第二話 「二倍の喜び?」
「ねえねえ、緋水さん」 「なんだ?」 「お腹空いたデシよ」 「またかよ!ついさっき食べたばっかじゃん」 「僕は消化が早いデシ」 「その割には成長しないよな」 「しょーがないでしょ。そうやって作られているんデシから!作者に文句言って欲しいデシ!」 (どうもすみません)(^^;)←作者:大人版、四死天 緋水。 「ったくしょーがないヤツだぜ。お、あんなところにラーメン屋がある」 「ラーメン食べたいデシ!」 「あのさ、ずっと思ってたんだけど」 「なんデシか?」 「ラーメン食べたいデシって、ラーメン食べたいですぅ〜って言う喋り方するタラちゃんと似てるよな」 「一緒にすなっ!!!!!!」 緋水少年は店のドアを開けた。 「いらっしゃい」と言う威勢の良い声が響く。 「おい、オヤジ。俺は味噌ラーメン」 「僕はチャーシューが良いデシ」 「あっ!お前、俺より高価なもの食べようってのか!?」 「良いじゃないデシか!嫌なら緋水さんもチャーシュー食べれば良いデシ!」 「俺は今チャーシューって気分じゃないんだ。男なら黙って味噌だぜ。ミソだぞ?ニソじゃないぞ?」 「分かってるデシ!そもそもなんデシか?ミソをニソって」 「ん?別れた妻が間違えたことがあってな」 「大人版と入れ替わるな!!!!!!」 「へいお待ち!」 「うへへ、来た来た」 「美味しそうデシ」 「いただきまぁす!」 緋水少年は勢い良く麺をすすった。文字通り絶品である。 「ん?なにやってんだ、こじろう」 食べる緋水少年とは対照的に、こじろうは食べずに別のことをやっている。 必至になってチャーシューを下に沈めているが・・・・。 「これデシか?チャーシューを沈めているんデシよ」 「いや、それは分かるけど、なんで?」 「いやぁ〜チャーシューがあるのを分かっている状態で、麺を食べながら下から出てくると二倍の喜びがあるんデシ」 「・・・・・・・」 「あれ?もしかして引いちゃましたデシか?」 こじろうはもはや苦笑いである。 「いや、俺もチャーシューにすれば良かった」 「そっちかい!!!!」 END |