ようこそ、短編小説の部屋へ♪


ここには私のオリジナル短編小説があります。
長編小説は『long novelの部屋』に置いてあります。
よければご覧ください♪


★☆★☆★☆★☆★☆★☆現実世界★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ココは現実の世界ではない。現実の世界で生きていけなかった者の生活する場所。
『闇の世界』
現実の世界に住んでいる人間どもはそう呼んでいる。
ココは地下に作られた世界。
太陽の光はなく、いつも薄暗く湿っぽい

俺の名は『早乙女 叶』みんなからはドクター・クロウと呼ばれている。
人は俺のことを『冷静沈着・クール』とか言っている。
俺自身、喫茶店業を営んでいるくせに人間嫌いで、人と交わることがキライだ。
たぶん昔のあの出来事のせいだとは思うのだが・・・。
俺自身、直そうとは思ってない。





「叶さん♪」
突然、店の中に陽気な声が響き渡った
その声の主は遥(はるか)というまだ20にもならない女の子だ
「なんだ?いつもながら騒々しい・・・」
俺はいつものようにぶっきらぼうにそう答えた
遥は気分を害した様子もなくただ「騒々しくないもんっ」と膨れていた

この子とはもう随分、長い友達だ
俺がアイツと付き合ったのも別れたのも全てをコイツは知っている
知られたくはなかったがコイツには何故か知られていた

でも、もうすぐコイツと永遠の別れが・・・来ようとは
このときはまだ、夢にも思っていなかった・・・・





あれは梅雨に入ったばかりの3日前
いつものように俺は自室でうたた寝をしていた、とそこへ・・・
「キャ〜っ!」
遥の悲鳴が聞こえてきた







俺は慌てて遥の悲鳴が聞こえた場所へと向かった
が、しかし・・・
そこには、ただ1枚の置き手紙がおいてあるだけで遥の姿はなかった

『この娘は預かった』
ただ一言、そう書いてあった
もしかしたら・・・
俺には犯人の心あたりがあった



「う、う〜ん・・・」
遥は犯人の運転する車の中で目が覚めた
「こ・・・ココはどこ?」
答えの返ってこないことはわかりきっていた
だけど・・・恐怖を紛らわすために何か言葉を口にした
「何で私なのかな・・・?」
「誰かに恨まれるようなことって・・・?」
自問自答を繰り返していると急に車が止まった




もしも・・・もしも、ヤツが犯人ならば
遥を殺しても不思議はない・・・
いや、そんなハズはない
だってヤツは・・・ヤツは、もう・・・

この世にはいないハズなのだから
〜回想シーン〜
“俺とヤツ・・・響は親友だった、そう、あの時までは
些細な誤解からすべては始まってしまった
俺は響の彼女から響について相談されていた
「あの人の暴力を何とかして」と・・・
まさか、あの温和な響が大切な彼女を相手に暴力を振るっているとは思えない
俺はそう思い、響に事実を問いただした
だけど・・・そのときに言い争った場所が・・・
流れの速い川辺で俺たちは言い争っていた
俺は軽く、響を突き飛ばしたつもりだったのだが・・・
運悪く響は川に落ちてしまい・・・”

きっと響は俺が響の彼女のコトが好きだって気がついて
わざと力を抜いたんだと思う
それなのに・・・それなのに俺は・・・
そんな事にも気づかずに・・・

とにかく、遥は響の兄弟か何かに攫われたんだと思う
あくまで、俺の想像なんだが
そういえば、あの置き手紙には身代金とかは全く書いてなかった
ま・・・まさか、もう遥は・・・





To be continue・・・
小説を書くときは『やんちゃる』じゃなく、
『蒼樹 花音(あおき かのん)』というペンネームを使ってます。

ここまで読んでいただいて感謝・感謝です。
また時期が来たら更新して行くので読んでくださいね♪ 今回の作品は短編なのにも関わらず、少しずつ内容を増やしていく予定です。
一話完結だとドキドキ感がないっしょ?(^▽^笑)