マツダの新車、アテンザの評価が高い。 ここだけでなく、他の複数の雑誌もかなり高評価のようだ。 やはり、マツダおよび親会社のフォード共々、キアの倒産→現代への吸収により、彼の国と縁が切れた効果か。 おそらく、これは日本のみならず欧州でもヒットするだろう。 しかしかの国をチンチンにしたわけではないので、負のエネルギーが無くなっただけとも言える。

マツダアテンザスポーツワゴン
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マツダが社運をかけて開発したアテンザは、素晴らしい出来栄えだった。これからのマツダ車の軸となるまったく新しいプラットフォームに新開発のエンジンと、すべてにおいてブランニュー。「乗ってみれば違いがわかりますよ」という、いつもは控えめな開発陣の自信のコメントに期待がふくらんだ。とかく期待値が高いと、そこそこの出来では不満足。落胆させられることだってある。ところが、イタリア・ローマの国際試乗会場で乗ったアテンザは、手ごたえ上々。マツダの今後を大いに期待させる逸材だったのだ。試乗したのは2.0の4ATと、2.3の5MT車。前者でのいきなりの高速走行で、早くもこれまでのマツダ車とは次元の異なるフィールを実感させられた。直進性のよさといったら、ホレボレするほど。国際レベルでみても、トップランクといえるだろう。 しかも、走りのクオリティが高レベル。乗り心地面も静粛性面でも自慢できる。ちなみに100km/hは4速で2750回転、もちろん余裕しゃくしゃくだ。Dレンジフル加速では6000回転でシフトアップ。エンジンは気持ちよく吹き上がり、4ATの変速はキックダウン時を含め、じつにスムーズ。山道でさえパワーに不足を感じないのは、レスポンスがよいから。ツイスティな峠では、ハンドリングの素晴らしさに感嘆させられた。適度な重さのパワステ(ロック・ツー・ロック2.8回転)は正確。フットワークは、マイルドかつねばり腰で一体感がある。スタビリティ、コントロール性ともに申し分なしだ。乗り心地を含め、しなやかな身のこなしが魅力。一方、2.3はスポーツライク。S-VTエンジンは6500回転レッドまでスムーズだし、ほどよいストローク感のある足腰の能力は高い。ヨーロッパの一線で通用するスポーツセダンといえるだろう。