やしち日記5
日本の景気回復は近い?
2000年問題は年末までの主人の悩みの種であった。やれ電気が止る、ガスが止る、コンピュータはおかしくなる、と主人だけでなく世間の多くも不安を抱えさせられていたわけだが、幸か不幸か2000年の元旦は静かに幕を開けたようである。逆にあの騒ぎがなんだったのか気にならないこともない。
さて、年末の年賀状シーズンになると売れるのがプリンタらしい。理由は説明するまでも無いだろう。当然メーカもここに合わせて製品を揃えてくるそうだ。そして昨年末、遂に主人もプリンタを購入する決意をして、早速パンフレットを集め出した(だいたい主人はパンフレット集めから行動を開始するのであるが・・・)。そんな主人の目に留まったのがデジカメ対応プリンタ。といっても、プリンタの画質の話しではなく、メディアデータの読み込み機能が組み込まれたプリンタのことである。昨今売れているらしいデジタルカメラの勢いをプリンタメーカ側も見逃すことができなくなってきたようだ。
プリンタ自体の機種数は多いものの、流石にデジカメ対応となるとかなり数は絞られる。そんな中から主人が選んだのは某社のプリンタ。選択のポイントはプリンタ単体で印刷ができることとコンパクトフラッシュとスマートメディアの両方を読み取れることの二点だったとか(・・・分かる人にはこれで機種が分かるらしい)。2つのメディアから読み取れる、という機能が過剰なものである気がしないでもないが、我が輩には伺い知ることのできない世界の話しである。
やっとプリンタも購入しご機嫌でも良さそうな主人であるが、意外にもその顔は渋い。あるところの評価で、そのプリンタがあまり高評価でなかったことも関係ありそうだが、ホントのところはこうらしい。
「プリンタが良くても、デジカメの方が力不足みたいなんだよね〜」
彼はこの先の言葉を続けないが、「新しいデジカメを・・・」と言いたいに違い無い。確かに主人のものはデジタルカメラとしてはやや古い部類に入るものだ、そういうこともあるかもしれない。しかし我が輩には上の発言が、主人の周到な計算から発せられたものではないかと推測する。その伏線はプリンタの選択の時点からあったのでないか・・・。よく見ると渋いはずの主人の顔の中で目だけは笑っているようにも見える。
冴えない話題で始まった2000年の日記であるが、これからもよろしくご愛顧の程をお願いしたい。
2000/01/18
事件の裏側には何が?
グリコ・森永事件は完全時効を迎えたらしい。時効成立が15年であるわけだから、主人が小学生の頃、我が輩に至っては未だ世に姿を現す前の事件である。時効成立直前に犯人逮捕というケースが最近続いたこともあり、テレビ、新聞もしきりに事の顛末を報道していた。しかし、この事件は未解決のままに幕を閉じたのである。
時効の成立した日の朝、主人は何気にさんでぇぷろじぇくなる番組にチャンネルを止める。そこには50代半ばの男性の姿があり、画面の字幕にはこう書かれていた。
「怪人21面相か!疑惑を徹底追及!!」
なんたることか。時効が成立したとは言え、個人を連れてきて「あなたは犯人ではないのですか?」と質問を浴びせているのである。これをどう考えたらよいのか、−−−マスコミが目をつけるような人物は警察も既に捜査を進めたであろうことを推測すればその人は真犯人ではないだろう−−−マスコミが衆人環視の下に連れてくる以上、ある程度の裏づけがあるものと考えるべきでは?−−−、難しいところである。しかし、その人の顔にはモザイクも何も掛けられず、おそらく個人名まで挙げられているのだ・・・なかなかにしてシュールである。
ここで1冊の本をご紹介しよう。内田康夫の「白鳥殺人事件」、推理小説だ。読み出すと直ぐに分かると思うが、この小説はグリコ・森永事件が題材になっている。読む興味を無くなってしまってはいけないから詳しくは書かないが、筆者はその犯罪のベースを大量生産の菓子の中に埋もれていった個人の反発としている(乱暴にまとめている点は御容赦)。最後は内田氏の作品ではお馴染みの探偵浅見光彦によって事件は解決、犯人は無事確保されるのであった。
さて、内田康夫作品の中には他にも「三億円事件」を題材にしたものもあり、これもなかなかの読み応え。限りある情報を巧く1つの流れにまとめられるものだと感心しきりの主人、「是非とも今度はジョンベネちゃん事件の解決を」などと叫んでいる。しかしこれはどうだろう・・・どう考えたって日本人探偵を事件に絡めさせるのは至難の技と思われるが、如何。
2000/02/15
東京都新宿区
