やしち日記8

隠れてチクワを食すなり


落とし物
物を落としたり無くしたりすると、案外その物を見つけようと意固地になる主人である。普段は諦めが早いのだが、どこかにあるはずのものをそのまま失ってしまうことに我慢がならないらしい。単にケチなだけかもしれないが・・・。

先日、あるところに届けられている落とし物の一覧が張り出されているのを見つけた主人。そこにこんな落とし物を見つけた。

 品目 : お守り
 特長・詳細 : 善光寺(恋愛成就)

だいたいお守りといったものを買う人、持つ人というのは、少なくともそこに御利益を求めていることとと思う。つまり、お守りを落としたときに「全然、平気」というよりは「バチが当らないだろうか」という考えを持ち易い人だろう。

しかし、落としたのは"恋愛成就"のお守り。真剣であればあるほど、引き取りに行くのにちょっと勇気が必要そうなものである。無事、持ち主の下に戻ってほしいものだと思う。

−−−−−−−−

主人がお世話になった御仁が、この度北海道の方に移ることに。 全くもって残念なことながら、今後のご活躍を祈るばかりの主人である。

これまで、いろいろとありがとうございました。
是非、今度遊びに行かせて頂きますね。
2002/01/14

それは違う
昨年9月の同時テロ、あの事件の明確な被害者は、倒壊した貿易センタービルで亡くなった方々とその遺族、関係者であることに間違いあるまい。一方でアラブの方々にも多くの被害者を生んでいると思われる。少なくとも事件直後、在米のアラブ人が暴漢に襲われたという事件を複数回耳にしたし、米大統領が「悪いのはイスラム教徒でもアラブの人々でもなくテロリストだ」と強調していた点からも、それが窺がえる。

先日、こんなことを言っている人を見た。

    「ヒゲを生やした西アジア系の人を見たんだけど、一瞬爆弾爆発させるんじゃないかと思っちゃったよ」
冗談として口にしたものなのだろうが、それでもこういうことを軽軽に言ってしまうのは頂けない。確かに衝撃的な事件であった故、連想してしまうこともあるだろうし、それ自体を否定はできないことは分かっている。だが、その連想を口に出してしまうことは、もう立派な差別ではないのか。こういった小さな差別の積み重ねが、大きな差別につながり、不要な偏見や憎しみを生んでしまうかもしれない−−−ここまで考えるワタシは悲観論者だろうか。

いつぞやの朝日新聞の記事である。

    タリバンがいなくなり、再開された映画館ではインドの映画が放映され、多くの人が楽しんでいる。その映画館のオーナーはうれしそうにこう言った「今はインドの映画しか配給されないが、いつかハリウッドの映画も放映してみたい」。
    そんな彼らは、ハリウッド映画の銀幕に映るアラブ人の多くがテロリストとして写されていることを知らない−−−
2002/01/19

逆に利用しては?
またまた憤り系の話しになってしまうのだが・・・

ハワイ沖で日本の研修船と衝突し沈没に至ってしまった、あの潜水艦の艦長が訪日する件に関し、艦長の弁護士が

    「功名心にはやる日本の検察官が、法律を無視してでも艦長を逮捕するのでないか、と心配である」
なんてぇことを言ったとか言わないとか。

全くバカにされた話しなのだが、世界の、あるいはアメリカの人がイメージする日本という国は、いまだ未発達で、感情的で、無法な行為に満ちていて−−−なんてものなのかもしれない。もっとも、頷けなくはないところもあるだけに、笑うに笑えない。

で、本題「このイメージを逆に使ってみてはどうか?」。

間近に迫ったW杯では、決勝トーナメント進出を強く要求されている日本代表。連続出場を誇る韓国でさえ、未だ初勝利を掴んでいないことを考えれば酷な注文とも言える。が、そこは自国で戦えることのメリットを多いに活用することで、大願成就を果たしたい。

そのためには、もうスタジアム内の雰囲気を危険いっぱいなものにしなければいけない。もともと「レフリーにプレッシャーを与えることができる」点がホーム開催の有利なところであるが、

    「俺達アブナイかもしれないよ。もうキレちゃったら、何するかワカランよ」
という雰囲気を満ち満ちさせる必要がある。そして、レフリーがそこに恐怖心を覚えてしまえば、もう勝利である。ましてや、それを相手チームにさえ与えることができれば、もう楽勝である。(きっと)

が、先日の日本対イタリア戦でも、敵たるイタリア代表に歓声を挙げてしまうお国柄。そこまでのものを醸し出すのは難しいかもしれない。怖いのは、そのでんじゃぁ光線が自国の代表に向かってしまうこと。悲観論者の多いこの国では、そちらの方が可能性が高いかもしれない・・・

2002/02/01

緊張
人前に立つことの多かった若かりし頃の主人は、特に緊張することもなく、極めて饒舌に−−−多少、皮肉も込めて−−−弁を振るっていたらしい。ささやかながらも、このことを「武器」と考えていた彼であるが、どんな武器も手入れを怠れば、錆び付いてしまうのは必定か。

半年くらい前に参加した、ある研修でのこと。30人程を前に、簡単なプレゼンテーションをすることになった彼を襲ったのは、久しく体験することなかった緊張感。湧き上がる、この感覚を抑えることのできなかった彼であり、見事メロメロになってしまったらしい。曰く「途中から、何を言っているのか分からなくなってしまった」とのこと。

しかし、「何も言葉が出てこなくなった」でなく「言っていることが分からなくなった」というのが、彼の凄いところ。そんな状況下でも、尽きることの無い言葉が彼の口を出ていったようだ。その言葉に中身があったかどうかは、別にして。

案の定、その会場には「?」マークがいっぱい浮かんだ雰囲気だったという。彼が、酷く落ち込んだのは言うまでもない。

2002/04/02

健康優良児
制度としてあったものかは定かでないが、主人が小学生の頃には「健康優良児」なるものがあった。少なくとも、そういう言葉はあったはずである。記憶が確かなら−−−最近頓に怪しいが−−−、小学校6年間を無遅刻無欠席で卒業した児童を、健康優良児として表彰するというものだったと思うのだが・・・。

考えてみれば「小学校6年間を無欠席」というのもスゴいことである。小学生が年間に登校した日数を−−−当時は土曜も学校があったわけで−−−およそ250日程度として考えると、ざっとプロ野球の年間試合数の倍になる計算である。

とすると、健康優良児たるその少年(少女)は、プロ野球の試合にして12年分、都合1500試合に連続出場したことになる。しかも、フルイニング。これは流石の鉄人衣笠もケツを捲くって逃げ出すに違いない。言わば「鉄人優良児」である。

ちなみに、我が主人は鉄人には遠く及ばない。というよりも、"できることなら休みたい"的軟弱児童であった。そんな主人に言わせれば「皆が勉強しているときに暖かいフトンに入っていられる、あの心地良さを知らないことの方が、よっぽど精神的に不健康だ」ということらしい。

彼が、その考えを過去のこととしているのか、それとも未だ持ち続けているのか、については言及しないでおこうと思う。

2002/10/11

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