デジカメ閑話

デジタル一眼レフとCCDサイズ

漏れ伝わるところによると、Canonの新しいデジタル一眼レフの発表が5/17日らしい、とのこと。このカメラにはCCDでなくてCMOSが使われる、なんて噂もチラホラ。真偽のほどは分からないものの、その画質と値段に注目したい。

世に出ているデジタル一眼レフは、およそ2つのグループに分けられる。1つは「プロ用」とでも言うべきか、要は非常に値段の高い部類のものである。そしてもう一方は「アマチュア用」、値段もまぁ通常のデジタルカメラと大きく違うものではない。両者の違いを言い表すとすれば『CCDの大きさが違う』『レンズ交換ができる』『ボディの質感、剛性が違う』ということになろう。ちなみに"プロ用デジカメ"の範疇で安いものはNikon/D1の65万円、Minolta/RD-3000の36万円といったところで、とうてい趣味の範囲として手の出せるものではない(私には)。

どうして、こんなに値段の差が付くのか−−−主要因はCCDの大きさにあると言われている。Olympus C-2500Lの10.9mmに対して、D1のそれは28.37mmという大きさ。その面積差は単純計算で実に6.8倍!(ぎょぇっ)、この違いが背景のボケと豊かな階調を生むのだろう。

将来、民生機(アマチュア用)のCCDサイズは大きくなっていくのか−−−「所詮は半導体、単位面積あたりの値段は大きく下がることはない」というのが私の読み。半導体の進歩は歩留まりもさることながら、高密度化による性能向上によるもの。ただ量産化によるコストダウンは考えられるので、同一CCDを作り続けられる環境が待たれる。要は今の潮流である高画素化の流れが止れば良いのだ。

私はひょっとすると"CCDサイズ信奉者"かもしれない。たしかに現状300万画素のCCDサイズは1/1.7インチと大きくはなってきた。しかし、これより大きいCCDがC-2500L、そしてC-1400XLには搭載されている・・・なんて書いてきたが実は、今度C-1400XLの安売りを見たら買ってしまいそう、と言いたかっただけだったりする。

'00.05.10
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ローコストデジタル一眼レフを考える

ここではローコストデジタル一眼レフの定義として『レンズ交換のできない一眼レフ』ということとする(つまり昨日言ったところの"アマチュア用")。実例としてはOlympusのC-2500L/C-1400XL、SonyのDSC-770が挙げられるが、秋に生産予定のPentax EI-2000もこれに該当する。どれも決してローコストと言える程の値段ではないが、レンズ交換可能な一眼レフから比較すれば安価であり、レンズ交換性の有無によって値段帯に差が出るのは確かだ。

これらのカメラの特徴は「一眼レフファインダを備えている」の1点に尽きる(・・・ホントか?)。他にCCDサイズの大きいものが積まれる傾向があるものの、その差は若干といった程度(ハイコストのものとは比べ物にならない)。ここに大きな差を感じるかどうかは人それぞれだろう。だとすると一眼レフファインダの持つ意味は何だろうか。

考えるに、これも1点「パララックスが無い」ということになる(・・・か?)。しかし、たいていのデジタルカメラに備えられている液晶モニタは、一眼レフファインダの代用には十分である。但し、モノによっては晴天時等で見にくかったり、追従性に問題があるケースもあり、ここにアドバンテージを見ることができる。もちろんファインダを覗くことで構える安定性が増す、撮影構図に集中できる、といった二次的な利点もあるだろう。ただ、一眼レフであることの意味は、それほど大きいものではないのかもしれない。

レンズ交換可能なデジカメはどうして高価なのか−−−フィルムの位置にCCDを置いてみる。その面積が小さいとトリミングした格好になり見掛けの焦点距離が上がってしまう。つまり面積を確保できないと、通常のレンズがどんどんズームレンズに変わっていってしまう。−−−なるほど。現状の35mm用レンズを使おうとすると必要となるCCDのサイズは大きくなり、値段が上がってしまうのだ。世の中うまくいかないねぇ・・・

'00.05.11
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ノーレタッチが基本?

