニカ米に分類されます。
日本型イネとも言われるジャポニカ米は、日本や朝鮮半島、中国やオーストラリアの北部で栽培されており、世界のお米の15%未満の生産量です。
- ※資料 食生活消費情報研究会著 「お米なぜなぜ質問箱」大蔵省印刷局発行 1997年版
- 種被
- 表面の薄い果皮と、その下のさらに薄い種皮とでできています。
- 純系分離法
- 圃場に一本植えをして各株別に採取し、これを翌年別々な系統として育て、それらの中からその地方で最も望ましい系統のみを選抜し、それを増殖、固定を図る育種の方法。
- ※資料 (財)日本穀物検定協会「米の品種」 1989年版
- 自立経営農家
- 世帯員1人当たりでみた町村在住の勤労者世帯の勤め先収入と同水準の農業所得を確保している農家
- 人為かい廃面積
- 生産者自ら耕作を放棄することによって、田畑ではなくなってしまった土地の面積。
- 生産緑地制度
- 1991年の「生産緑地法」改正によって、3大都市圏の市街化区域内農地の3割が生産緑地に指定されました。生産緑地として保全されるものは、30年間の営農継続を条件として、固定資産税の宅地並み課税をまぬがれ、相続税納税猶予等の特例措置が継続されます。
- ※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 施肥
- 土壌に肥料を施すこと。
【た行】
- 代替法
- 市場価格の代わりに、同程度の機能効果を提供しようとした場合に必要な施設の建設コスト等を当てはめて機能の経済的価値を推定する方法
- 宅地並み課税
- 農家に対して、宅地並みの高い税をかけること。1991年度の税制改正で、都
市計画において宅地化すべき農地と保全すべき農地とを区別し、前者について
1992年度以降、宅地並み課税を行うことが決定されました。
※資料 『知恵蔵』朝日新聞社 1996年版
- 脱穀
- 穀粒から、籾がらを取り去ること。
- 登熟期間
- 受精から種子ができる期間のこと。受精により子房が発育し、それと共に胚珠が発育をはじめ、種子ができます。
- 倒状
- 倒れてしまうこと。
- 搗精(とうせい)
- 玄米の外層である糠(ぬか)層を分離して精米すること。
- 冬眠密着包装米
- お米を袋詰めする際に、合成樹脂皮膜製の袋の中に不活性炭酸ガスを充填して密封包装したもので、お米を冬眠状態にしたものです。
お米の脂肪の酸化、タンパク質の変性を抑え、食味を変えずに長期間(常温で6〜8ヵ月)の保存に耐えられますが、特殊包装のため価格は割高になります。
※資料 東京都生活文化局『お米のはなし』 1991年版
- 特定農山村法
- 1993年(平成5年)に制定された、中山間地域の活性化のための条件整備を目的とした法律。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1995年版
【な行】
- 21世紀村づくり塾運動
- 農林水産省の農業構造改善対策調査研究会で構想され、1990年6月に発足した財団法人
21世紀村づくり塾を中心に展開している、農業・農村の活性化を図る全国的運動。都市と農村を結びつけることを目的に、各府県・各市町村に村づくり塾を設けて様々な企画を推進しています。
※資料 『知恵蔵』朝日新聞社 1996年版
- 二毛作
- 同一の圃場に1年に2回作物を栽培すること。
- 農業委員会
- 1951年に制定された農業委員会法に基づく、市町村レベルでの地域農業振興の計画策定や農地権利の移動許可等を行う委員会。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 農業基本法
- 1961年(昭和36年)に制定された、我が国の農業政策の目的と基本方針を規定した法律で、今日の農政の出発点になっています。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 農業経営基盤強化促進法
- 1993年(平成5年)に制定された、新しい食料・農業・農村政策の方向を示した政策の推進を狙いとした法律。農業経営基盤改善のための各種の支援措置を打
ち出しています。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 農業就業人口
