ルーン・ミドガッツ王国 プロンテラ3番地
ヴァールさんち (借家)

 せめてSSだけでも;;


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12/idle talk The Phantom of the Opera

 「…ううっ、ぐすっ;;」
 「………(うるうる」
 「え、えっと…(汗」
 「ヴァンドブ〜(号泣」(訳:ファントム〜)
 「………(うるうる」
 「え、え〜っと、この娘たちのことは、ちょっと置いておいて…(アセアセ」
 「…置いておがないでくだざい;;」
 「………(コクコク」
 「あ、やっと復活したのね^^;」
 「…はい、何とか大丈夫です(チーン」
 「オホン。それでは、改めまして『ラウフェイの酸いも甘いも〜(中略)〜映画レビューのコーナー♪』」
 「わ〜(パチパチパチ」
 前回、あれだけ大失敗したのに、まだ、懲りていなかったんですか…(ハァ」
 「うっ、うるさいわね〜。今回はヴァールもいるし、前回の失敗を生かして―――」
 「えっと、今回、私たちが観にいった映画は『オペラ座の怪人』。詳しい説明は必要ないくらい有名な作品ですね♪」
 原作はガストン=ルルー。ですが、今ではアンドリュー・ロイド=ウェバー作のミュージカル作品のイメージのほうが強いです…」
 「ううっ、私のコーナーなのに〜;;」
 「この映画は、なんとそのロイド=ウェバーさん自身がプロデュースしているのです><」
 「というわけで、もちろん登場人物やオペラ座の雰囲気は、原作よりもミュージカル作品に近くなっています…」
 「というか、そのまんまミュージカル映画だったじゃない…。まぁ、ミュージカルというよりも、あんたの好きなあの、ほらロック・オペラの―――」
 「ジーザス・クライストですねw」
 「確か『ジーザス・クライスト・スーパースター』もロイド=ウェバーの作品だったような気が…」
 「えっ、そうなんですか!?」
 「そりゃ、あんたが気に入るわけねw」
 「ううっ、そんなことも知らなかったなんて…。ファン失格です…(///」

 「ストーリーはミュージカル版とほとんど一緒ね」
 「映画版オリジナルとして、ファントムの過去がちょっとだけ語られているます…」
 「感動のラストシーンは、『オペラ座の怪人』ファンなら必見です♪」
 「全編を通して、ミュージカル仕立てになっていて、役者さんが吹き替え無しの素晴らしい歌声を聞かせてくれるわ。ちなみに、私のイチオシはクリスティーヌ役のエミー・ロッサムね。アリアのシーンはなかなか良かったわ♪」
 「私は、やっぱりファントムことジェラルド・バトラーさんでしょうか。『ポイント・オブ・ノー・リターン』での、あの圧倒的だけれど、どこか哀しみを秘めたような歌声…本当に聴きほれてしまいましたw」
 「衣装やセットも豪華絢爛…。まるで、本当にオペラ座に迷い込んでしまったのではないかという錯覚を覚えてしまいます…」

 「私も、今までに何度か『オペラ座の怪人』という作品に触れる機会がありましたけれど、この映画が一番のお気に入りになりましたw」
 「まぁ、熱心な(?)舞台ファンの人たちの中には、映画版はダメダメだ〜っていう人もいるみたいだけど―――」
 「舞台には舞台の、映画には映画の良さがあると思います…。少なくとも、あの絶妙なカメラワークで迫る視点は劇場版では体験できません…」
 「そうね。最初の『OVER TURE』にのせて、オペラ座が昔の輝きを取り戻すシーンなんて、ホント鳥肌ものだったわw」
 「DVDが発売されたら、絶対に買いたいと思います><」
 「でも、まぁ、DVDやビデオも良いけど、どうせなら劇場であの迫力を味わってもらいたいものよねw」
 「そうですね。私も機会があったら、もう一度、観にいきたいです♪」
 「ただ、某お昼の長寿番組の司会者さんみたいに、ミュージカルが嫌いな人にはオススメ出来ないかもしれません…」
 「う〜ん、それは確かに…^^;」
 「で、でも、原作を読んだり、舞台を観たことのない方にも、とても分かりやすい作品だったと思いますよ(アセアセ」
 「というか、今まで観たことない人のほうが、純粋に楽しめるような気がするわねw」

 「ファントムの禁断の恋の結末は?」
 「その時、クリスティーヌのとる選択とは…」
 「そして、当社比1.5倍のアクションを魅せるラウルの体力は最後までもつのか!?」
 「映画『オペラ座の怪人』、絶賛公開中です♪」