新宿駅周辺を徘徊していた主人が、けたたましく鳴るサイレンの音を耳にしたのは先週の日曜日、東口方面から高島屋の方に向かって歩いていたときのこと。主人と同じ進行方向に進んできたその消防車は突如右折、新宿駅ビルの通用口、ちょうど南口改札の下側に横から突っ込む格好で入っていったのである。
外からは火も見えなければ、煙も上がっていない。しかし、1台目の消防車に続き、2台目3台目と大小様々な消防車がサイレンを鳴らしながら次々とやって来た。たちまち消防車でいっぱいになった光景に心配そうな顔をした人、人、人。主人もそんな群集の一人であったが、興味は人一倍強い人間である。とりあえず危険ではないと判断するや、その通用口の方に近寄って行ったのだが、そこでも煙りはおろか、焦げるような臭いさえも感じられない。集まった消防隊員達の動作も殺気だったものはなく、どこか平和な雰囲気が漂う。周囲の野次馬たちも「ボヤだろ」などと口にしていたが、そんなところだったのだろう。
熱し易く冷め易いタイプの主人、急速に興味が薄れていったに違いない。ソソクサと人込みを抜け出し、現場からやや離れた場所へ移動。そこでの1枚が右の写真だが、何のために撮ったものなのかは不明。本人としてはスクープ性を感じたのか、それともそこにいたことを証拠として残したかったのか・・・。そこにカメラを持って来ていたから、というのが実は真相かもしれない。
もはやデジカメバカ状態の主人であるが、最近良いことがあったらしい。どこぞの写真コンテストにおいて、彼の作品が入選を果たしたのだ。主催側自らが「芸術性を競うことを目的としていおらず、テーマに沿ったものであればOK」と断りを入れてしまっているものだが、数ある中から(総作品数は不明)から選ばれたという点に、素直に喜んでいる主人である。ちなみに個人名が出ているので、どの作品かを示すことを避けておくが、主人によれば「4つの中で、一番センスがあるのが俺の作品だ」とノタマわっている。今回が彼にとって2度目の応募であったことも付け加えておこう。
目下のところの主人の楽しみは、コンテスト入選の賞品である。あの表情を見る限り、相当なものを期待していそうなのだが、それほど話しは巧くいくまい。しかし、実のところ我が輩もその賞品が何なのか興味津々なところである。分かり次第、皆さんには報告したいと思う。
 | タイトル 「なんちゃってニューヨーク in 新宿」※入選作品とは無関係です。
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2000/03/15
身分不相応
Jリーグも始まった季節であるが、最近週末に出かけることの多い主人。税制優遇ブームに乗ってか、不動産屋に連れられてマンションを物色しているらしい。本当に購入に踏み切るのかは兎も角、もしそういうことになると主人にとって一世一代の買い物となるのは間違いない。
新築のマンションと中古のマンションを見て廻るにあたっての決定的な違い、それは中古物件には生活の跡がはっきりと残されている点である。住人が未だ住んでいる状態を見せてもらうケースも少なくない。新築マンションのモデルルームと違って、等身大の生活が垣間見えるのだ。「子供が大きくなったから広いところへ」という家庭では、家具がところ狭しと並び、子供部屋と思しき部屋には勉強机と2段ベットが押し込められている。高級感漂うマンションからの更なるランクアップを目指す家庭では、その御夫婦の華麗でインテリな職業がわかることもあり、また、このご時世だけに借状物件なる裁判所の絡んだ物件を見る機会もあった。
実は人見知りなところのある主人にとって、そういう経験は気の乗らないところであったのは事実である。しかし、慣れによるものか最近はそれなりに積極的なところをみせているらしい。この週末には、かなり予算オーバーな物件のオープンルームにも顔を出していた。勿論、"後学のために"という名目の冷やかしである。ちなみに、この物件「居住面積:90平米以上、価格:3000万円、管理費:月45000円」というもので建物も、その入り口も、不必要なまでにゴージャスなものであった。もう管理費からして降参である。しかし、流石に中身は素晴らしく、特に食器洗浄機から洗濯機までが組み込まれたキッチン周りには驚嘆の声を上げるのみであった。
〜〜〜しかし、この後主人はさらに大きな衝撃を受けることになる。〜〜〜
