発売メーカー:KOSMOS
ゲームデザイナー:Klaus Teuber
プレイ可能人数:3〜6
平均プレイ時間:75分
備考:1988年ドイツゲーム大賞受賞
ゲーム概要
プレイヤーがそれぞれ粘土を使って“なにか”を作り、お互いがその“なにか”を当てあうゲームです。
他のプレイヤーの“なにか”を当てることができたプレイヤーは得点を得ることができます。そして、得点を30点稼いだプレイヤーが勝利します。
しかし、絶対わからない“なにか”を作って他のプレイヤーの得点獲得を妨害すればいい、という訳では決してありません。このゲームでは、誰かが30点稼ぐ方法の他にも、全員で17回(3〜4人の時は13回)正解すると強制的にゲームが終了し、その時、誰も正解がわからなかった“なにか”を作ってしまったプレイヤーは減点されてしまうからです。
創造性と推理力が試される、一風変わったゲームです。
闇崎速雄と男喰ディーノ、バルバロッサを語る!
黒い士官服を着こなし、高圧的な眼差しでこちらを見る闇崎速雄(以下闇崎)「ディーノ二等兵!」
カーキ色の軍服に身を固め、手に自動小銃を持ち熱狂的な眼差しで直立する男喰ディーノ(以下ディーノ)「は!」
闇崎「なんで我らがこんな格好しているか、答えろ!」
ディーノ「は! それは“バルバロッサ”と言えば、かの有名な電撃戦であるからです!」
闇崎「よろしい! では、素晴らしき第三帝国の電撃戦の名を冠したこのゲームが、なぜ『粘土をこねる心が和むゲーム』なのか、答えろ!」
ディーノ「………さあ?」
闇崎「なんだと!? そんなことも知らんのか!! ……いや、俺も知らないんだけど。ちょっと待ってて、調べるから(インターネットで検索)」
5分後。
闇崎「どうやら“バルバロッサ”とは、俺らが思っているようなハイルなものではなくて、昔いたドイツの皇帝の名前らしいね」
ディーノ「な〜んだ、気合入れた損したぜェ〜。で、どうして皇帝の名前が粘土こねこねゲームになるのさ?」
闇崎「………さあ? この王様はいい年しても粘土をこねていた知恵○くれな王様だったんじゃないの?」
ディーノ「ベネ。素晴らしい推理だ。とりあえず、ソレで行こう」
闇崎「と、バルバロッサの由来決めたところで、ゲームについて語りたいわけだが」
ディーノ「まず発想がいいね! 問答無用で粘土細工を作らせてゲームさせる考えは、腰が抜けるほど斬新ナリ」
闇崎「そして、『正解を当てられると相手が得点を得てしまうが、誰にも当てられなくても振りになる』というジレンマも、なかなか上手くゲームを盛り立ててくれます」
ディーノ「そのシステムとは別としても、誰も当ててくれないとちょっと寂しくなるね『なんでこの素晴らしい造形がわからんのか!』そう叫びたくなることもしばしば」
闇崎「でもこの前ディーノが作った『ヒダリマキマイマイ』は解らなかった。そもそも知らなかったし」
ディーノ「クッ……言われてみれば……。しかし闇崎のように、卑猥な事を連想させる物ばかり作るのも考え物だと思うけど」
闇崎「『戦車』や『大砲』を作って何が悪いッ! 男のコの憧れだろうが!それにミスリーディングをさせて相手の思考を混乱させることは、このゲームの基本ッ!」
ディーノ「むう……そうなのか? 本当に?」
闇崎「………。それにしても、このゲーム最大の問題点は、だ」
ディーノ「話をすり替えたな」
闇崎「シャーラップ。最大の問題点は付属の粘土の油ギッシュさにあると思うわけで」
ディーノ「? そんな事は全然なかったけど?」
闇崎「あー、それは私が東急ハンズで『粘土消しゴム』なる物を買ってきて、それで代用してたからです。消しゴムだから手がベトつかないのは当たり前」
ディーノ「!! そうだったのかッ!」
闇崎「で、これが問題の付属粘土だ(ドーン、と机の上に置く)」
ディーノ「うわあ…見ているだけで油染みが付きそうだね」
闇崎「さすがにコレを使うのは勇気が必要ナリ。ボードもグングン傷みそうだしね」
ディーノ「そしてさらに新しいものを買い換えさせると。ドイツ人は商売上手ですな」
闇崎「そういう計算の上でこの粘土を使用しているなら、見事という他は無し」
ディーノ「ドイツ人恐るべし。さすがシュトロハイムの国」
闇崎「ドイツの商魂は世界一ィィィィ」
ディーノ「ドイツのボードゲームは世界一ィィィ」
闇崎「ドイツのビールは世界一ィィィ」
ディーノ「ドイツの戦車は世界一ィィィ」
(以下、闇崎とディーノ 延々とシュトロハイムのモノマネでドイツ賛歌をはじめて一夜を明かす)