2.基礎造形技法

形造りの基礎技法

★紐造り★

 ここでは基本的な紐造りの手法を図解します。紐の太さは作る物の大きさによって変わってきます。湯飲みなどの小振りのもので直径1p程度、外形が20p位のもので1.5cm程度、それより大きいものでは2p以上が目安。作る器の厚みの2倍が標準となります。

以下には会員の平泉氏による輪積みの大壷製作をご紹介いたします。(拡大映像が出ます)

手順は上記と全く同じ。まず底を作りそこに粘土(市販の古信楽粘土を使用)の紐(直径3pくらいの)を輪のように積み上げていきます。
下左画像は30p位まで積み上げたところ。一段積み上げたら継ぎ目を綺麗になめして厚さや形を整えていきます。
下真中画像は2〜3段積みあげが完了した時点で叩き締めながら全体の成型調整をしているところ。
下右画像は締めと成型が終わり、縁が乾かないようにラップをかけて休ませているところ。
(なじませたり落ち着かせたりといった意味合いで大物ですと半日から一日休ませる)
ここまでの行程を繰り返して(大きいものですと数日から数週間かけて)段々高く積み上げていきます

下画像左は口の部分まで積み終えたところ。細かい整形をしています。
下画像左から2番目、これで本体は大体完成しました。後は整形して仕上げていきます。
下画像左から3番目、縄文模様をつけた後、耳をつけているところ。
下画像一番右、これで縄文三耳大壷の成型が完了しました。