この物件を担当する営業マンとの会話から、主人は目の前のマンションでもオープンルームが行なわれていることを知る。そこは主人にとってはさらにオーバースペックなマンションであった。「居住面積:120平米、価格:4300万円、15階建ての8階で平成7年築」というもの。それだけでない、このマンションにはフロントが有り、しかもそのフロントはマンションとは別棟になっているのである。もう後は推して知るべしだ。前の物件では30分は見渡す余裕を持っていた主人であるが、ここではものの5分程度で退散してしまったのは事実である。ここの住人であろう、ある家族とエレベータで一緒になってしまったのも影響があったかもしれない、身なりが優雅なのだ。
泥棒の如く家に逃げ帰った主人、「居住面積:33平米、月額賃貸料:65000円、共役費3000円」のこのアパートが自分には合っているのだと呟き、この言葉が皮肉でなく事実であることに苦笑するのみ。身分不相応という言葉を身をもって知った我が主人の一日であった。
2000/03/20
富山紀行
しかし妙な天気であった。主人が、この週末に訪れた富山でのことである。晴れては曇り、やがて雨になり、雪が降り、という落ち着きの無さ。富山を案内してもらった知人からは「富山らしい天気で良かったね」とは言われたものの、それが"雪の降る天気"のことを指しているのか、それとも"変わりやすい天気"のことだったのか、主人には未だに謎のようである。
この季節、富山と言えばホタルイカだそうで、かねてから「おいしい魚を食べたい」と連呼していた主人にはうってつけであった。また案内役を頼んでいた友人が夕食に主人を連れていった店も、"新鮮な魚を出しまっせ"とばかりの店構えで、店頭の水槽にもホタルイカの姿がチラホラ。目を輝かせた主人と一行、予算を決めてあとはお任せというかたちで料理を待つことに。
最初に出てきた"お通し"は、軽く茹でられたホタルイカをタレに付けて食すもの。行儀良くホタルイカが並んでいる。−−−しかし、ここで主人は学生時代に食べたホタルイカの薫製を思い出していた。味よりも寧ろ、茶褐色になった多くのホタルイカ達が透明な袋の中から主人を見つめている姿を、である。−−−一瞬怯んだ主人であったが、「これは暖かいうちに食べておかないとツラくなる」と判断し、猛然と全てを胃袋に詰めていったのは間違い無い。その頬張る姿を誤解した友人「僕の分も食べない?ちょっと苦手で。」と皿を差し出すが、やんわりと断って無事に一難やりすごすことのできた主人であった。
次にテーブルに載せられたのは、待ちに待った船盛りであった。ところが、、、『一難去ってまた一難』とは巧く言ったものである。その刺し身の間にはホタルイカが身を横たえていたのである。生きが良さそう、などと感心半分、恐怖半分に眺めていた主人、「きゃ〜〜〜」・・・この悲鳴が口から出たものか、心の中の叫びだったかは定かでない。何に悲鳴を上げたか−−−活きが良いというレベルでない。エラなんかペラペラ振っていて、ピンピンなのだ!箸で持ち上げたってシソの葉を落とすこと無くもがいているし、醤油に付けると恨めしそうに睨むのである。このときばかりは、同席していた4人全員、目が点になっていたのは言うまでもない。
結局は口に入れた主人である。しかも聞けば、「お通しのホタルイカも、船盛りのものもおいしかった」そうだ。マッタク人間という生き物は・・・。
2000/03/31
懸賞生活
懸賞への応募は主人がインターネットに接続する目的のひとつである。かと言って、これまでに特別なものを当てた経験も無い。『缶ビールのモニタープレゼント』と『おそらく誰にでも当ったのであろう携帯電話の本体のみプレゼント』といったものが関の山だ。
それを考えれば、なかなか凄い状況となったのが先週末。先ずはアンケートに回答したことへの謝礼として送られてきた『図書券』。次はこれで3、4度目となる『缶ビール6本セット』。そして最後に新聞販売店からの『Jリーグ観戦チケット』。これらが一日のうちに届けられたのだから、主人が有頂天になったことは想像に難くない。ちなみに翌日届けられたダンボールも懸賞賞品と思い込み、開けてみたら毎月送られてくるお米だったなんてエピソードができてしまったのは御愛敬である。
さて、こうなると気になるのが、フォトコンテスト受賞による賞品の件である。まだ賞品が送られては来ないのだが、主催者側からの説明があったようで、主人も期待半分不安半分で待っているらしい。しかし、元来待つことの苦手な主人である。情緒不安定となって、また質問のメールを出してしまう日も近いかもしれない。そして待てば待つほど主人の中の期待と妄想は膨らんでいくのである。くわばらくわばら。
2000/04/10
求む、名推理!