デジタルカメラの利点の1つは「自分で写真に手を加えることができる」こと。リサイズだって、トリミングだって、色調変換だって、色かぶり補正だってレタッチソフトで一発。さらにプリンタで出力すれば写真並みのプリントが出来ちゃうんだからデジタルカメラを手にする人が多くなるのでしょう。その分、デジカメは大きな期待を背負わされることになるんでしょうが・・・。

しかし、逆に簡単に調整できることが頭の痛いところ。と言うのは「白飛びが心配だな〜」なんて考えちゃって露出補正をキツめに掛けちゃったりすることに。こういうときには適性補正を心掛けるのがベストなのでしょうが、つい、、、ね。心のどこかに常に「簡単にレタッチできる」って考えがあるのは上達のためには良くないことだとは分かっているんですよ。

プロカメラマン山田久美雄さんが運営されているサイトでギャラリーが開催されています。驚いたのはノンレタッチの作品の多さ、やっぱり巧い人ってのはレタッチに甘えることなく作品に向かいあえるんですね。例の優秀賞の作品、実はレタッチを入れています。「空の色が勝負!」ということで撮ったときのイメージと違った部分に関して色のバランスをイジってあります。そう、今のところ私は「撮影結果を記憶したものに近づける」ための手段としてレタッチを位置付けています。カメラの完全でないところを補っているつもり。でも、つい欲が出てプラスアルファな部分があるのも事実なんですが。(いかんな〜)

'00.05.13
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新しいデジタルEOS

さて、一部で「5/17に詳細な発表がある」と言われているCanonのデジタルEOS。今でもデジタルカメラの最高峰として位置するEOS D2000の発売から既に2年、遂にその後継機が・・・と言いつつも、どうもD2000の価格200万に対して、今度は随分ローコストのものとなりそう。

今月号のデジタルカメラマガジンでも、このデジタルEOSスペックを予想。特にCCDに関しては競馬予想のように「本命、対抗、大穴」といった表現で書かれており、書いている側も楽しそう。本誌曰く、本命CCDは・・・紙面をお読み下さい(忘れちゃったんです)。個人的に気になったのは1インチと言われる「松下製CCD」、これだと画角がどのくらい変化しちゃうのか・・・「1インチ=25.4mm」とすると1.7倍!これは結構大きいでしょ。しかし、キヤノン側の発表したものを見ていると「高画素映像素子」としか書いておらず、"CCD"とは限定されていないんですねぇ。果たしてCMOSが搭載されるのか、興味あるところで。

あと気になるのは、やっぱり価格。相対的に安くなったと言われても、趣味の範囲で出せるお金には限度が。それに"レンズ交換可能な一眼レフ"には当然別にレンズが必要になるワケで、さらなる出費を計算する必要有り。結局、高嶺(高値)の花になるんでしょうが、やっぱり期待したいもの。よく「フィルムの現像代を考えれば半年でモトが取れる」って言葉を耳にしますが、もともとデジタルカメラの人間としてはこれは当てはまらないんですよねぇ。ただ、高スペックのものが低コストで出されたときに、さらに低コストの製品への影響がどうなるのかは非常に興味あるところです。特にペンタックスのEI-2000、さぁどうする!

'00.05.15
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証明写真を撮る

証明写真を撮りました、デジタルカメラで。と言っても、さすがに運転免許証やパスポートの写真に使う程の勇気はく、今回はある試験の受験票用のもの。ちなみに大きさは5cmx5cmの上半身写真なので、この条件ならデジタルカメラでも充分、と判断して作業開始。

先ずはカメラの選定、と言っても証明写真を撮る以上必要なのは描写力、と考えて必然的にCoolPix900を選択。また、このカメラにはモノクロモードもあるのでこれも利用することに。意外に手間取ったのは撮る場所。条件としては「無地であること」「光が十分にあること」「周りに余計なものが写り込まないこと」、以上を満たすのは南向きの部屋の間仕切りふすまの前となり、撮影場所も決定。あとは被写体の座るイスと三脚を用意して撮影開始。

できるだけ情報量を多くしておきたいと思い、トリミングを考えずに"寄りのカット"。フラッシュ有り/無し、カラー/白黒の組み合わせで計4枚を撮影。撮った写真がプレビューされるので、「目が閉じてなかったか」といった心配はする必要無く簡単に終了。早速パソコンに落としてモニターで確認したところ、フラッシュがあると不自然な感じがするのでボロを(素人っぽさを)隠すためにフラッシュ無しの写真を選択、カラー/白黒に関しては表情からカラーを選択。

最後はプリントアウト。選んだ写真を左右カットして正方形の形にした上で、PhotoShopで解像度/印刷範囲を設定。これを光沢紙にグレースケールで印刷すれば5cmx5cmの大きさに調整された白黒写真がプリントアウト。若干暗かったので明るくしてやった以外は他に触ったところは無し。いやいや、パッと見たところはほとんど写真でっせ。

どうなんでしょ、デジタルカメラとインクジェットプリンタでの証明写真てのは認められているんでしょうか?「写真屋が撮ったものでないと」って潜在意識がありましたが素人が撮ったって問題は無いですよね。さらにそれがデジタルカメラであっても同じだとは思うのですが・・・。ただ、1点心配なのはインクジェットプリントによる褪色。通常の写真よりも褪せるのが早いと聞きます。ここがクリアされると、街の写真屋さんも大変になるのでしょうか。

'00.05.16
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Xデー?

