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ブラッド・ソード・シリーズのゲームブックは、戦術マップを使用した優れた戦闘・魔法システム、自由編成の複数キャラクターによる冒険、テーブルトークRPGライクで多人数での参加も可能なゲーム展開など、他のゲームブックには殆ど見られない要素に彩られた極めて斬新なものでした。著作者のDave Morris氏とOliver Johnson氏が、テーブルトークRPG「ドラゴン・ウォーリアーズ」のデザイナーでもあることを考えれば、これらの特性は納得のいくものでしょう。 日本では大出健氏の翻訳により、富士見書房から第四巻まで刊行されましたが、最終巻にあたる第五巻「The Walls of Spyte」は、残念ながら1999年1月現在、いまだ未訳のままです。 幸いにして、この第五巻を原書で入手できましたので、ここでその紹介をさせて頂きます。いわゆる「ねたばれ」に属するかどうかの区分は、他の部屋よりも厳格に行ったつもりです。ここを見ることで、ブラッド・ソードの良さを思い起こす方が一人でもおられましたらそれに優る喜びはありません。もちろん、純粋な知的好奇心からブラッドソード最終巻について知りたいと思われる方に対しても、なにがしかの手助けになれば幸いです。 |