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「甘え」の構造 [増補普及版]
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![「甘え」の構造 [増補普及版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41oIEGnTs-L._SL160_.jpg)
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| 商品カテゴリ: | 人文,思想,学習,考え方
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| セールスランク: | 17126 位
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甘えという概念について
甘えという概念が日本人特有のものであることに着目し、著者のアメリカ在住時代に感じる違和感から始まり、甘えの精神病理など、内容は一般から医学的分野まで幅広いですが、読みやすい内容だと思います。
日本人特有の言動の奥には甘えという概念が潜んでいるということが分かりやすく解説されてると思います。
フロイトの精神分析等と絡めながら論じられており非常に興味深かったです。
日本人の心理をよく捉えていると思います。
有名な本ですし、精神学を学ぶ上では一度読んでおくと、日本人の精神病理などより深く理解できると思います。
甘えを突きつめて考えた本
知らない人の引用が多く、少し難解な感じがします。
しかし、甘えとは何か?という著者の広い視点は鋭いものがあります。
甘えは、日本独特のもので、好意、集団行動、義理人情、ゴマすり、遠慮、被害者意識も
すべて甘えから派生している点はなるほどと思いました。
暗黙のうちに享受を求められ広げられていく「言葉なき相互理解・許容」。
初版以来30年以上経つ書であるが、私が購入したのは増補普及版として今年新たに上梓されたもので、『「甘え」今昔』という短い章が冒頭に新たに付加され、著者自ら本書を現代的な視点で振り返り、「甘え」心理について新たな考察を述べている。相手が自分に好意を持っていることを前提とする「甘え」に対し、今日では好意があると思わせたい、あるいは思い込みたいという意図から、甘えを演出する「甘やかし」や「甘ったれ」が大勢を占めているという指摘は興味深い。
一方、中核の本文自体は変わらないため、論拠となる社会背景が現在とは大きく異なり、古さを感じざるを得ないところは多々ある。また、精神分析・哲学・心理学史や比較文化論についてある程度の知識があった方が深く理解できると思われ、これらに疎い私には充分に理解できないところも多くあった。しかしそれでもなお多くの示唆を得られたと感じる。日本人を始めとして存在する通奏心理としての「甘え」を切り口に、他者や集団との強い同一化やその反動としての排他性、受身的な愛、公私混同、幼児性を保持したままの大人化などの観点である。
また、個人や共通言語圏、それぞれの時代ごとに形成される言語による認知世界観と、非言語的な心理世界との関係性について思索し、現代の脳科学や認知神経科学による研究への興味を惹きたてる契機を与えてくれるものでもある。
日本に暮らしている人必読の書
精神科医を自称するようになって、四半世紀が近づこうとしています。
若かりしに本書を読んだときにはぴんとこなかった。
しかし、その直後短期渡米し語学の練習も不十分なままにその社会に放り出されたとき、本書の意味が、身をもって理解できたことを昨日のように記憶しています。
その時に援助してくださった、日米交流協会の米国人と日本人に話したことも覚えています。
最近、長じて、中国気功等に手を染めることになりましたが、その師匠である中国人女性に話したら「日本に来る前に中国語で読みました」といわれ赤面の思いをしました。
来日する外国人にとっては当たり前の本なのだということがわかりました。
できれば高校生までに、本書に触れていただきたい。
そして、ハイソを自認する人(医者とか弁護士とか教師とか)は、内容の是非はともかく読んでないと、必ず恥ずかしい思いをする日が来ます。
本当は、五木寛之氏の「他力」ももっと多くの外国語に翻訳してほしいいんだけどな
日本人の心を分析した古典
「甘え」が日本的感情であり、「甘え」の視点から被害感や疎外感などさまざまな現象を紐解く手がかりとなるとする論理には納得させられる。これら筆者の言語に対する観察と洞察には鋭いものがある。
聴きなれない難解な言葉が多かったので辞書を引きながら読んだ。
当時の学生が、世代間葛藤としてのエディプス・コンプレックス(本書ではエディプス複合となっているが)を経験していないがゆえにエネルギーをぶつける対象として学生運動を行ったという解釈は興味深い。本書の初版は昭和47年に出版されている。当時から「登校拒否」も問題となっていたことに驚く。当時の社会状況の描写に、現代のグローバル化と同様の現象の記述もあるのは面白い。
弘文堂
続「甘え」の構造 タテ社会の人間関係―単一社会の理論 (講談社現代新書 105) 「甘え」と日本人 表と裏 菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)
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