さぁ、いよいよ今日です、Canonから新しいデジタルEOSが発表されます。って言っても、きっと私は買いません、買えません。でも、なんかワクワクするんですよね、「ひょっとしたら手が届くかもしれない!」って・・・いや、届くワケはないなぁ(T_T)

他の場所でも触れられていたようですが、CMOSセンサが搭載されるという情報はかなり信憑性が高そう。そうなると、その画素数とサイズ、そしてノイズが多いと言われる画質が気になるところ。Canonからは「高性能・高画質」と言っているようですから、期待大(って裏切られそうな気も・・・)。ハニカムCCDの例を見るまでもなく、新しいデバイスを使いこなすには時間が必要でしょうし、変に急いだところがないとよいのですが。

しかし意外なところからも情報が、、、サンケイスポーツ『中田 Canonの顔に』。どうやら新型カメラの宣伝キャラクターとして起用されるようで、そこには「新製品は性能パワーアップで高画質」との記載。でも、ここには今月中旬に"発売予定"の新製品とあり、ややニュースソースとしてアヤシイところも。しかし、思わぬところからのアシストがあったのにはオドロキ。

そんなこんなで本日発表が噂されている新モデル、どういうことになるのか期待して待ちたいと思います。ホントに発表が今日なのかも確かではないのですが・・・ね。

'00.05.17
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姿現す!

ついに発表されたデジタルEOS、その名も「EOS D30」。・・・D30?・・・30?・・・300万画素ってことですかね?今後10とか20の方にも展開があるよってことなのか、ちょっと意味深。

別にニュースなページを目指しているワケではないので、詳細を知りたい方はCanonのページへ。

さて、予想通りにCMOSセンサが採用されて、お値段は36万円。世の中には「D1の半分の値段で手に入る!」とか「フィルムの現像代を考えたら簡単にモトが取れる」とかって意見が見られるんですが・・・ダメだ、とても手が出ない。CMOSセンサで随分コストダウンできるって聞いていたから、もっといくと思ったんですが、そうはいかず。、FUJIFILMのS1proはハニカムCCDを積んで40万ってことだから、こっちの方が大変だったりして。

まぁ分かっちゃいたことながら、遠い世界の話しだったなぁ・・・なんて遠い目しながら、頭の中ではフィルムで何枚取ったら36万になるのか計算してたりして。にしてレンズも買わなきゃいけないし、はぁ。そうか、CMOSセンサでも、この値段か。あぁぁ、でも完全に一眼レフって形しているし、カッコいいなぁ。

ってことで今日はグチリモード。今後、来るかも分からないデジタル一眼デビューに向けて、銀塩の腕を磨いていこうと思います。はぁ〜〜

'00.05.18
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フジ追従

CanonのEOS D30発表をまるで待っていたかのように、FUJIFILMがS1proを発表(と言ったって発表自体は2月の時点で行なわれていたケド)。でも、Canonと違うのはサンプル画像がいろいろなところから上がっていたこと。現時点ではFUJIの開発陣の方が自信を持っているということでしょう。

ちなみにこちらは価格38万、CCDを使っているのにCMOSのCanonとはそれほど変わらず。ただカメラとしてのスペックはEOS D30の方が良さそう(と言っても私が見たのはISO感度とシャッタースピードのみ)。S1proは例のハニカムCCD、APSサイズの300万画素を搭載。でもハニカムなんで出される画像は600万画素相当・・・3040x2016、2.5MBだって。そんなにデカイファイルじゃ保存メディアも大変だろうなぁ、なんて要らぬ心配。

しかしフィルムカメラをデジタルに置き返られたらどんなに良いだろうか。もちろん液晶モニタが付いていることによる「すぐ見られる、すぐ消せる」という点ももちろん、撮った後に現像に出さずにプリントできる、撮った画像を修正できる、といった撮影後にも大きな魅力があるように思える。そう、デジタルの方がフットワークが軽いんだなぁ。