探偵を稼業とされている方、及び推理小説マニアの方々には是非読んで頂き、推理をお願いしたい。なお、これから書き綴っていくことは我が主人が体験した事実であり、その状況をできるだけ詳細に書いたものである。
それは横浜の方へ花見に行って、帰ってきたときのことである。その日は自転車で駅に向かった主人、その自転車を取りに戻るため駅ビルの駐輪場へ向う。その駐輪場は駅ビルの地下に位置しており、100台程の自転車が置ける程のスペースでしかないが、トレー式に自転車を二層状態で置けるため実際の駐輪台数は遥かに多い。事実、朝や昼時はそのエリアには自転車が充満し、駐輪場の入り口やその外側にまで溢れる状態である。
しかし、既に日は暮れた時分であったため台数も少なく、下層に置いておいた自分の自転車を容易に見つけられた。だが自転車に近付きながらも主人は何か不自然さを感じる『行くときに駐輪した位置と微妙にズレている』。まぁ、誰かが自分の自転車を取る際に動かしたのかもしれない。しかし、まだ違和感を感じる。直後気付いた『カギがない!それも2つとも』。
詳しく説明しよう。主人の自転車には2つのカギがある。1つは前輪に車止めをする形で挿入するよくあるタイプの鍵、もう1つは番号プッシュ式のチェーンキーである。前輪止めが掛けられることはほとんど無く、この日も主人はチェーンキーのみを使用していた。ところが後輪に掛けられたチェーンキーは取り去られており付近にも見当たらず、さらに前輪止めは掛けていなかったにも関わらず、こちらも根こそぎ無くなっていたのだ。
どういうシチュエーションが考えられるだろうか。『カギだけが欲しかった』−−−やや考えにくいが事実をストレートに見ると、先ずこう考えられる。しかし、それでは前輪止めまで取り外す必要はないだろう。『自転車が目的であった』−−−普通に考えれば、これが自然。ただ、ここでも掛かっていなかった前輪止めを外す必要はない。自転車を駐輪場に戻しに来る、というのも考えにくい。『自転車は2度盗まれた』−−−チェーンキーを外されて乗られていった自転車は、ある場所で前輪止めを掛けられて捨てられ、そして今度は前輪止めを外して乗ってきた者がいた、というストーリーになるのか。しかし、その自転車の行き先が元に置かれていた場所と同じ位置というのは確率的に非常に厳しい。
我が輩が考え付くのはここまでである。ポイントは「なぜ、掛けられていなかった前輪止めまで外されたのか」というところにありそうだ。ここまで読んで下さった諸氏に問う、駐輪してからその自転車を取りにいくまでの、およそ8時間に起きたストーリーを思い付く方はいないだろうか。思い付いた方は是非連絡頂きたい。もちろん、このストーリーに関わった当人でも良い。そのとき詫びの一つもあれば主人も水に流すだろう。なにしろ本人は自転車本体が盗まれなかったことで喜んでいるのだから。
・・・当人は自転車を返したことで免罪符と考えているのかもしれない。だとすると、やはり自転車は一時的に盗まれたのか?
