その人だかりの先にいたのは望月宏信氏(多分)。どうやら最近発表された中判カメラ用デジタルカメラバックの説明をしているらしい。「・・・センサが大きくて画素数も増えていて、でもこれに200万という価値が有るのか、とは正直思いました。」。この方、相当人前で話し慣れているのか、話しの進め方がうまいうまい。
「こんな風に姑息に比較するものではないのですが」と前置きしながら、カメラバックの解像度が民生一眼レフ(D1か?)のそれよりも性能が高いことを風景写真の一部を拡大比較してみせた上で「これが解像度というものです。これだけ高いから大きく引き伸ばそうと思える」。次には試用時に撮った写真を見せた上で「ま、皆さんもプロのカメラマンだから、私なんかよりずっと良い写真を撮られると思いますが」と挑発しておいて^^;、「でも、これだけ明暗差の激しいところで、空の色も地面のディティールもツブれることなく描写できている。これはつまり、モデルの表情だけに集中できる、構図だけに集中できる、シャッターのタイミングだけに集中できる、ということなんですよ」。まぁ、こんな感じでアオりにアオるわけです。
望月さんの話しが終わると、もう皆チラシに群がる群がる。その流れにのって私も前の方にいくと、CCDが幾つか置いてある。ダントツに大きい今回のカメラバックのものが置いてあり、その横には従来の一眼レフ用CCDが置いてあって・・・さらに・・・その横にちっちゃなものが。「これは?」隣にいた係員に聞いてみた。「これですか・・・コンシューマ用のヤツですよ」「1/2インチ?」「あ〜、2/3かも」。心の中で叫んだ「ちっちぇ〜〜」。CCDサイズの計算用ページを出しておきながら、やはりその"小ささ"には驚いてしまいました。ホント、愕然としますよ。
次に見つけた人だかりは会場の一番端。プロの方がプリントアウトのためのレタッチ術を披露しておりまして、これまた聞き入ってしまいました。ここではPhotoShopが使われていたのですが(ま、業界標準ですから)、私自身がもっとこのソフトを使っていれば得ることが多かっただろう、と思うとちょっと残念。とりあえず、こんなこともできるんだ、というスタンスでしたが、解説者の方の「良い悪いなんてないんですよ。大事なのは、自分がどうしたいかというイメージをしっかりと持つこと」と言われていた言葉が印象的でしたね。
会場には大手だけではなく、三脚メーカや照明メーカ、写真屋さん用の(?)看板メーカなどもあったりして、かなりバラエティに富んでましたね。そんな中で、使うかどうかも分からないのに直径30cmの小さなレフ板とか、マジックハンドみたなクリップ(レンズのフレア対策用の器具?)とか買ってしまいました。
そんなこんなでインチキ"ハイ(テンション)アマチュア"でも結構楽しんでしまったIPPFでした。
キレイなお姉さんもいっぱい見れたし^^;。
'01.03.13