 つづきはコチラ。(ネタバレが含まれています。これから映画館に足を運ぼうと思っている方は気をつけてください)


11/idle talk 謹賀新年

 「グルヴェイグです…。新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします…(ぺこり」

 「………」

 「えっと…、私たちは今、アマツに来ています。お正月に旅行なんて…と思う方もいらっしゃると思いますが、お金をたっぷりと溜め込んでいる芸能人の方たちが、毎年わざわざ人の多いハワイに旅行に行くようなものだと思ってください…」

 「………」

 「あ、いえ、だからといって、決して私たちがお金持ちだというわけではないのですけれど…」

 「………」

 「むしろ、その逆…」

 「………」

 「………」

 「…とりあえず、その話は置いておきますね」

 「えっと、つい先ほど宿に着いて、この部屋に荷物を降ろして、それから…」

 「ついウトウトと…」

 「………」

 「……」

 「…」

 「…置いていかれた?」

 「………」

 「探してきます…」










 「あけましておめでとうございます♪」

 「申し訳ございません。破魔矢はあちらの方になります」

 「おみくじですね。はい、どうぞ」

 「はい、そちらの木に結んでいただいて結構ですよ」

 「そうですね…。願いがしっかり結ばれますようにとの祈りを込めて、枝に結ぶのだと聞いております」

 「あまり良いことが書かれていなかった時も、災いはこちらに留めておくという意味を込めて、そちらに結んでいかれてはいかがでしょうか?」

 「ちょっと都合が良すぎますか^^; でも、人間何事も気持ちの持ちようだと思いません?」

 「はい、ありがとうございます。今年も一年、良いお年を♪」


 「あら、君もおみくじかな? はい、どうぞ♪」

 「うん、もちろん持って帰っても良いんだよ」

 「君のお願いごとが叶うまで、大切に持っていてね。あ、その時には、またちゃんとお礼に来るんだよ^^」

 「ありがとう♪ 君も良い一年を過ごしてね」





 「ふぅ…」
 「………ラウ姉??」
 「…えっ!?」

  

 「ア、アラ、カワイラシイオジョウサン。アナタモ、オミクジカシラ?(アセアセ」
 「声、裏返っていますよ…」
 「うっ…(汗」
 「………(じぃ〜」
 「ちょ、ちょっと、こっちに来なさい(アセアセ」


 「…で、あんなところでそんな格好をして何をしていたんですか? お姉ちゃんの頭飾りまで勝手に持ち出して…」
 「し、失礼ね。ちゃんと借りてきたのよ」
 「…その服は?」
 「え、え〜っと、その〜(汗」
 「…まぁ、別にラウ姉がどこで何していようと私には関係ありませんけど。私だけ部屋に残して、黙って出かけて―――」
 「ちょ、ちょっと待ちなさい。あんた、書き置き見なかったの?」
 「…書き置き?」
 「そうよ。ちゃんと『ちょっと出かけてきます。夕方には帰ります。』って書いてあったでしょ?」
 「………」
 「はぁ…、どうせ寝ぼけて見過ごしたんでしょ(呆」
 「で、でも、それだけじゃ、どこに行ったかなんて―――」
 「確かに私は書いてなかったけど、ヴァールは書いてあったわよ」
 「うっ…」
 「はぁ、まったく…(苦笑」
 「そ、それじゃあ、お姉ちゃんはどこに…」
 「なんか蛍ちゃんのところに行くって」
 「…蛍ちゃん? ああ、ミス・アマツの…」
 「そ、なんか着物を借りるとか何とか…また、何かわけの分からないことしでかさなきゃいいんだけどw」
 「………(じっ」
 「はぁ、どうして私がこんな格好をしているか…ね(汗」
 「言いたくないなら、別にかまいません…。どうせ私には関係な―――」
 「ああ、もう分かった、分かったってば。バイトよ、バイト(諦」
 「…バイト? また何か無駄使いを…(呆」
 「う、うるさいわね。だから言いたくなかったのよ(汗」
 「結局、また宝くじも外れるし…」
 「ううっ…」
 「まったく、ラウ姉は…」
 「ああ、もう。私が悪かったわよ;;」


 「それでは、私はお姉ちゃんを探しにいってみます…」
 「ああ、ちょっと待った。折角だから、おみくじ引いていきなさいよ」
 「…おみくじ? 私、そんなの信じていませんから…」
 「まぁまぁ、信じる信じないは別として、一つの縁起物だからw」
 「ラウ姉がそこまで言うなら…」
 「あっ、あと、これ。はい、お年玉w 今年も一年よろしくね♪」