2000/04/12
難事件、その後・・・
残念ながら前回の日記に書いた難事件に対しての推理回答の方は送られてきていない。我輩も事有るごとに、あの不思議な出来事を推測するのだがやはり腑に落ちぬ結論しか出てこない。ところが・・・ところが、である。
今日も今日とて外出の主人、例の事件以来初めて自転車で駅に向かうことに。他に選択肢はなく、仕方なく同じ駐輪場に自転車に止めようとした主人であるが、その視線の先にあったのは盗まれたはずのチェーンキー。主人が見つけてくれるのを今や遅しと待っていたかのように、自転車を載せるリフトの先で揺れていたのである。
おそらくチェーンキーは二週間前から、そこにあったのだろう。頭に血が昇った主人には見つけられなかっただけに違いない。しかし、このことは同時に2つの事実を示している、即ち『犯人にとってチェーンキーが主目的ではなかった』ということ、そして『自転車が主目的であった』ということ。やはり、自転車は一時的に盗難にあっていたということである。
何故掛かっていなかった前輪止めまで外したのか、というところに依然疑問は残るものの我輩の推測は以下のような結論に至った。
犯人はかなり自転車の盗難に手馴れた者であり、鍵の番号や取り外しをたやすくこなせる人間に違いない。彼は駐輪場にて主人の自転車を今回の獲物とし、早速作業にかかる(こういうことは手早く済ますのが必須だろう)。どちらの鍵を先に外すだろう−−−やはり前輪からだったのでないか。しかし彼は驚く、即ち取り外してみたものの前輪には鍵は掛かっていなかったのである。少しは無力感を感じただろうか、犯人は猛然と後輪のチェーンキーに取りかかる。どうやって番号を当てたのかは本人にしか分からぬことだが、おそらく手馴れた手付きで解答に行き当たったに違いない。こうして何事もなかったかのように自転車に乗って行った犯人であるが、彼のポリシーはその自転車を返すことにあるに違いない。このことは盗みを大げさなものにしないための彼なりの考えなのかもしれない。
さて、自転車を駐輪しようとして鍵を見つけた主人、当然の如くそれを自分の自転車に施錠し、さらに事件後に購入したチェーンキーも二重に巻いて駐輪場を後にしたのである。出先から戻ってきた主人が、無事自転車が盗まれずにあったことを確認したのはそれから5時間後のことであった。
 | タイトル 「なんちゃってビバリーヒルズ in 本牧」
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2000/04/30
何が起こったか
不思議なことにこのページへの訪問者が急に増えた、と言ったって今までとの相対的な話しだから決して人に誇れるようなものではない(もとより誇るようなことではないが)。何故増えたのか・・・簡単に言えば、偶然に世間の波と同調したのだ。どういうことか解説しよう。
先ずは『トルシエに物申す』のページ。時あたかも「解任か?続投か?」で世論沸き上がる中、ここを訪れる人が多くなったのは想像に難くない。タイトルはなかなか過激であり、ここぞとばかりにアクセスした人も多かろう。しかし、来る人あれど書き込む人あらず、の状態で主人が期待する程、掲示板の方への書き込みは増えていない。やはり書き込む行為にさせるにはさらなる努力が必要なようだ。
偶然はさらに起こった。どうも、キングスシンガーズなるコーラスグループのTV放送が行なわれたらしく、何かしらの情報を求めた方が漂着してきた。残念ながらこの先のページにはアクセス制限が掛かっており、パスワードが必要となるのだが何名かの方からはパスワード送付希望のメールが送られて来ており、これまであまり反応が無かったことを考えれば格段の展開である。また全ての人がメールを出すわけでないと考えれば、かなりの方が来られたことは想像に難くない。しかし、その方々の期待に応えられるほどの内容があるのか、は微妙なところである。
さて、最近主人が最も手を入れているのは『Zoom Laboratory』である。今、急速に普及が進むデジタルカメラに関するページであり、主人もかなりの期待をしていたようだが、ここへのアクセス状況はあまり掴めていない。しかし、アクセス数の波をならしてみた場合、その波が上がってきているのは確かであり、陰ながらこのページを支えているのは実はここなのかもしれない。
