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パンク侍、斬られて候 (角川文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 30057 位
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| 参考価格: | ¥ 660 (消費税込)
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すさまG?
読み終わった感想は「こんなのアリ?」
時代劇を舞台に、いや材料に筆者の独特のパフォーマンスを炸裂させています。
明らかに筆者は時代劇の「お約束」に縛られるタマではなく、
強烈に違和感をはなっています。いやむしろ時代劇の中だからこそ
その違和感が際立ち、効果的になっているとも言えます。
荒唐無稽に見えて明らかに計算されたインテリな語彙を縦横無尽に操り、
シュールでシニカルな笑いを提供してくれます。
あーおもしろかった?
言語パワー炸裂
町田康の小説を読みたいけど何から読めばいい?と聞かれて
最初にこの作品をすすめることはまずないでしょう。
癖のある文体で難しい漢字が多くアクの強い作品だからです。
でもそれが町田氏の持ち味でもあり、はまる人にはたまらない魅力でもあります。
この作品は乗ったもん勝ちですね。
序盤は腹ふり党とはなんぞやの説明や、上役とのやり取りに苦笑しつつ
かる?い感じでしたが、後半は一変し理解不能な異常な世界に連れて行かれます。
このいっちゃってる状態はパンクに通じるものがあるのかもしれませんが。
これどうやって終わるんだろうって思ってるうちに急に収束し、
最後はきれいに完結しているのが驚きでもあり、意外でした。
間違いなくあの「告白」の前衛となる作品です。
我が期待値には満たない也
茂木健一郎との対談を立ち読みし、その言動に面白さを感じ興味を覚え、歌手にして芥川賞を受賞した作家であることを知り、何!?そんなんあり!?と感じ、初めて手に取ったのがこの作品。
読むと感ずるのはその独特な語り口。(個人的には永野護と同じ臭いを感じた。)
正当な文型を知りながら、豊富な語彙を駆使しし型を崩している感じがする。
作中の腹振り党の教義は、一般的な宗教にある構造をうまく茶化していると感心感服。
しかし、話の内容は並。故に星∴。荒唐無稽。ふざけすぎ。殺しすぎ。
広げた風呂敷の閉じ方もほぼ全て死である。死オチ?。おへどオチ?。
我が心は喜怒哀楽どの方向にも動かなかった。
うそつき野郎を、滅ぼしたい
会話のなかで多くの登場人物がぐだぐだと理屈を捏ねます。作者は無駄なく無駄なことばかり書いていてたまにめちゃくちゃで、作者を信頼できないとこんな文学誰もついてこないと思うのだけれど、湧き上がる豊かな語彙と不意をつく説得力にひれ伏され、ここは少し町田康を信じてみようかという気になります。信じてついていった結果「あーはらはらしたもう一冊くらい手を出してみるか」ぐらいの気持ちにはなったけども一文学作品として仕舞いどころが見つからないので困ります。
文庫巻末の解説でたくさんの偉い作家や書評家が町田康を褒めちぎっている中で面白いのはみんな文章が町田康っぽくなってしまっているところ。伝染るんですね。ちょっと笑っちゃいます。
圧巻腹ふり党
読み終わってすぐ口をついた一言目が「面白いなぁー」
読んでいるときにバシバシ笑えて、読み終わって満腹な気分になって、
ずいぶん経ってからまた「あの本面白かったなぁ」としみじみ回想できる本なんて、
そうそうありません。
特にすごいのが新興宗教「腹ふり党」
腹ふって、国滅ぶ。
家でひとりで腹をふってみたくなること間違いなしです!!
うっかり腹をふっちゃった人は「町田党」です。
角川書店
権現の踊り子 (講談社文庫) 実録・外道の条件 (角川文庫) 夫婦茶碗 (新潮文庫) くっすん大黒 (文春文庫) きれぎれ (文春文庫)
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