- 他産業に従事する者を含めた農業に従事する人口。
- 農業従事者
- 16歳以上の農家世帯員のうち、1年間の間に1日でも農業に従事した者。
- 農業専従者
- 農業従事日数が年間150日以上に達する農業従事者。
- 農政審議会
- 農業基本法に基づき、農業の基本方向と政策上の重要事項について、調査・
審議するために、農林水産省内に設置されている委員会。15人以内のメンバーで構成され、その答申は農政展開の重要な節目で重視されます。
※資料 『知恵蔵』朝日新聞社 1992年版
- 農村地域工業導入等促進法
- 1971年(昭和46年)に改正された、農村地域への工業等の導入を促進し、就業機会の拡大を狙いとした法律。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1992年版
- 農地法
- 1952年(昭和27年)に制定された、自作農の農地所有の保護を主目的とした法律。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 農用地整備公団
- 1987年に農用地開発公団から名称改正された、農用地の保存や再編整備を行うことを目的とした公団。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 農用地利用増進法
- 1980年(昭和55年)に制定された、賃貸借を軸に農地の流動化に対応すること
を目的とした法律。
※資料 『現代用語の基礎知識』自由国民社 1996年版
- 芒(のげ)
- 稲・麦などの花の外側にある刺状の突起。
【は行】
- 胚芽精米
- お米の胚芽部分には、ビタミンB1・E、リノール酸、ミネラルなど健康に役に立つ栄養素が多く含まれています。お米を精米する時に、籾を除き、胚芽を残すのが胚芽精米で、胚芽の保有率は80%以上とされています。
- 米価審議会
- 1949年(昭和24年)に農林省内に設置された、米麦等の価格を審議するための審議会。米価の決定権はなく、政府の諮問に対して答申を出します。生産者、消費者、学識経験者などの25名の委員で構成されています。
- ヘテロシス(雑種強勢)
- 比較的縁の遠い品種間の雑種は、両親の何れよりも生育が旺盛になったり、収量が高くなったりすること。
- ポスト・ハーベスト
- 農産物の輸入に伴う海外からの病害虫の侵入を防止したり、農産物の品質を保持する目的で、収穫後の農産物に農薬を使用すること。
ポスト・ハーベストの使用は、一般的に作物の収穫前に農薬を使用した場合に比べ農薬の残留量が多くなりがちで、食料を多く海外から輸入する我が国での関心は高まってきています。
※資料 農林水産省農産園芸局調べ
【ま行】
- マラケシュ協定
- 1994年、ガット・ウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉)に参加する世界124カ国の閣僚によって宣言された、ガット(GATT・関税及び貿易に関する一般協定)の発展的解消と世界貿易機関(WTO)設立に関する協定。世界の自由貿易の促進を目的に、農産物輸入規制の緩和などが宣言された。
- 緑の革命
- 品種改良された高収量品種と農薬、化学肥料を1セットとして農民に普及させ、単位面積あたりの収量を高めて食糧自給を達成しようとすること。
- ミニマム・アクセス
- ウルグアイ・ラウンドで合意された、お米の最低輸入量のこと。
- 無洗米 (クリーンライス)
- 研がずに炊けるお米として販売されています。特殊な精米機を使って、普通に精米すれば白米粒の表面に残る細かい糠(ぬか)
を、米粒に吹き付けた少量の水分で除去し、磨きあげていくことにより、普通の白米より研ぎ汁の濁り度がかなり減少していくものです。
- 籾摺り
- 籾を籾摺り機にかけて籾がらを除き、玄米とすること。
【や行】
- 輸入割当制(IQ制)
- お米などの非自由化品目に対して輸入数量の割り
当てをして、輸入制限を行う制度。これらの商品を輸入する場合は、通産省の承認を受ける形となる。
【ら行】
- 労働生産性
- 自家農業投下労働10時間当たり農業純生産。
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