最後に残るは、このページ『わんわんハウス』。他が頑張っているなか、遅れをとるわけにはいかない。我が輩も日記更新のペースを上げたいものである。
2000/05/23
くいずです
特別ドラマを見る人間ではないのだが、興味を持って見出したドラマは、最後まで見続けるという人間が主人である。今やっている「私の青空」にはそれほど固執していなさそうだが、歴代のNHKの朝ドラはかなり見ていると自負している。
今、主人が楽しみにしているドラマがTBSで放送されているquizeである。子供を誘拐された両親の下に「くいずです」というタイトルから始まる、脅迫のEメールが犯人から送られて来るのが、このドラマの肝である。ちなみに今日が、このドラマの最終回である。よって今さら、このドラマの内容を説明するわけにはいかないが、その内容を知っている人にしか通じない内容になってしまうことをお詫びしておきたい。
今日の最終回、犯人が明らかにされるのは間違い無い(そりゃそうだ)。果たして犯人は誰か−−−。ところが小説などと違ってテレビドラマを語るときに俳優の配役を考えないわけにはいかない。つまり、主人公と同様に相手役(今回は犯人役)にはそれなりの格が必要になるわけで、純粋なストーリーからでない部分からも犯人を絞っていくことができてしまう(しかも、このドラマではかなりの俳優がストーリーの中心から既に離れてしまっている)。これを逆手にとるドラマがあったりすると(全然目立ってなかった人間が犯人だったとか)もっと面白いと思うのだが・・・
主人の犯人推理はこうだ「ストーリー的にも、配役的にも最も怪しいのは竜雷太だと言えるが、逆にアカラサマ過ぎる。そうすると主人公以外で残っているのは内藤剛志だけ、とも言える。それに彼の人の良さが犯罪と結びついていたら衝撃的な結末を迎えられるに違いない。」
『良い人は実は真犯人』という推理自体がよくあるパターンのようにも思えるが、さて結果や如何に。ちなみに、このドラマのホームページはブレアウィッチプロジェクトの二番煎じのような気もするが、犯人予想のアンケート結果とその理由は読んでいて肯くことの多いものだった。ゆっくり読んでみたいが、これを面白く感じられるのは結論を見るまでのことだろうか・・・
2000/06/23
O−157
今日の新聞に−埼玉県内の食肉業者が出荷した加工肉からO-157が検出された、との保健所の判断は間違いだった、とのニュースが載っていた。これを受けて、県は対象製品の回収命令を解除し、この業者に対して陳謝する、という内容も書いていたはずである。なんでも検査の際に保健所が持っていたO-157の菌が混ざったかなにかして、これからO-157が検出された、というのがコトの顛末らしい。

しかし気の毒なのは、保健所から誤判断を受けてしまった食肉業者である。事件直後はその商品名はもちろん、会社名までテレビで連呼されてしまったのだ。それを今更「間違いでした」と言われたところで(もちろん言われないよりはいいのだが)、消費者に一度"危険"という目を向けられてしまった事実は消えようがなく、これがこの先も(感染していなかったと分かっていても)マイナスの要因として働くのは間違い無いに違いない。是非、県には陳謝だけでなくさらに突っ込んだ救済を願いたいものである。閣議の場で閣僚の面々にその製品を食べてもらって大々的にアピールしてもらってはどうだろうか、タンカー沈没直後に日本海のカニを食べていたように(いやいや、このパフォーマンスに何の意味があろうや)。
しかし、何故に我が輩はこうも強い意見を書くのか、理由は簡単だ。我が輩は埼玉県人(犬)だからである。それに我が輩の食事にはいつも地元の業者で売られている100グラム140円の豚バラが使われている身であり、なかなかどうして他人事ではないのだ。我が主人だって、その恩恵を受けている一人である。
奇しくも今日は主人の父親が退職する日である。長い間のお勤め、御苦労さんでした(刑務所から出てきた人への言葉のようだ)。しかし、これを機会に我が輩の食事のグレードが下がるのは、避けて頂きたいものである。いや、それにしても本当に長い間お疲れさまでした。
2000/06/30
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