  

 「えっ…」
 「まぁ、要らなかったら、売って、あんたの好きなものでも買ってちょうだいw」
 「………あ。ラウ姉、もしかして、これのせいで―――」
 「わっ、もうこんな時間。これ以上、サボってると巫女長に叱られちゃうわ(汗」
 「あの、これ…(アセアセ」
 「それじゃあ、またあとでね。ヴァールにもよろしくw」
 「あ…」



 「ありがとう…」










  










  










  

 「………」

 「そうだ、さっきのおみくじ…」










  

  

 「当たってるかも…;;」










  

 「あけましておめでとうございます。旧年中のご愛顧、まことにありがとうございました。まだまだ寒い日が続きますけれど、風邪などお召しにならぬよう、お気をつけください。今年も、皆様方にとって良いお年となりますよう、姉妹共々、心よりお祈り申し上げております。それでは、今年もよろしくお願いいたします(ぺこり」

 「というわけで、あけましておめでとうございます♪ 新年のご挨拶が遅れてしまって、申し訳ありません><」

 「えっ、この着物ですか? お正月気分を味わいたくて、蛍さんにお願いして、貸していただいたんです。どうでしょう、似合っていますか?w」

 「昨年中は、ほとんどミッドガルドに遊びに行くことが出来ませんでしたけれど、今年は夏休みを目処に本格的に復帰―――出来たらいいな〜と考えています^^;」

 「それでは、今年も姉妹共々『ヴァールさんち』をよろしくお願いします(ぺこり」





 「あっ、お姉ちゃん…」
 「あれ、グルヴェイグ。こんなところで、どうしたんですか?」
 「いえ、あの、目が覚めたら誰もいなかったから…」
 「あぅ…、ごめんなさい。心細い思いをさせちゃいましたね;;」
 「あ、その、そこまで大袈裟なことでは…(アセアセ」
 「う〜ん、それはそれで、ちょっと寂しいですねw」

 「あ…、その着物…」
 「ええ、蛍さんにお借りしたんです。どうでしょう?w」
 「はい、とっても似合っています…」
 「ありがとうございます♪ 本当はグルヴェイグの分もお借りする予定だったんですけれど、あんまり気持ちよさそうに眠っていたので^^;」
 「ごめんなさい…」
 「いえいえ、そんな(アセアセ 私たちこそ、グルヴェイグ一人を残して出かけてしまって、本当にごめんなさい(ぺこり」
 「いえ、そんな…」
 「今からでも、お借りしに行ってみますか?」
 「いえ、また次の機会を楽しみにしたいと思います…」
 「でも…」
 「今日は、お姉ちゃんの着物姿と………ラウ姉の変な格好を見られただけで十分ですw」
 「あ、あれ、グルヴェイグ、姉さんに会っちゃったんですか?(汗」
 「はい…、何かいけなかったでしょうか?」
 「あ、いえ、姉さんから『グルヴェイグだけには、黙っておいて〜』って必死にお願いされたものですから^^;」
 「………」
 「それなら、折角ですから二人で姉さんのところへおみくじを引きに行きましょうか♪」
 「はい…。でも、私、さっき引いてきました。『吉』でしたし…」
 「あら、『吉』でも良いじゃないですか」
 「でも、ラウ姉からひいたおみくじで『吉』なんて、なんだか負けた気がします…(ムッ」
 「あははっw それじゃあ、もう一度引いて姉さんに勝ちましょう♪」
 「そんなに、何度も引いて良いものなのでしょうか…?」
 「大丈夫ですよ〜。私なんて『大吉』が出るまで5ヶ所くらいまわったことがあるんですよ。幸運は、自分の手で引き寄せるんですw」
 「そ、それは、ちょっと違う気が…(汗」
 「人間、気の持ちようですよw それじゃあ、姉さんの仕事が終わらないうちに急いで行きましょう♪」
 「あ、お姉ちゃん、待ってください(アセアセ」





 「そういえば、さっきはちょっとビックリしました…」
 「何がです?」
 「いえ、ラウ姉がお客さんに丁寧な言葉を使っていて…。ラウ姉のことだから、てっきりお客さん相手でもタメ口とか、そんな風なのかと…」
 「そんな…(汗」
 「そもそも、巫女のバイトって少なくとも品行方正じゃないと勤まらないんじゃ…。ラウ姉、よく雇ってもらえましたね…」
 「あら、姉さんならピッタリじゃないですかw 言葉使いや礼儀作法なんかも、私なんかよりはずっとしっかりしていますよ」
 「………えっ?」