| シビックタイプR、インテグラタイプRは、ホンダが本気で作り上げたチューニングカーです。 エンジン、サスペンション、ブレーキ、ボディなど随所に、サーキットをターゲットにしたチューニングを施し、 乗り手が気持ちよく運転できる車に仕上げられています。 ノーマル状態でサーキットを走っても、タイプRなら充分に楽しめます。 しかし、走り込むうちに色々な不満が出てくるのは事実です。 ここでは、サーキット走行を楽しめて、タイムアップできるファインチューニングを紹介します。 そのチューニングによって、どれくらい効果があるのかがわかるように、十勝インターナショナルスピードウェイ クラブマンコースのタイムを指標にして、シビックタイプRのフルノーマル状態から1.8L仕様までのステップアップを検証します。 |
| ● Step 0 コストをかけずに水温を下げる ● Step 1 ブレーキパッドの選び方 ● Step 2 Sタイヤでコーナリングスピードをアップ ● Step 3 後悔しない車高調選び ● Step 4 給排気系で伸びとサウンドをチューン ● Step 5 タイムを詰めるブレーキパッド |
● Step 6 ECUでフィールアップとリミッター解除 ● Step 7 トラクションを得るLSD ● Step 8 ブッシュ交換でアソビを少なく ● Step 9 エンジン1,800cc化でパワーアップ ● Step10 軽量化でタイムを削る ● Step11 ボディ補強で動きを変える |
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| ● 番外編 ストップウォッチを改造して運転中にタイムを計ろう! | ||
| ● メンテ クルマを壊さないために・・(3耐マシンメンテ)
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| Step 0 -- フルノーマル -- コストをかけずに水温を下げる -- | ||||
| まず、フルノーマルのシビックタイプRの検証をしたいと思います。 フルノーマルでサーキットを走ると、その車が持っているポテンシャルを、ある程度知ることができます。シビックタイプRはフルノーマルといえども、 チューニングした車に乗っているような感覚になります。それは、固められた足周りや、しっかりしたボディのおかげであり、VTECエンジンのおかげでもあります。 しかし、走り込むうちに、多くの不満が出てきます。ブレーキがフェードしてしまう、タイヤのグリップが弱く、サスペンションも柔いのでコーナリングスピードを上げられない、 すぐに水温が上昇してしまう、等々、手を加えたい箇所がたくさんあります。 シビックはラジエターサイズが小さいので、水温が上昇しやすく、90度以上になるとパワーダウンを感じます。真夏のショートサーキットなら、3周程度で100度をあっさりと超えてしまいます。 一番の解決法はラジエター交換ですが、コストがかなりかかります。コストをかけずに、水温を少し下げる方法があります。それは、ヒーター全開で走ること。 真夏のサーキットでは、車内がサウナ状態になり、体力的にもキツイですが、ヒーター全開で2、3度は下がるはずです。もう一つは、サーモスタット除去です。 サーモを除去すると、水温が低い時からラジエターに冷却水が循環しますので、水温が上がりずらくなります。ただし、エンジンのヘッドとブロック間にバイパスのパイピングがありますので、 そこを遮断する必要があります。この方法は、なかなかの効果がありますが、サーキット走行以外の走行時は、水温が上がりにくいので、実用的ではありません。 街乗りがメインの方は、ローテンプサーモの方が良いかもしれません。 |
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| Step 1 -- ブレーキパッドの選び方 -- | ||||
| フルノーマルで走って、まず最初に不満に感じるのはブレーキです。ストレートが長い十勝では、ブレーキが冷やされ、ブレーキの負担は比較的少ない方ですが、
3、4周もするとフェード気味になり、タッチ感や効きが悪くなります。ブレーキがフェードして思い切り走れなかった、なんて事にならないためにも、
まずブレーキパッドの交換をするのが良いでしょう。 ブレーキパッドは各社から多くの銘柄が販売されており、どれを選べば良いか悩むところですが、適正ローター温度域が600度以上の、サーキット走行会向けのパッドが良いでしょう。 ただし、素材に金属が含まれているメタル系のパッドは、効きが強く、コントロールが難しい傾向がありますので、初めはノンアスベストタイプのパッドを選んだ方が良いと思います。 おすすめなのが、ENDLESS NA-R、Projectμ TYPE HC などです。特にNA-Rは、ローター適正温度が300℃〜800℃ と広く、街乗り程度のローター温度でも制動力があり、 サーキットでは効き過ぎず、効かな過ぎずといった制動力で、Sタイヤでもラジアルタイヤでもコントロールしやすい、オールマイティーなパッドです。この他にも良い物がありますので、ショップに相談してみると良いと思います。 ブレーキパッドは、前後とも交換するのが通常ですが、FFの場合、ブレーキのバランスはフロントに大きく偏っています。フェードするのはフロントのみで、 リアのブレーキはノーマルでも走れてしまいます。リアパッドを買う予算が無い場合は、フロントパッドのみの交換でも、走行会レベルなら問題ないでしょう。 ブレーキパッドを交換したら、同時にブレーキフルードも交換します。ドライ沸点が300度以上のDOT4を選びます。おすすめは、ENDLESS RF-450 です。 これは、ドライ沸点が301度、ウエット沸点182度で、ストリートからサーキットまで対応しています。 |
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| Step 2 -- Sタイヤでコーナリングスピードをアップ -- | ||||
| タイプRの純正タイヤは、ストリートでの使用を前提としたストリートタイヤです。サーキットを走り込むうちに、もう少しグリップが欲しくなります。
サーキット初級者は、身体が車の動きを覚えるまでは、純正タイヤで練習した方が良いと思いますが、そこから上を望むなら、ハイグリップなSタイヤをチョイスすべきです。
Sタイヤのグリップは強大で、コーナリングスピードが一気に速くなり、容易にタイムアップできます。十勝スピードウェイ・CMコースのタイムがタイヤだけで3秒も縮まるくらいです。 純正タイヤとは異次元のグリップが味わえるSタイヤですが、その特徴を頭に入れておかないと、痛い目に遭うこともあります。一つには、Sタイヤはドライ用だと割り切ること。
コンパウンドによっては、レインコンディションにも対応できるものもありますが、溝が少ない分、排水性能はストリートラジアルより劣りますので、ウエットの場合は無理をしないことです。 Sタイヤを履くのなら、軽量ホイールに組みたいものです。195/55R15のサイズなら、6.5J-15を選択するのが良いと思います。 オフセットは+39で、フェンダーと面一に近くなります。フロントに205/50R15を履かせるのなら、7.0J-15 off+35 という選択もできますが、車高調で車高を落とさないと、 このサイズではフェンダーからはみ出してしまいますので、ノーマル足周りなら、7.0J-15 off+43を選択します。 RAYSのTE37は、軽量でサイズが豊富なのでおすすめです。 |
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| Step 3 -- 後悔しない車高調選び -- | ||||
| ・・・Now Making | ||||
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| Step 4 -- 給排気系で伸びとサウンドをチューン -- | ||||
| ・・・Now Making | ||||
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| Step 5 -- タイムを詰めるブレーキパッド -- | ||||
| ・・・Now Making | ||||
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| 最終更新 2000/10/26 |