やっぱり、いつかは手にしたい、するぞ・・・などと夢物語を語ったところで現実は厳しい(T_T)

'00.05.19
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プリントアウト

GWに撮ったデータのうち、気に入ったものを何点かプリントアウトしてみる。これまでも何度が出力させたことはあったものの、どれも必要に駆られて行なったもの。こんな使い方ではプリンタが勿体無い。早速写真選定。

こう見てみると写真は数あれどプリントアウトしてみよう、と思わせる写真はわずか−−−案外低い成功率^^;。特にお気に入りは、飼い犬"やしち君"のアップと庭で撮った緑に映える紫の花、の2点。ちなみに前者はCoolPix900で、後者がDC260zoom。

この2点をA4にプリントアウト。いつもならプリンタ付属のソフトで簡単に印刷してしまうところだが、これだと印刷時の縦横比率から勝手にトリミングされちゃうので今回はPhotoShopを使用。ホントはプリンタ側の設定も調整するべきかもしれないが、今回は印刷品質と紙の選択だけを調整してプリントアウトしてみる。出来上がったものを見て・・・「う〜ん、ほとんど写真だねぇ」。

ニヤニヤしながら印刷物を眺めているが、花の写真を細かく見てみると紫の花びらのグラデーションがどうも不自然。確かに生データの方もやや浮いたカンジがあるけれど、それが強調されたみたい。それに細部が画ききれていないのも気になってくる(これはカメラの方の問題)。逆にやしち君のアップは画素数が少ないものの毛の細かいところまで描写できていて、A4の大きさでも特に不自然さは無し。さすが、ニッコールレンズ!!といったところか。

そんなこんなで、他にも何点かをA4、ハガキサイズの紙に印刷してお遊び終了。解像感のある写真なら130万画素のデータでもA4への印刷にも十分耐えられることには満足。きっと200万画素だと余裕を持った結果になるのだろう。しかし、フィルムだったらこんな大きさに出そうとは思わないよなぁ、、、ってことでデジタルカメラの利点がまた1点増えたことに。

'00.05.22
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ネタ切れ?

昨日はなぜ更新されなかったのか−−−ネタ切れ?いえいえ、忙しかっただけです。書きたいことはまだまだありまっせぇ、、、とか言いながら、どれも書くのには簡単な内容でなかったりして。

こんな前フリが実はネタ切れ?って雰囲気を醸し出しているが^^;、先週末触ったCoolPix950について(いやぁ、また古いモデルの話しだ)。時間潰しに入った新宿のそのお店はデジカメ売り場が2階で、そのせいか客はまばら。実はまだ触ったことが無かったかもしれないCoolPix950を手にしてみる。「あ、持ち易い」って第一印象の後でミョーに沸き上がる高揚感「おぉぉ、重さといい、手触りといい、なんとも・・・」。要は気に入ったってこと。ちなみに隣にあったCoolPix990も持ってみるが、こちらはグリップ部が大きい、厚い、ズッシリ−−−が気になって「ふ〜ん」といったレベル。

店員寄ってくる。「いかがですか?こちら(990)今日入荷しましたのでお持ち帰りできますよ〜」なんて声を掛けられるが、(950、いいじゃん!いいじゃん!)ということで頭がいっぱいだったから「300万画素も要らない!」なんて言っちゃった。ツッケンドンでごめんね、店員さん。でも、イキナリ300万画素を売り込みに来るのは必ずしもユーザのためにはなってないと思うゾ!(今日入荷したところですよってのを言いたいだけだったのなら、重ねてゴメンナサイ)

「回転レンズには手を出すな」ってのが親の遺言だったので(ウソ、生きてます)、950だけは買うまいとか思っていたケド、やっぱりイイものはイイのね、納得(注:CoolPix900は私が買ったものではない)。でもねぇ、、、でもねぇ、今度は長く付き合えるカメラを買おうと考えているワタシ、だから200万画素のモデルを軽いノリでは買いたくないんです。でも安くなってくれれば話しは別だなぁ、なんて書いてたら「量産、終わるかも」って噂、、、しばし茫然。いいもん、そしたらやっぱりイイカンジだったFinePix1700に走っちゃうから(ってやっぱり古いモデルだ)。
・・・お後がよろしいようで。

'00.05.24
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要望,問い合わせは肩車のやしちまで、どうぞ。